ユーザーの皆さま、こんにちは。コミュニティグループの中野です。
今回は、2026年6月から7月にかけてZoho CRM に追加された機能の中から、
日本国内のユーザーの皆さまに関連する主なアップデートをご紹介します。
<目次>
- 関連リストを大きな画面で確認・一括操作
- インポート機能の改善
- エクスポートファイルのセキュリティと利便性を向上
- レイアウトルールに9つの処理を追加
- ケイデンスのフォローアップ条件を強化
- WebフォームにCookie同意管理を追加
1. 関連リストを大きな画面で確認・一括操作
関連リストのデータを、画面いっぱいに広げて確認できる「拡大ビュー」が追加されました。
これまで関連リストに一度に表示できるデータは10件まででしたが、拡大ビューでは
1ページあたり最大100件のデータを表示できます。
また、詳細画面を離れることなく、以下の操作を行えます。
・詳細フィルターによるデータの絞り込み
・表示する列の選択
・選択したデータへの一括操作
・関連リスト用に設定されたカスタムボタンの実行
たとえば、取引先に関連付けられた連絡先を絞り込み、
対象者へのメール送信やタグの追加、一括更新などを行うことができます。

適用範囲:
関連リストが利用可能なすべてのプラン/JP・CA・SA・AUデータセンター(2026年7月2日時点)
※複数選択ルックアップ項目の関連リストは対象外です。
関連情報:
2. インポート機能の改善
データのインポート・エクスポート機能が改善され、より多くのデータを扱いやすくなりました。
インポート機能では、主に以下の操作が可能になりました。
・有料プランにおける1回あたりのインポート件数上限の引き上げ
・xls/xlsxファイルをcsvファイルと同じ件数上限でインポート
・見積書、受注書、発注書、請求書タブへの直接インポート
・サブフォームや複数選択ルックアップなど、関連するデータの同時インポート
・メモの更新とアップサート
・複数選択リストの既存の値を残したまま、新しい値を追加

適用範囲:
すべてのデータセンターに所属するすべてのユーザー(2026年6月19日時点)
※インポート件数の上限や利用可能な処理は、プランや対象タブによって異なります。
関連情報:
インポート機能
3.エクスポートファイルのセキュリティと利便性を向上
データのエクスポート機能に、以下の2つの設定が追加されました。
・エクスポートするZIPファイルへのパスワード設定
・リッチテキスト形式のデータをプレーンテキストとしてエクスポート
ZIPファイルにパスワードを設定することで、ダウンロード、保存、共有時に
第三者から閲覧されるリスクを軽減できます。
また、リッチテキスト形式のデータをプレーンテキストとしてエクスポートすると、
HTMLタグが取り除かれ、内容を確認・加工しやすくなります。

適用範囲:すべてのデータセンター(2026年6月23日時点)
※パスワードで保護されるのは、ZIPファイル全体です。ZIPファイル内の個々のファイルにパスワードが設定されるものではありません。
※パスワードの設定に加えて、ファイルの共有方法やパスワードの管理にもご注意ください。
関連情報:
4. レイアウトルールに9つの処理を追加
新しい処理を設定できるようになったほか、特定の権限を持つユーザーにのみ
レイアウトルールを適用できるようになりました。
これにより、ユーザーの役割に応じて、表示内容や入力時の動作を調整できます。
また、新たに追加された「インタラクティブプレビュー」を使用すると、
設定ページ上でルールの適用結果を確認できます。
▪️新しい処理
項目に関する処理:
・選択リストの値の表示
・表示専用項目の設定
・項目の値の設定
・項目の値のレコメンド
・メッセージの表示
その他の処理:
・関連リストの表示
・ボタンの表示
・リンクの表示
・項目の検証
たとえば、商談のステージに応じて項目を読み取り専用にしたり、入力内容に応じて
選択リストの候補を絞り込んだり、ユーザーに確認メッセージを表示したりできます。
また、特定の権限を持つユーザーだけにルールを適用する設定と、実際のデータに
反映する前に動作を確認できるプレビュー機能も追加されました。

適用範囲:エンタープライズプラン、アルティメットプラン/JP・SAデータセンター(2026年7月10日時点)
※レイアウトルールによる表示や編集の制御と、タブや項目に対するアクセス権限の設定は用途が異なります。
機密情報へのアクセスを制限する場合は、権限設定もあわせてご確認ください。
関連情報:
5.ケイデンスのフォローアップ条件を強化
ケイデンスで、通話やタスクの結果に応じて次のフォローアップを実行できるようになりました。
たとえば、通話結果が「興味あり」で、通話時間が10分を超えた場合に、
次のステップとしてデモの案内メールを送信する、といった設定が可能です。
メールに関しても、以下の反応を条件として利用できるようになりました。
・未開封
・未返信
・未クリック
・開封済みで未返信
これにより、反応のあった見込み客だけでなく、メールへの反応が確認できない
見込み客に対しても、状況に応じたフォローアップを設定できます。

適用範囲:全てのデータセンター
※条件を設定できるのは2回目以降のフォローアップです。
※メールの開封状況は、受信者のメールソフトやプライバシー設定などにより、正確に取得できない場合があります。
関連情報:
6. WebフォームにCookie同意管理を追加
Zoho CRMのWebフォームに、Cookieによるトラッキングへの同意を管理する機能が追加されました。
訪問者は、Webフォームで使用するCookieに対して、同意または拒否を選択できるようになります。
同意を確認する方法は、以下の2通りです。
・Zoho CRMが提供するCookie同意バナーを表示する
・Cookie APIを利用して、自社の同意管理システムと連携する
Zoho CRMのCookie同意バナーには、自社のプライバシーポリシーへのリンクを追加することもできます。
すでにWebサイト側でCookie同意バナーを使用している場合は、APIを通じて既存の仕組みと連携できます。

適用範囲:すべてのデータセンター(2026年7月22日時点)
※この機能は、Cookieに関する同意取得や通知の管理を支援するものです。
この機能を有効にするだけで、すべての法令への準拠が保証されるものではありません。
必要な対応は、使用するCookieや対象地域、データの取り扱いによって異なります。
自社のプライバシーポリシーや運用方針もあわせてご確認ください。
関連情報:
いかがでしょうか。ご興味のある機能がありましたら、ぜひ試してみてください!
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