Tip#118【Zoho CRM】サンドボックス(テスト環境)の作成方法

Tip#118【Zoho CRM】サンドボックス(テスト環境)の作成方法

「Zoho CRM のカスタマイズに挑戦したいけど、本番環境へ影響が出るのは避けたい」、「一度挙動を確認したい機能があるが、何が起こるかわからずなかなか試す勇気が出ない」といったお悩みを抱えたことはありませんか?
このような場合には、Zoho CRM のサンドボックス(テスト環境)機能の利用をおすすめします。 

◎サンドボックス(テスト環境)とは?

Zoho CRM のテスト用の環境です。本番環境とは別の独立した環境であり、さまざまな機能を本番環境と同様に追加できます。追加した機能をリアルタイムでテストすることが可能です。
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▼ サンドボックス(テスト環境)の概要 
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◎サンドボックス(テスト環境)の作成方法

設定>データ管理>サンドボックスの順に進みます。「新しいサンドボックスを作成する」のボタンを押すと、新しく作成するサンドボックスのテスト環境を設定するポップアップが表示されます。



名前:サンドボックスのテスト環境の名称です。
詳細情報:テスト環境に関する詳細情報です。
アクセスURL:テスト環境にアクセスするためのURLです。

種類:テスト環境に適用する設定やデータの範囲を選択できます。

設定:適用する設定を選択できます。
すべて(サンドボックス内の設定):Zoho CRM の本番環境で使用しているすべての設定を適用します。
選択中(サンドボックス内の設定):選択した設定のみをテスト環境に適用します。

設定とデータ:適用する設定を選択できるほかに、サンドボックス環境に読み込むデータを選択できます。

サンプルデータ(反映されるデータ):サンプルデータが反映されます。
本番環境のデータの一部の反映(反映されるデータ):選択したタブ内で最近作成されたデータがテスト環境に反映されます。なお、適用するタブについては複数選択や反映するデータ数を設定できます。

アクセスできる人:このテスト環境にアクセスできるユーザーを設定できます。



作成したテスト環境に移動するには、該当のサンドボックス名の右側に表示される「サンドボックスに移動する」をクリックします。



サンドボックス環境に入ると右上にオレンジ色のリボンが表示されるようになります。こちらが表示されていればテスト環境の中に移動しています。テスト環境で設定したカスタマイズは、本番環境へ適用することができます。

◎Zoho CRM の本番環境への適用

サンドボックスの一覧から、本番環境へ適用させたい設定を行なったサンドボックス名をクリックします。適用させたいカスタマイズのチェックボックスをオンにして「変更を本番環境に適用する」を押すと本番環境に設定を適用できます。



日本語のオンラインヘルプでは、サンドボックスのテスト環境でテスト可能な設定の例が紹介されています。こちらもご確認いただけますと幸いです。

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▼ サンドボックス機能の利用例 
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・今回紹介した機能は以下のプランから利用可能です。
 サンドボックス:エンタープライズプラン

・本日紹介した機能に関するヘルプは以下をご確認ください。

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