ワンタイムパスワード認証アプリ

ワンタイムパスワード認証アプリ

ワンタイムパスワード認証アプリは、アカウントの多要素認証を行う際に、一時的にのみ使用可能なパスワード(ワンタイムパスワード)を使用して本人確認をするためのモバイルアプリです。生成されるワンタイムパスワードは、一般的に数十秒ごとに更新されます。ワンタイムパスワード認証アプリを使用してアカウントに多要素認証を設定すると、アカウントにサインインするたびに、認証アプリで生成されたワンタイムパスワードを入力する必要があります。

ワンタイムパスワードを生成する認証アプリには、Authy、Microsoft Authenticator、Google Authenticatorなどがあります。

Idea
メモ:Zohoにも、Zoho OneAuthという認証アプリがあります。認証アプリの基本的な機能に加え、パスワード不要(パスワードレス)のサインインを可能にする独自機能も備えています(モバイルへのプッシュ通知をタップする/QRコードをスキャンすることでサインイン認証を行う)。利用中のアカウントでOneAuthを用いた認証を設定する方法は、こちらをご参照ください。

多要素認証におけるワンタイムパスワード認証アプリの設定方法

モバイルデバイス(端末)に認証アプリをダウンロードしてインストール後、次の2つの方法で認証アプリをZohoに登録できます。
  1. QRコードをスキャンする
    アプリへの登録用シークレットコードの情報を含むQRコードを、登録する認証アプリを使用してスキャンします。
  1. シークレットコードを手動で入力する
    登録する認証アプリを使用して、手動でシークレットコードを入力します。

ワンタイムパスワード認証アプリの登録方法
  1. accounts.zoho.comに移動します。
  2. 画面左側のメニューで[多要素認証]をクリックします。
  3. [ワンタイムパスワード認証アプリ][設定する]をクリックします。QRコードとシークレットコードが表示されます。
  4. QRコードを使用して登録するには、認証アプリを使用して、画面に表示されているQRコードをスキャンします。手動で登録するには、画面に表示されているシークレットコードを認証アプリに入力します。完了すると、アプリでワンタイムパスワードが生成されます。
  5. [次へ]をクリックします。
  6. アプリで生成されたワンタイムパスワードを入力し、[認証する]をクリックします。
Infoメモ:アカウントに多要素認証を設定後、バックアップ認証コードを生成してください。バックアップ認証コードは、モバイルデバイス(端末)を紛失した場合やデバイスを一時的に利用できない場合などに、アカウントにアクセスするのに役立ちます。

ワンタイムパスワード認証アプリを多要素認証のメインの方法として設定するには

アカウントに複数の多要素認証の方法を設定している場合は、そのうちの1つをメインの方法として設定できます。サインイン時には、メインとして設定した方法が標準で適用されます。

ワンタイムパスワード認証アプリを、多要素認証におけるメインの認証方法として設定するには
  1. accounts.zoho.comにサインインします。
  2. 画面左側のメニューで[多要素認証]をクリックします。
  3. ワンタイムパスワード認証アプリの欄で[メインに設定する]をクリックします。
  4. [確定する]をクリックします。

ワンタイムパスワード認証アプリを使用してサインインする方法

ワンタイムパスワード認証アプリが多要素認証のメインの方法として設定されている場合、次の方法でサインインします:
  1. Zohoのサインインページに移動します。
  2. メールアドレスを入力して、[次へ]をクリックします。
  3. パスワードを入力して、[サインイン]をクリックします。
  4. ワンタイムパスワード認証アプリを開きます。
  5. ワンタイムパスワードを確認します。
  6. ワンタイムパスワード認証アプリで生成されたワンタイムパスワードを入力し、[認証する]をクリックします。
なお、上記の画像は一例です。実際に利用中の認証アプリの画面をご確認ください。
別の多要素認証方法をメインに設定している場合の手順については、こちらのページをご参照ください。
Notesメモ:Gmail、Outlook、Thunderbirdなどのメールサービスを使用している場合、多要素認証を有効にすると、サインイン時に問題が発生する可能性があります(ほとんどの場合、「パスワードが正しくありません」といった内容のエラーが表示されます)。これは、該当のメールサービスが多要素認証に対応していないためです。そのような場合、アプリ専用パスワードを生成し、それらを使用してメールサービスに設定することで、問題を回避できます。

ワンタイムパスワード認証アプリにアクセスできない場合のアカウントへのアクセス方法

ワンタイムパスワード認証アプリでアカウントにアクセスできない場合、多要素認証の設定時に生成したバックアップ認証コードを使用してアカウントにアクセスできます。

詳細については、バックアップ認証コードを使用してアカウントを復元する方法をご参照ください。アカウントにアクセスできたら、必ずワンタイムパスワード認証アプリを再設定するか、ワンタイムパスワード以外の認証方法を設定してください。

バックアップ認証コードを生成していなかった場合、または、コードを紛失してしまった場合、サポートチーム(support@zohoaccounts.com)にお問い合わせください。本人確認後、バックアップ認証コードが送信されます。送信されたコードを使用してアカウントにサインインしてください。

ワンタイムパスワード認証アプリの再設定方法

  1. Zohoアカウントの管理ページ(accounts.zoho.com)に移動します。
  2. 画面左側のメニューで[多要素認証]をクリックします。
  3. ワンタイムパスワード認証アプリの[設定を変更する]をクリックします。ポップアップ画面が表示されます。
  4. 画面に表示された手順に従って、ワンタイムパスワード認証アプリを再設定してから、認証アプリで生成されたワンタイムパスワードを入力して認証してください。

関連情報

  1. メールサービス(メールクライアント)におけるアプリ専用パスワードの使用方法
  2. 多要素認証の無効化
  3. 多要素認証に関するよくある質問(FAQ)
  4. 多要素認証のトラブルシューティング

    Zoho CRM 管理者向けトレーニング

    「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。

    日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。

    Zoho CRM Training



              Zoho WorkDrive Resources



                Zoho Desk Resources

                • Desk Community Learning Series


                • Digest


                • Functions


                • Meetups


                • Kbase


                • Resources


                • Glossary


                • Desk Marketplace


                • MVP Corner


                • Word of the Day









                                • Related Articles

                                • macOS/Apple Watchで利用可能なOneAuthの機能

                                  OneAuthは、macOSに対応しています。Mac App Storeからダウンロード可能です。また、OneAuthはApple Watchにも対応しています。 macOS向けOneAuth macOS専用の機能 ウィジェット OneAuthアプリのウィジェットを作成できます。対象のアカウントのワンタイムパスワードをウィジェットから直接確認することが可能です。また、ウィジェットのサイズを変更したり、ウィジェットに表示するアカウントを指定したりなど、カスタマイズもできます。 ...
                                • Zohoアカウントの復元

                                  この記事では、パスワード忘れや2段階認証の問題などにより、Zohoアカウントにサインインできない場合のアカウントの復元方法をご紹介します。 以下の中から、Zohoアカウントへのサインイン方法を選択してください。 パスワードのみ パスワード + ワンタイムパスワード(認証アプリ/SMS)または認証用デバイス パスワード + Zoho OneAuthアプリ Zoho OneAuthアプリでのパスワード不要のサインイン ...
                                • サインインの試行回数の上限に達した旨のエラーメッセージが表示された際の対処方法

                                  原因 サインインの試行回数の上限に達した旨のエラーメッセージは、正しくない認証情報を使用してアカウントにサインインしようとして、サインインの試行回数が8回を超えた際に表示されます。この旨のエラーメッセージが表示されると、使用したブラウザーからのアクセスが一時的にブロックされます。このエラーに関して、主に考えられる原因は次のとおりです。 パスワードが正しくない ワンタイムパスワードが正しくない(SMS/メールのワンタイムパスワード、ワンタイムパスワード認証アプリの場合) ...
                                • 多要素認証に関する不具合のトラブルシューティング

                                  はじめに アカウント保護のために利用中のZohoアカウントで多要素認証 を設定していて、アカウントにサインインできなくなった場合は、サポート窓口にお問い合わせください。担当者が確認後、対応いたします。アカウントにアクセスできるようになった後は、 認証方法を別の方法に切り替える 必要があります。別の認証方法に切り替えることができない場合は、 多要素認証を無効にする 必要があります。 ...
                                • 組織ユーザーに対する組織管理者の権限

                                  組織管理者は、組織ユーザー(または組織ユーザーのアカウント)に対してさまざまな権限を持ちます。組織ユーザーに対して組織管理者が持つ主な権限は、以下のとおりです。 組織ユーザーが行える操作と同様の操作を行う権限(例:パスワードの変更) 組織ユーザーに対する特定のポリシーや制限の適用(例:多要素認証やIPアドレスの制限の適用) 特定の管理操作の実施(例:セッションの削除、組織ユーザーのアカウントの無効化) 以下では、組織ユーザーに対して組織管理者が持つ主な権限について説明します。 ...

                                Resources

                                Videos

                                Watch comprehensive videos on features and other important topics that will help you master Zoho CRM.



                                eBooks

                                Download free eBooks and access a range of topics to get deeper insight on successfully using Zoho CRM.



                                Webinars

                                Sign up for our webinars and learn the Zoho CRM basics, from customization to sales force automation and more.



                                CRM Tips

                                Make the most of Zoho CRM with these useful tips.