Zoho Analyticsで高可用性を設定すると、冗長性を容易に確保し、アプリケーションの停止中も業務を継続できます。高可用性を設定するには2台のサーバーが必要です。1台をプライマリサーバーとして設定し、もう1台をスタンバイサーバーとしてインストールします。高可用性クラスターを設定すると、プライマリサーバーとスタンバイサーバーの間でデータが定期的に複製されます。
プライマリサーバーに障害が発生した場合や、プライマリサーバーにインストールされているZoho Analyticsアプリケーションが停止した場合は、スタンバイサーバーが処理を引き継ぎます。スタンバイサーバー上のアプリケーションが、最新のデータ、レポート、ダッシュボードを使用して自動的に起動するため、アプリケーションを継続して利用できます。この時点でスタンバイサーバーがプライマリサーバーになります。障害が発生した元のプライマリサーバーを復旧し、そのサーバーにインストールされているZoho Analyticsアプリケーションを起動すると、以後はスタンバイサーバーとして機能します。
メモ:ビルド4750以降のZoho Analyticsでは、スタンバイサーバーをインストールするだけで高可用性を設定できます。Windows環境およびLinux環境でのスタンバイサーバーの設定方法については、それぞれのリンクをクリックしてください。
プライマリサーバーとスタンバイサーバーは、同じタイムゾーンおよびネットワーク内で稼働している必要があります。
プライマリサーバーとスタンバイサーバーには、固定IPアドレスを割り当てる必要があります。
Windows環境では、データを容易に共有できるように、両方のサーバーを同じドメインに配置することをお勧めします。サーバーが異なるドメインにある場合や、いずれのドメインにも属していない場合は、ファイル共有を設定する必要があります。ファイル共有の設定方法については、こちらをクリックしてください。
プライマリサーバーとスタンバイサーバーでは、同じオペレーティングシステムとハードウェアアーキテクチャを使用する必要があります。
アプリケーションを再起動する場合は、プライマリサーバーを再起動する前にスタンバイサーバーを停止してください。
両方のサーバーは必ず管理者権限で起動し、アプリケーションの起動と停止はラッパーサービスからのみ実行してください。
プライマリサーバーとスタンバイサーバーが、推奨されるソフトウェアおよびハードウェア構成を満たしていることを確認してください。システム要件については、こちらをクリックしてください。
Zoho Analyticsアプリケーションのインストール時に、高可用性を設定できます。2台のサーバーが必要です。1台をプライマリサーバーとして設定し、もう1台をスタンバイサーバーとしてインストールします。Zoho Analyticsのインストール方法については、こちらをクリックしてください。
Zoho Analyticsのインストール中に、[高可用性の設定]画面で[はい]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックして高可用性機能の設定を開始します。
プライマリサーバーをインストールするには、次の手順を実行します。
次の画面で[プライマリサーバー]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックしてインストールを続行します。インストールが正常に完了すると、プライマリサーバーが設定されます。
インストール中に、[高可用性(HA)の設定]画面で[セカンダリサーバー]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックして続行します。
スタンバイサーバーの固定IPアドレスを入力します。プライマリサーバーとスタンバイサーバーが異なるドメインにある場合や、いずれのドメインにも属していない場合は、スタンバイサーバーの認証情報も入力し、[次へ]をクリックしてインストールを続行します。
インストールが完了したら、表示される[インストール完了]画面で[完了]をクリックします。
両方のサーバーのデータを最新の状態に保つため、プライマリサーバーとスタンバイサーバーの間でファイル共有を設定する必要があります。プライマリサーバーに移動し、ファイル共有を設定してから、Zoho Analyticsアプリケーションを再起動します。(ファイル共有の設定方法については、こちらをクリックしてください。)ファイル共有が正常に設定されたら、プライマリサーバー上のZoho Analyticsアプリケーションを管理者権限で再起動します。プライマリサーバーがオンラインになったら、スタンバイサーバーにインストールされているZoho Analyticsアプリケーションを起動します。(管理者権限でアプリケーションを再起動する方法については、こちらをクリックしてください。)
Windows環境でプライマリサーバーとスタンバイサーバーの間にファイル共有を設定するには、次の手順を実行します。同じドメイン内のプライマリサーバーとスタンバイサーバーだけでなく、異なるドメインまたはワークグループにあるサーバー間でもファイル共有を設定できます。メモ:ファイル共有は、プライマリサーバーとスタンバイサーバーの両方で設定する必要があります。
Windows環境で同じドメイン内の2台のサーバー間にファイル共有を設定するには、次の手順を実行します。重要なメモ:ファイル共有は、プライマリサーバーとスタンバイサーバーの両方で設定する必要があります。プライマリサーバーのインストールディレクトリーをスタンバイサーバーと共有し、スタンバイサーバーのインストールディレクトリーもプライマリサーバーと共有してください。
Zoho Analyticsがインストールされているディレクトリーに移動し、フォルダーを右クリックして[プロパティ]を選択します。[共有]タブに移動し、[詳細な共有]ボタンをクリックします。
[このフォルダーを共有する]チェックボックスを選択し、表示される[アクセス許可]ボタンをクリックします。メモ:[共有名]欄の名前が「Analytics」になっていることを確認してください。
表示された画面で[追加]ボタンをクリックし、プライマリサーバーまたはスタンバイサーバーの名前を「ドメイン名\マシン名$」の形式で入力して、変更内容を保存します。
プライマリサーバーまたはスタンバイサーバーの名前が表示されない場合は、[オブジェクトの種類]ボタンをクリックし、[コンピューター]チェックボックスが選択されていることを確認します。
異なるドメインにある、またはいずれのドメインにも属していない2台のサーバー間にファイル共有を設定するには、次の手順を実行します。重要なメモ:ファイル共有は、プライマリサーバーとスタンバイサーバーの両方で設定する必要があります。プライマリサーバーのインストールディレクトリーをスタンバイサーバーと共有し、スタンバイサーバーのインストールディレクトリーもプライマリサーバーと共有してください。
Zoho Analyticsがインストールされているディレクトリーに移動し、フォルダーを右クリックします。[アクセスを許可する]をクリックし、[特定のユーザー]を選択します。
ファイルを共有するサーバーのユーザー名を入力し、[追加]、[共有]の順にクリックします。メモ:インストール時に指定したものと同じユーザー名を使用してください。
Zoho Analyticsを管理者権限で再起動するには、[サービス]ウィンドウを開き、Zoho Analyticsの項目に移動します。サービス名を右クリックして[プロパティ]を選択し、[ログオン]タブに移動します。管理者の認証情報を入力し、[適用]、[OK]の順にクリックして変更を反映します。
Zoho Analyticsのインストール中に、[高可用性の設定]画面で[はい]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックして高可用性機能の設定を開始します。
プライマリサーバーをインストールするには、次の手順を実行します。
次の画面で[プライマリサーバー]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックしてインストールを続行します。インストールが正常に完了すると、プライマリサーバーが設定されます。
インストール中に、[高可用性(HA)の設定]画面で[スタンバイサーバー]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックして続行します。
プライマリサーバーの固定IPアドレスとポート番号を入力し、[次へ]をクリックしてインストールを続行します。
インストールが完了したら、表示される[インストール完了]画面で[完了]をクリックします。
両方のサーバーのデータを最新の状態に保つため、プライマリサーバーとスタンバイサーバーの間でファイル共有を設定する必要があります。プライマリサーバーに移動し、ファイル共有を設定してから、Zoho Analyticsアプリケーションを再起動します。(ファイル共有の設定方法については、こちらをクリックしてください。)ファイル共有が正常に設定されたら、プライマリサーバー上のZoho Analyticsアプリケーションを再起動します。プライマリサーバーがオンラインになったら、スタンバイサーバーにインストールされているZoho Analyticsアプリケーションを起動します。(管理者権限でアプリケーションを再起動する方法については、こちらをクリックしてください。)
Linux環境では、リモート同期(Rsync)を使用して、プライマリーサーバーとスタンバイサーバー間のファイル共有を設定できます。メモ:ファイル共有は、プライマリーサーバーとスタンバイサーバーの両方で設定する必要があります。
Rsyncを設定するには、次の手順を実行します。
プライマリーサーバーにログインし、ターミナルを起動してssh-keygenコマンドを実行します。これにより、公開鍵と秘密鍵のペアを生成できます。
生成した鍵を保存するディレクトリーを指定し、Enterキーを2回押します。公開鍵と秘密鍵が生成されます。
ssh-copy-id -i <key-file-path>id_rsa.pub <standby-machine-name>コマンドを使用して、生成した公開鍵をスタンバイサーバーにコピーします。<key-file-path>は、生成した公開鍵が保存されているディレクトリーを指します。
スタンバイサーバーのパスワードを入力し、プライマリーサーバーの鍵をスタンバイサーバーにコピーします。
鍵がスタンバイサーバーにコピーされたかどうかを確認するには、プライマリーサーバーからssh <standby-machine-name>コマンドを使用してスタンバイサーバーにログインします。
Linux環境で管理者権限でZoho Analyticsを再起動するには、ユーザーがSudoグループに所属していることを確認してください。
プライマリーサーバーのポート番号や認証情報を変更した場合は、高可用性設定も更新する必要があります。
Zoho Analyticsアプリケーションを開き、[設定]ページの[高可用性]セクションに移動します。
プライマリーサーバーの詳細にマウスカーソルを合わせると表示される[編集]アイコンをクリックします。ユーザー名とパスワードを変更し、[適用]をクリックします。変更を反映するため、スタンバイサーバーが自動的に再起動します。
Zoho Analyticsアプリケーションを開き、[設定]ページの[高可用性]セクションに移動します。
プライマリーサーバーの一覧にマウスカーソルを合わせると表示される[編集]アイコンをクリックし、新しいWebサーバーのポート番号を入力して[適用]をクリックします。次の手順を実行できるように、スタンバイサーバーが自動的に停止します。
プライマリーサーバーを停止し、Webサーバーのポート番号を変更します。(詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。)ポートを変更したら、サービスを起動します。
プライマリーサーバーがオンラインになったら、スタンバイサーバーを起動します。
[設定]ページの[高可用性]セクションに移動し、スタンバイサーバーの詳細にマウスカーソルを合わせると表示される[編集]アイコンをクリックします。ユーザー名、パスワード、またはポート番号を変更し、[適用]をクリックします。
プライマリーサーバーまたはスタンバイサーバーを移行する場合は、次の手順を実行します。
プライマリーサーバーまたはスタンバイサーバーを移行する場合は、既存の高可用性設定を削除する必要があります。高可用性設定の削除については、こちらをクリックしてください。設定を削除すると、サーバーを移行できます。
プライマリーサーバーを移行する場合は、移行先のサーバーにアプリケーションをインストールします。スタンバイサーバーを元の場所に再インストールし、高可用性を再度設定します。高可用性の設定について詳しくは、こちらをクリックしてください。
スタンバイサーバーを移行する場合は、移行先のサーバーにアプリケーションをインストールします。スタンバイサーバーのインストールについて詳しくは、環境に応じてWindowsまたはLinuxのリンクをクリックしてください。
高可用性設定を削除するには、[設定]ページの[高可用性]タブに移動します。スタンバイサーバーの詳細にマウスカーソルを合わせると表示される[編集]アイコンをクリックし、[削除]をクリックします。表示されるポップアップで操作を確定すると、高可用性設定が削除されます。