Zapierによる他のアプリケーション/サービスとの連携

Zapierによる他のアプリケーション/サービスとの連携

Zapier は、オンラインのアプリ連携ツールです。アプリケーション/サービス間でのデータ処理を自動化することができます。Zoho AnalyticsとZapierを連携することで、500種類以上のアプリケーション/サービスからデータを取り込むことが可能です。 

さまざまなアプリケーション/サービスから取得したデータをもとにレポートやダッシュボードを作成したり、データを分析したりできます。 



Zapierへの登録

Zapierを通じて他のアプリケーション/サービスからZoho Analyticsにデータをインポートするには、はじめに Zapier アカウントを作成する必要があります。Zapierへの登録方法については、 こちら をご参照ください。



用語

Zapierを通じて他のアプリケーション/サービスからデータをインポートするにあたって、Zapier特有の用語について説明します。 

  • Zap (ザップ):アプリケーション/サービス間における自動化処理の設定を表します。
  • Trigger (条件):Zap(ザップ)を実行する条件を表します。たとえば、CRMサービスに商談が追加されるたびに商談のデータを他のサービスに自動でインポートするようなZap(ザップ)の場合、「商談の追加」がTrigger(条件)として設定されます。
  • Action (処理):Zap(ザップ)で行われる処理の内容を表します。Zoho Analyticsとの連携においては、取り込むデータを新しい行として追加したり、既存の行を更新したりなど、Zoho Analyticsへのデータのインポート方法をAction(処理)で設定します。 
メモ:
  • Zapierの用語に関する詳細については、 Zapierのヘルプ をご参照ください。
  • 現在、Zoho AnalyticsをTrigger(条件)として設定することはできません。Action(処理)としてのみ設定可能です。

Zoho AnalyticsにデータをインポートするためのZap(ザップ)の設定

Zapierを使用して、指定したアプリケーション/サービスから取得したデータをZoho Analyticsにインポートできます。インポートしたデータをもとに、テーブルに行を追加したり、テーブル内の既存の行を更新したりすることが可能です。Zap(ザップ)の設定の主な手順は以下のとおりです。 

  1. Zap(ザップ)の作成
  2. アプリケーション/サービスの認証
  3. Zap(ザップ)の有効化

Zap(ザップ)の作成

Zapierを使用してデータをインポートするには、Zap(ザップ)を作成する必要があります。作成するには、以下の手順を実施します:

  1. Zapierにログインします。
  2. [Connect this app...] (このアプリケーションと接続する)の項目で、 Trigger (条件)となるアプリケーション/サービス(例:Pipedriveなど)を選択します。
  3. [with this one!] (接続先)の項目で、 [Zoho Analytics] を選択します。



  4. [When this happens...](実行条件)の項目で、Trigger(条件)として選択したアプリケーション/サービスからデータをインポートする実行条件を選択します。 
  5. この例では、 [New Deal] を実行条件として設定します。これにより、Trigger(条件)が満たされるたびに(Pipedriveに新しい商談が追加されるたびに)、Zapierを通じて新しい商談のデータが取得されます。
  6. [Then do this!](実行処理)の項目で、Trigger(条件)が実行された後にZoho Analytics側で行われるAction(処理)を選択します。Zapierで選択可能なZoho AnalyticsのAction(処理)は、以下の2種類です:  
    • [Add Row] (行の追加) - Trigger(条件)によって取得したデータを、Zoho Analyticsのテーブルに新しい行として追加します。  
    • [Update Row] (行の更新)   Trigger(条件)によって取得したデータをもとに、Zoho Analyticsのテーブル内の既存の行を更新します。



  7. [Make a Zap] (Zapを作成する)をクリックします。Zap(ザップ)が作成され、指定した2つのアプリケーション/サービスが連携されます。1つのZap(ザップ)に対して複数のAction(処理)を設定することも可能です。 

アプリケーション/サービスの認証

Zapierを通じてアプリケーション/サービス間で自動処理を設定するには、これらのアプリケーションやサービスを認証する必要があります。 

認証するには、以下の手順を実施します: 

  1. Zap(ザップ)の作成後、設定したアプリケーション/サービスのアカウントの選択画面が開きます。 [Connect an Account] (アカウントに接続する)をクリックします。



  2. アプリケーション/サービスの認証情報を入力します。



  3. 認証の完了後、 [Test] (テストする)をクリックしてZapierとの接続のテストを行います。
  4. アクセスが成功すると、その旨のメッセージが表示されます。 [Save + Continue] (保存して続ける)をクリックします。 
  5. Zapierを通じて接続するアプリケーション/サービスからサンプルデータを取得し、処理のテストを行います。サンプルデータを選択し、 [Continue] (続ける)をクリックします。



  6. [Choose an Action App] (処理を実行するアプリケーションの選択)の画面が開きます。 [Zoho Analytics] を選択します。



  7. [Select Zoho Analytics Action] (Zoho Analyticsでの処理の選択)の画面が開きます。Zoho Analyticsで実行する Action (処理)を選択し、 [Continue] (続ける)をクリックします。



  8. Zoho Analyticsで処理を実行するために、Zoho Analyticsを認証します。 [Select Domain] (ドメインの選択)の欄でアカウントのドメインを選択し、 [E-mail] (メールアドレス)の欄にメールアドレスを入力します。  



  9. Zoho Analyticsのログイン画面が開きます。アカウントにログインし、データのインポートを許可します。



  10. 認証の完了後、 [Test] (テストする)をクリックしてZapierとZoho Analyticsとの接続のテストを行います。
  11. アクセスが成功すると、その旨のメッセージが表示されます。 [Save + Continue] (保存して続ける)をクリックします。 

以上で両方のアプリケーション/サービスの認証が完了します。Trigger(条件)として選択したアプリケーション/サービスからZoho Analyticsにデータをインポートできるようになります。 

メモ: Zapierを使用してデータをインポートできるのは、アカウント管理者とワークスペース管理者のみです。ユーザーの役割に関する詳細については、 こちら をご参照ください。 

Action(処理)の設定

Zap(ザップ)を作成してアプリケーション/サービスの認証が完了すると、Zap(ザップ)で設定したAction(処理)を実行できるようになります。Zapierで選択可能なZoho AnalyticsのAction(処理)は、以下の2種類です:

  • [Add Row] (行の追加) - Trigger(条件)によって取得したデータを、Zoho Analyticsのテーブルに新しい行として追加します。 
  • [Update Row] (行の更新) - Trigger(条件)によって取得したデータをもとに、Zoho Analyticsのテーブル内の既存の行を更新します。
メモ:
  • Zapierを使用してデータをインポートするには、Zoho Analyticsでワークスペースとテーブルを作成しておく必要があります。Zapierの画面内からワークスペースやテーブルを作成することはできません。 
  • 日付の列の形式は、同じ形式に統一する必要があります。 
  • Zoho Analyticsにインポートされるデータは、Zap(ザップ)の設定後にTrigger(条件)によって取得されたデータのみです。Zap(ザップ)を設定する前のデータは取得されません。

行の追加

Action(処理)として[Add Row](行の追加)を選択すると、Trigger(条件)によって取得したデータを、Zoho Analyticsのテーブルに新しい行として追加します。 

以下では、Pipedrive(営業管理のサービス)に新しい商談が追加されるたびに、Zoho Analyticsの「商談」のテーブルに新しい行を追加するZap(ザップ)の例をもとに、[Add Row](行の追加)について説明します。 

この例のZap(ザップ)を作成するには、以下の手順を実施します:

  1. 上記のZap(ザップ)の作成手順に沿って、[When this happens...](実行条件)の項目で[New Deal](新しい商談)をTrigger(条件)として設定し、[Then do this!](実行処理)の項目で[Add Row](行の追加)をAction(処理)として選択し、 Zap(ザップ)を作成 します。 
  2. 各アプリケーション/サービスを認証します 。[Set up Zoho Analytics Row](Zoho Analyticsの行の設定)の画面が開きます。



  3. [Workspace Name] (ワークスペース名)のドロップダウンには、Zoho Analyticsアカウント内で自分がワークスペース管理者権限を持つすべてのワークスペースが表示されます。ドロップダウンから、データをインポートするワークスペースを選択します。 
  4. [Table Name] (テーブル名)のドロップダウンには、選択したワークスペース内のすべてのテーブルが表示されます。ドロップダウンから、データをインポートするテーブルを選択します。 
  5. テーブルに日付の列がある場合、 [Zoho Date Format (optional)] (Zohoの日付形式(任意))の項目で、日付形式を指定する必要があります(対応している日付形式については、 こちら をご参照ください)。
  6. 選択したテーブル内のすべての列が表示されます。列の一覧画面右上にある[+]アイコンをクリックします。Pipedriveの項目が表示されます。



  7. 列にインポートする項目を選択し、列と項目を関連付けます。 
  8. Zoho Analyticsの列とPipedriveの項目を関連付けた後、 [Continue] (続ける)をクリックします。
  9. Pipedriveから取得されたデータの画面が開きます。Zoho Analytics側の処理のテストを行います。データを確認し、 [Send Test to Zoho Analytics] (Zoho Analyticsにテストデータを送信する)をクリックします。



  10. Zoho Analyticsにデータがインポートされます。インポートが完了すると、成功の旨のメッセージが表示されます。



  11. [Finish] (完了する)をクリックし、処理を完了します。この後、Zap(ザップ)を有効にすると、Pipedriveに新しい商談が追加されるたびに、Zoho Analyticsに新しい商談のデータがインポートされます。

行の更新

Action(処理)として[Update Row](行の更新)を選択すると、Trigger(条件)によって取得したデータをもとに、Zoho Analyticsのテーブル内の既存の行を更新します。

以下では、Pipedriveで商談のデータが更新されるたびに、Zoho Analyticsの「商談」のテーブルで行のデータを更新するZap(ザップ)の例をもとに、[Update Row](行の更新)について説明します。 

この例のZap(ザップ)を作成するには、以下の手順を実施します: 

  1. 上記のZap(ザップ)の作成手順に沿って、[When this happens...](実行条件)の項目で[Update Deal](商談の更新)をTrigger(条件)として設定し、[Then do this!](実行処理)の項目で[Update Row](行の更新)をAction(処理)として選択し、 Zap(ザップ)を作成 します。 
  2. 各アプリケーション/サービスを認証します 。[Set up Zoho Analytics Row](Zoho Analyticsの行の設定)の画面が開きます。



  3. [Workspace Name] (ワークスペース名)のドロップダウンには、Zoho Analyticsアカウント内で自分がワークスペース管理者権限を持つすべてのワークスペースが表示されます。ドロップダウンから、データをインポートするワークスペースを選択します。 
  4. [Table Name] (テーブル名)のドロップダウンには、選択したワークスペース内のすべてのテーブルが表示されます。ドロップダウンから、データをインポートするテーブルを選択します。 
  5. テーブルに日付の列がある場合、 [Zoho Date Format (optional)] (Zohoの日付形式(任意))の項目で、日付形式を指定する必要があります(対応している日付形式については、 こちら をご参照ください)。
  6. [Zoho Criteria (Optional)] (Zohoでの条件(任意))の項目で、Zoho Analyticsのテーブル内の行を更新する際の条件を設定します。  条件に一致する行が、取得したデータをもとに更新されます。以下の画像では、商談IDを条件として設定し、商談IDが一致する行のデータが更新されるように設定しています。


    メモ: 条件が指定されていない場合、取得したデータをもとにテーブル内のすべての行が更新されます。  


  7. 選択したテーブル内のすべての列が表示されます。列の一覧画面右上にある[+]アイコンをクリックします。Pipedriveの項目が表示されます。

     

  8. 列にインポートする項目を選択し、列と項目を関連付けます。 
  9. Zoho Analyticsの列とPipedriveの項目を関連付けた後、 [Continue] (続ける)をクリックします。
  10. Pipedriveから取得されたデータの画面が開きます。Zoho Analytics側の処理のテストを行います。データを確認し、 [Send Test to Zoho Analytics] (Zoho Analyticsにテストデータを送信する)をクリックします。



  11. Zoho Analyticsにデータがインポートされます。インポートが完了すると、成功の旨のメッセージが表示されます。 
  12. [Finish] (完了する)をクリックし、処理を完了します。この後、Zap(ザップ)を有効にすると、Pipedriveで商談のデータが更新されるたびに、Zoho Analytics内の商談のデータが更新されます。


Zap(ザップ)の有効化

データのインポートを開始するには、Zap(ザップ)を有効にする必要があります。Zap(ザップ)を有効にするには、[My Zap](自分のZap)タブを開きます。アカウント内のすべてのZap(ザップ)が表示されます。対象のZap(ザップ)で切り替えボタンをクリックし、Zap(ザップ)を有効にします。 
また、ドロップダウンのアイコンをクリックし、メニューから[Run](実行する)をクリックすると、すぐにデータを同期できます。