数式では、関数を使用してさまざまな処理をデータに適用できます。データや処理の種類に応じて、豊富な関数が標準で用意されています。関数を使用することで、複雑な処理を簡単にデータに適用することが可能です。また、関数を組み合わせることで、より高度な処理を適用することもできます。
テーブル内の列に対して関数や計算式を適用し、新しい列として作成することができます。この列は、「数式列」と呼ばれます。
数式列を作成するにあたって、さまざまな処理が可能な関数が用意されています。適用可能な関数や計算式は、列のデータの種類によって異なります。また、加減乗除などの基本的な算術演算子(+、-、/、*)を組み合わせることで、独自の数式列を作成することも可能です。 関数や計算式によって算出された値は、新しい列(数式列)としてテーブルに保存されます。
以下の数式列の例では、IF関数を使用して売上額に応じた評価の値を表示します。指定された売上の範囲に応じて、Excellent(最高)、Very Good(高)、Good(中)、Poor(低)、Others(その他)のいずれかの評価の値が表示されます。
数式列を使用してレポートを作成することもできます。作成方法も簡単です。テーブル内の通常の列と同様の手順で数式列をもとにレポートを作成することが可能です。数式列に関する詳細については、こちらをご参照ください。
集計数式とは、複数のデータに対してまとめて集計やグループ化などの計算処理を適用するための数式です。通常の数式列では、1件のデータ(行)のみを対象とした計算処理を行いますが、集計数式では、複数のデータ(行)を用いて計算処理を行うことが可能です。集計数式を使用することで、複数/大量のデータの合計や平均などの集計処理を行い、出力値をレポートに反映させることができます。このレポートをもとに、分析したデータを組織で活用することが可能です。
集計数式によって出力できる値は、数値のみです。レポート上に表示されているデータやグループをもとに算出されます。また、数式列とは異なり、集計数式の作成に使用したテーブルに、集計数式の出力値を表示するための列は表示されません。集計数式は、作成元のテーブルと関連付けられた状態で保存されますが、テーブル上には表示されません。ただし、レポートの作成においては、通常の列と同様に、集計数式を使用してレポートを作成することが可能です。
以下の集計数式の例では、CRMのデータをもとにSUM IF関数(条件付きで合計を算出する関数)を使用して、商談のうち、受注した商談のみの総額の合計を出力します。
レポート数式とは、特定のレポート専用の数式です。特定のレポート内で使用されている列のみをもとに、簡易的に数式を作成できます。レポート数式では、レポートの作成に使用した列の値に対して、加減乗除などの基本的な算術演算子(+、-、/、*)やIF関数を適用することが可能です。レポート数式による出力値は、対象のレポートに新しい指標データとして追加されます。レポート数式は、別のレポートで使用することはできません。作成元となるレポート内でのみ使用できます。
レポート数式に関する詳細については、こちらをご参照ください。