Zoho Analyticsの基本概念

Zoho Analyticsの基本概念

Zoho Analyticsは、クラウド型のレポート作成サービスです。業務データを分析したり、詳細なレポートやダッシュボードを作成したりするのに役立ちます。 

このページでは、Zoho Analyticsの基本概念について説明します。

Zoho Analyticsの主な構成要素には、ワークスペース、ダッシュボード、レポート、テーブル(クエリーテーブル)の4種類があります。以下の画像は、Zoho Analyticsの各要素がどのように構成され、それぞれの関連性について表したものです。以下では、それぞれの要素について説明します。




ワークスペース

Zoho Analyticsに保存されているすべてのデータは、ワークスペースと呼ばれる場所で管理されます。ワークスペースとは、レポートやダッシュボードを作成するための一連のデータが保存されている場所です。これらのデータはテーブルと呼ばれる要素として保存されます(表計算シートにおけるシートのようなイメージです)。ワークスペースには、ダッシュボード、レポート、テーブルなどの要素同士の関連性を示すデータ構造に関する情報も保存されます。また、今後の分析用に、ワークスペースに保存されているデータから指標データを算出する方法も管理できます。

1件のアカウントで、複数のワークスペースを作成することが可能です。作成したワークスペースを他のユーザーに共有することもできます。

ワークスペースの詳細と管理方法については、こちらをクリックしてください。

テーブル

テーブルには、実際に分析に使用するデータが保存されています。ワークスペースは、これらの複数のテーブルをもとに構成されています。テーブルは表計算シートにおけるシートのような構造を持っており、列と行で構成されています。

それぞれの列には名前と種類を設定できます。種類は、テキスト、数値、日付などの該当の列におけるデータの種類を表します。ワークスペースには、関連する複数のテーブルが保存されています。たとえば、「売上」に関するワークスペースには、「製品」、「売上」、「購入」のテーブルを保存することができます。

複数のテーブルのデータを関連付ける場合は、ルックアップを作成することができます(詳細については、こちらのヘルプをご参照ください)。ルックアップによるデータ間の参照関係を設定することで、複数のテーブルのデータを使用してレポートを作成することが可能です。

テーブルの操作の詳細については、こちらをクリックしてください。

クエリーテーブルとは
  • クエリーテーブルでは、データベースでデータを扱うための「SQL」(Structured Query Language)と呼ばれる言語におけるSELECT構文を使用して複数のテーブルからデータを集め、独自のテーブルを作成できます。作成したクエリーテーブルをもとに、レポートを作成したり、データを分析したりすることが可能です。 
  • 複数のテーブルからデータを集めて結合する場合や、条件を指定して特定のデータを抽出する場合などに役立ちます。また、データの加工処理を行う場合などにも役立ち、関数を適用して計算や加工の処理を行うことも可能です。
  • クエリーテーブルの作成には、一般的なSQLクエリーを使用できます。
  • 現在、Zoho AnalyticsではOracle、SQL Server、IBM Db2、MySQL、Sybase、Informix、PostgreSQL、ANSI SQLのSQLクエリーに対応しています。

数式

数式とは、指標データを算出したりデータを加工したりするための計算式です。レポートを作成したり、データを分析したりする際に数式を使用できます。Zoho Analyticにはさまざまな種類の数式が用意されています。用途に合わせて数式を使用し、レポートを作成することが可能です。

Zoho Analyticsには2種類の数式が用意されています:

  • 数式列:数式列では、テーブル内のデータに数式を適用し、出力された値を新しい列としてテーブルに追加できます。出力される値は、適用した計算式/数式によって異なります。数式の出力結果は、テーブル上の新しい列として追加されます。
  • 集計数式: 集計数式では、計算式で集計関数(SUM、AVGなど)を使用できます。指標データを算出する際に役立つ数式です。集計数式で出力された値は、レポートの作成時に使用できます。元のテーブルに新しい列として追加することはできません。

Zoho Analyticsの数式の詳細については、こちらをクリックしてください。

レポート

Zoho Analyticsでは、グラフ、ピボットテーブル、要約レポート、表形式レポートなどのさまざまなレポートを作成できます。レポートを活用することで、データをより詳細に分析することが可能です。Zoho Analyticsでは、ドラッグ&ドロップの操作で簡単にレポートを作成できます。

複数のテーブルを結合してレポートを作成することも可能です。


Zoho Analyticsでは、次の種類のレポートを作成できます:

  • グラフ:データを見える化することで、データをより効率よく分析できます。Zoho Analyticsには、25種類以上のグラフが用意されています。棒グラフ、積み上げグラフ、円グラフ、散布図、複合グラフ、ファネルチャート、レーダーチャート、バブルチャートなど、要件に合わせてグラフを選択できます。
  • ピボットテーブル(マトリクスレポート、クロス集計レポート):行や列ごとにデータをグループ化したり、集計したりできます。データの配置を動的に変更することも可能です。大量のデータを分析する際に役立ちます。Zoho Analyticsには、ピボットテーブルをカスタマイズするための機能がたくさん用意されています。要件に合わせてデータを並べ替えたり、フィルターを適用したりできます。
  • 表形式レポート:表形式でテーブルのデータを表示できます。表計算シートのようなレポートを作成することが可能です。すべてのデータを確認する際に役立ちます。表形式レポートを作成するにあたって、行や列をグループ化して表示したり、集計式を適用した値を表示したりできます。
  • 要約レポート:元のテーブルのデータを集計したデータを表形式で確認できます。データの概要をひと目で把握できるため、大量のデータを分析する際に役立ちます。元のテーブルのデータをグループ化した値と、該当のデータの集計値を表示することが可能です。

詳細については、こちらをクリックしてください。

ダッシュボード

ダッシュボードは、複数のレポートを1か所にまとめて表示した画面です。主な指標データをひと目で確認できます。Zoho Analyticsでは、簡単なドラッグ&ドロップ操作でダッシュボードをすばやく作成することが可能です。レポート、ウィジェット、ユーザーフィルター、リッチテキストをレイアウトに追加することで、見やすいダッシュボードを簡単に作成できます。  ダッシュボードにはいくつでもレポートを追加することが可能です。


ダッシュボードには、特定のデータの集計結果を表示する項目(ウィジェット)を追加できます。Zoho Analyticsでは、この種類のウィジェットはKPIウィジェットと呼ばれます。ダッシュボード内の主要な指標データを強調して表示するのに役立ちます。また、指標データと共に比較や差分のデータを表示し、指標データの傾向を確認することも可能です。

詳細については、こちらをクリックしてください。