要点:ブロックリスト(ブラックリストとも呼ばれます)への掲載は、迷惑メール対策サービスまたはメールボックスプロバイダーによって、送信元ドメインやIPアドレスに問題があると判断されたことを意味します。まず配信を停止し、原因を特定して解決してから、リスト管理者に削除を要求してください。掲載を未然に防ぐには、配信リストを適切に管理し、スパムトラップを避け、連絡先の関心を維持し、適切な件数に分けて配信し、ダブルオプトインを使用します。
ブロックリストと掲載を回避する方法を説明するインフォグラフィック
ブロックリスト(ブラックリストとも呼ばれます)は、迷惑メールを送信していることで知られるメール送信者の一覧です。これらのリストは、インターネットサービスプロバイダー、迷惑メール対策サービス、メールボックスプロバイダーによって管理されています。メールボックスプロバイダーは、受信トレイへの配信を判断する際、ブロックリストに掲載されていない送信元ドメインやIPアドレスからのメールを優先します。メールに関する苦情、迷惑メールの報告、配信停止などが発生すると、送信元ドメイン/IPアドレスがブロックリストに掲載されます。ただし、すべてのリストが同じ重要性を持つわけではありません。Gmail、Outlook、Yahooなどの大手メールボックスプロバイダーは、主に独自の内部レピュテーションシステムを使用しています。詳しくは、ブロックリストについて知っておくべきことをご参照ください。
送信元ドメイン/IPアドレスがブロックリストに掲載されているか確認する方法
送信元ドメイン/IPアドレスがブロックリストに掲載された場合の対処方法
送信元ドメイン/IPアドレスがブロックリストに掲載されても、取り返しがつかないわけではありません。掲載された場合は、キャンペーンの配信を停止し、できるだけ早く問題を解決してください。送信元ドメイン/IPアドレスがリストから削除された後にのみ、メール配信を再開することをお勧めします。掲載中に配信を続けると、送信者レピュテーションがさらに低下し、削除が遅れる可能性があります。
送信元ドメイン/IPアドレスをブロックリストから削除する方法
原因を解決してから、リストからの削除要求を送信してください。送信元ドメイン/IPアドレスがブロックリストに掲載された場合は、まずスパムトラップへの到達、不適切な配信リスト、認証設定の不備などの原因を特定して解決します。その後、掲載を行ったメールボックスプロバイダーまたは迷惑メール対策サービスに、リストからの削除要求を送信する必要があります。原因を解決する前に削除を求めても、通常は数日以内に再掲載されます。また、要求を繰り返すと、より厳しく審査されます。説明が妥当であるとメールボックスプロバイダーまたは迷惑メール対策サービスが判断すると、送信元ドメイン/IPアドレスがリストから削除されます。削除には時間がかかる場合があり、所要時間はメールボックスプロバイダーや迷惑メール対策サービスによって異なります。リスト管理者に直接要求を送信し、手続きを早めるために料金を請求する業者には注意してください。サポートが必要な場合は、ドメインホスティングプロバイダーに連絡し、送信元アドレスの削除を依頼できます。共有IPアドレスが掲載された場合は、共有IPアドレスと専用IPアドレスをご参照ください。
リストから削除されても、送信者レピュテーションはすぐに以前の水準へ戻らない場合があります。最も反応の良い連絡先に少量ずつ配信を再開し、配信量を徐々に増やしてください。
ブロックリストへの掲載を回避する方法
送信元ドメイン/IPアドレスがブロックリストに掲載されるのを防ぐ最善の方法は、健全なメール配信を実践し、質の高い配信リストを維持することです。
スパムトラップの回避
送信したメールがスパムトラップに到達することは、送信元ドメイン/IPアドレスがブロックリストに掲載される主な原因の1つです。購入した配信リストを使用すると、メールがスパムトラップに到達する可能性があります。また、メールボックスプロバイダーは、無効になったメールアドレスや使用されていないメールアドレスをスパムトラップとして使用します。そのため、このようなスパムトラップが含まれないように、6か月ごとに配信リストを整理することをお勧めします。詳しくは、スパムトラップの影響をご参照ください。
迷惑メールと見なされる表現、ブロックリストに掲載されたURL、短縮URLの不使用
到達率の問題を未解決のまま放置しないこと
キャンペーンの配信後は、その成果を確認する必要があります。キャンペーンで迷惑メールの報告や配信停止が発生した場合は、根本原因を詳しく分析し、問題を直ちに解決してください。問題の再発を防ぐには、健全なメールマーケティングを実践する必要があります。到達率の問題を未解決のまま放置すると、送信元ドメイン/IPアドレスがブロックリストに掲載される可能性があります。迷惑メール率は0.10%未満に保ち、0.30%に達しないようにしてください(Yahooでは0.3%未満が推奨されています)。詳しくは、不達と苦情を回避する方法をご参照ください。
配信リストに反応のない連絡先が多数含まれていると、メールを迷惑メールとして報告される可能性があります。そのため、反応のない連絡先を特定し、再エンゲージメントキャンペーンを配信して関心を取り戻すことをお勧めします。再エンゲージメントキャンペーンを作成する際は、魅力的な件名を使用し、配信リストに登録し続けるメリットを示し、割引を提供して、今後もメールの受信を希望するか連絡先に確認してください。配信リストへの登録継続を希望した連絡先は残し、再エンゲージメントキャンペーンに反応しなかった連絡先は削除できます。
連絡先によるメールへの否定的な反応を防ぐには、相手のニーズや関心に合った内容を提供することが重要です。そのためには、購入履歴や過去のメールでクリックされたリンクを分析する必要があります。連絡先の関心を把握したら、関心に基づいて連絡先を分類し、関係の育成を開始できます。連絡先が興味を持つ内容を提供すれば、メールの受信を楽しみにするようになり、否定的な反応も避けられます。
適切なメール送信量と頻度の維持
各メールボックスプロバイダーの受信サーバーでは、1時間または1日あたりに受信できるメール数の上限が設定されています。メールの送信量がこの上限を超えると、受信サーバーによってメールが拒否され、送信元ドメインやIPアドレスがブロックリストに登録される場合もあります。そのため、常に適切なメール送信量と頻度を保つことをお勧めします。メールを複数に分け、バッチ単位で送信してください。詳しくは、メールの送信が制限された場合の対処方法をご確認ください。
Zoho Campaignsには、キャンペーンをバッチ単位で送信する機能があります。この機能について詳しくは、メールキャンペーンの送信と予約をご確認ください。
ダブルオプトインによるメーリングリストの拡大
シングルオプトイン方式では、無効なメールアドレスがメーリングリストに追加される可能性があります。そのようなアドレスにメールを送信すると、メールが不達になったり、スパムトラップにかかったりする場合があります。これを防ぐには、ダブルオプトイン方式を使用する必要があります。この方式では、最初に確認メールを送信し、受信者が実際にメーリングリストに登録したことを確認してもらいます。ダブルオプトイン方式を使用すると、関心のある連絡先だけがメーリングリストに追加されるため、メールの不達やスパムトラップにかかることを防止できます。
送信元ドメインやIPアドレスがブロックリストに登録されることは、マーケティング担当者にとって避けたい事態です。これを防ぐには、健全なメール送信方法を採用し、連絡先のエンゲージメントを維持する必要があります。