テンプレートエディター

テンプレートエディター

Zoho Campaignsのテンプレート編集画面では、要素をドラッグ&ドロップしてメールマガジン、販促メール、自動配信メールをデザインできます。新しい編集画面では、見た目をより細かく調整できます。スマートフォン専用のデザイン領域、再利用できる要素、配信前に文章を確認するAIアシスタントも利用できます。
Zoho Campaignsの操作画面

Zoho Campaignsのテンプレート編集画面とは 

テンプレート編集画面は、メールの見た目を作るための作業領域です。コードを記述する代わりに、テキスト、画像、ボタンなどの要素を編集領域にドラッグし、好きなように配置できます。Gmail、Outlook、Apple Mailなどのメールソフトでも正しく表示されるよう、技術的な処理は編集画面が行います。

新しい編集画面は、ツールの仕様に振り回されず、デザインを自由に調整できることを重視しています。初めてメールマガジンを作る場合も、複雑な販促キャンペーンを作る場合も、数分で見栄えの良いメールを作成できます。

テンプレート編集画面の概要 

テンプレート編集画面を開くと、[本文の作成]というパネルが表示されます。右側にはメールをデザインする領域、左側にはデザインの設定項目があります。作業を始める前に、次の2つをご確認ください。

パソコンとモバイルの表示切り替え 

パネル上部の[本文の作成]の近くに、パソコンとスマートフォンの2つのアイコンがあります。このアイコンで、大きな画面と小さな画面のデザインを切り替えられます。初期設定ではパソコン表示が選択されています。

パソコンとモバイルの表示切り替えの操作画面

3つの主なタブ 

編集画面の左側には3つのタブがあります。それぞれで、デザインの異なる部分を設定します。

3つの主なタブの操作画面

  • スタイル:
    メール全体の見た目を設定します。たとえば背景色、幅、配置、内側の余白、文字の方向、文字・リンク・ボタン・区切り線の標準書式などです。

  • ギャラリー:
    列だけの空白の配置やデザイン済みの区画など、用意されているレイアウトを選んで作成を始められます。

  • 要素:
    テキスト、画像、ボタン、フッターなどの要素をメールにドラッグして追加します。

[スタイル]タブでのデザイン 

新しい編集画面では、[スタイル]タブの機能が大幅に充実しています。[本文のスタイル]パネルが開き、メール全体の見た目を一か所で調整できます。各設定の役割は次のとおりです。


メールの背景と本文の背景 

2つの背景は別々に設定できます。[メールの背景]は、本文の周囲を含むメール全体の背景色です。[本文の背景]は、本文の要素の背後に表示される色です。どちらも初期設定は[透明]です。異なる色を指定すると、本文を枠で囲ったような見た目になります。たとえばメール全体を薄い灰色にし、中央の本文を白色にする組み合わせです。

背景画像 

切り替えボタンを有効にすると、単色ではなく画像を本文の背景に使用できます。季節に合わせたキャンペーンや特定のテーマのメールに便利です。

幅 

本文の幅は、600、700、800、900ピクセルのいずれかに設定します。初期設定は600ピクセルです。多くの環境で見やすく表示されるため、特に指定がなければそのまま利用できます。デザインに広い領域が必要な場合だけ、幅を大きくします。

配置 

本文をメールの左、中央、右のどこに配置するかを指定します。中央が最も一般的で、初期設定でも選択されています。

余白 

内側の余白とは、本文領域の端と文字、画像の間にある空間です。適切な余白を設定すると、窮屈に見えなくなります。四辺に同じ値を指定するか、入力欄の横のアイコンから上下左右の余白を個別に指定できます。

文字の方向 

左から右、右から左の表示方向を切り替えます。アラビア語、ヘブライ語、ウルドゥー語などを使用する場合は、右から左を選択します。

文字とリンク、ボタン、区切り線の書式 

[スタイル]タブの下部には、[文字とリンク]、[ボタン]、[区切り線]の3つの展開可能な項目があります。各項目を開き、メール全体に適用する文字の種類、色、大きさなどの標準書式を指定します。一度設定すると各要素の見た目が統一されるため、個別に設定する手間を省けます。

[ギャラリー]タブでのレイアウトの選択 

[ギャラリー]タブを開くと[要素ギャラリー]が表示され、メールの基本的なレイアウトを選択できます。次の3つのタブがあります。


  • 保存したもの:後で使い回すために保存したレイアウトや要素です。

  • レイアウト:何も配置されていないものや、列が用意された基本のレイアウトです。

  • デザイン済み:カスタマイズできる完成済みのテンプレートです。

空白のレイアウト 

1列、2列、3列、4列の空白のレイアウトが用意されています。本文を横にどう並べたいかに応じて、列数を選択します。たとえば3列にすると、3つの商品や機能を横に並べて紹介できます。

区画が用意されたレイアウト 

画像の横に文章、上に画像で下に文章、画像を2つ並べるなど、本文の領域があらかじめ配置されています。文章と画像を差し替えるだけで、すばやく見栄えを整えたい場合に適しています。

[要素]タブでの本文の追加 

[要素]タブを開くと、[要素を追加する]パネルが表示されます。メールに追加できる要素がまとめられています。任意の要素をメールにドラッグ&ドロップし、編集できます。要素は次の3つの種類に分かれています。

基本 

の操作画面

  1. ヘッダー:[ヘッダー]を使うと、メールの上部に区画を追加できます。会社のロゴやメニューへのリンクの表示に適しています。ブランドを印象づけ、メールの冒頭から整った外観にするのに役立ちます。
  2. テキスト:この要素を使ってキャンペーンに文章を追加できます。見出しや段落などの本文を追加し、メッセージを明確に伝えられます。[テキスト]をクリックし、テンプレートに追加する文字の種類を選択します。追加する要素をテンプレートの任意の場所にドラッグ&ドロップし、枠内に文字を入力します。左側の[テキストの詳細]でも文章を編集できます。編集領域の上にある書式設定バーで、文字の見た目を変更します。リンク、画像、絵文字も挿入できます。その他の操作アイコンから追加機能を利用できます。文章を受信者に合わせて変更するには、書式設定バーの[個別化]をクリックします。[個別化を追加する]パネルが開き、受信者の情報を自動挿入する項目を検索・追加できます。連絡先ごとに別のメールを作らなくても、名前を使った呼びかけや個別の情報を記載できます。
  3. 画像:この要素でキャンペーンに画像を追加できます。写真、宣伝用の画像、ロゴなどを表示し、メールの見た目を魅力的にできます。
  4. ボタン:[ボタン]を使うと、メールにクリックできる行動案内用のボタンを追加できます。「今すぐ購入する」「詳細を見る」「登録する」など、受信者に次の行動を促すのに役立ちます。
  5. 動画:[動画]では、動画へのリンクが付いた画像をメールに追加できます。製品デモ、発表、操作説明などの動画を受信者と共有できます。
  6. 区切り線:[区切り線]では、メールに横線や空白を追加できます。内容の異なる区画を分け、メールを読みやすく整理できます。
  7. ソーシャルメディア:[SNS]では、各SNSページへのリンク付きアイコンをメールに追加できます。Instagram、X、Facebook、LinkedInなどで企業をフォローしてもらうのに役立ちます。
  8. フッター:[フッター]では、メールの下部に区画を追加できます。事業所の住所、配信停止リンク、連絡先情報など、マーケティングメールに必要な情報を記載できます。

ECサイト(オンラインストア) 

これらの要素はECサイト向けです。Zoho CampaignsをShopifyやZoho Commerceと連携している場合に、商品に関する情報を取得して表示できます。


  • 商品:[商品]では、商品の画像、名前、価格を表示します。メールで宣伝・販売したい商品を紹介できます。

  • カート放棄:[カート放棄]では、顧客がカートに残した商品を表示します。カート放棄を知らせるメールに使用し、購入の完了を促せます。

  • おすすめ商品:[おすすめ商品]では、顧客の希望や行動に基づいて興味を持ちそうな商品を表示します。顧客に合った商品を案内し、追加購入を促せます。

評価: 

[評価]の要素を使用すると、メールの中で顧客から直接意見を集められます。別のページに移動しなくても評価を選択するだけで回答できるため、満足度の把握や顧客体験の改善に役立ちます。

評価の操作画面

  • NPS:[NPS]では、0~10の推奨度を選択する項目をメールに追加できます。企業、商品、サービスを他者にどの程度薦めたいかを測定できます。

  • 絵文字:[絵文字]では、絵文字を使って評価を選択できる項目をメールに追加します。顧客の満足度や利用体験について、簡単に意見を集められます。

Ziaの文章作成アシスタント 

Ziaは、Zoho Campaignsに組み込まれたAIアシスタントです。文章作成アシスタントが、誤字脱字、文法、文章の問題を確認して改善案を提示し、配信前に誤りを見つけるのを助けます。文章をもう一人に確認してもらうような機能です。

Zia Writing Assistantの操作画面

軽量なメールの出力 

新しい編集画面では、メールのファイルサイズが小さくなります。Gmailなどの一部のメールソフトでは、サイズが大きいメールは途中から省略され、[メッセージ全体を表示]をクリックしないと全文を読めません。ファイルサイズが小さくなることで省略されにくくなり、さまざまなメールソフトで安定して表示されます。

再利用できるブックマーク

よく使う要素をブックマークとして保存すれば、メールを作成するたびに最初から作り直す必要がありません。同じヘッダー、フッター、画像、商品紹介、ボタンなどを繰り返し使う場合は、ブックマークに保存し、次のメールに数回のクリックで挿入できます。

の操作画面

作成時間を短縮し、キャンペーン間の見た目を統一して、メールの作成を効率化できます。