メールキャンペーンを配信するには、本文だけでなく、受信者、配信元、返信先、件名などの詳細を設定する必要があります。このページでは、キャンペーン設定画面のすべての項目を説明します。
キャンペーンの設定前に、次の準備が必要です。
認証済みの配信元アドレス:メールキャンペーンは、認証が完了したメールアドレスからのみ配信できます。配信元アドレスを追加したら、そのアドレスの受信トレイに届く認証リンクを使って認証します。
受信者:キャンペーンの配信には、配信リストまたはセグメントが少なくとも1つ必要です。ここで配信先の連絡先を管理します。連絡先をインポートするか、同期を設定してZoho Campaignsアカウントに取り込めます。
トピック:Zoho Campaignsでは、すべてのキャンペーンにトピックを割り当てる必要があります。
トピックを使うと、連絡先が受信するメールの種類を選べます。配信リストを適切に維持し、配信停止率を抑えるのに役立ちます。トピックは必須です。メールの目的に合うもの(「メールマガジン」「製品の最新情報」など)を選択します。
受信者とは、キャンペーンのメールを受け取る人です。作成済みの配信リストとセグメントから選択できます。配信リストとセグメントは最大10件まで選択できます。
配信リストは、「顧客」「メールマガジンの登録者」など、まとめて保存した連絡先のグループです。セグメントは、「過去30日以内に購入した顧客」「関西のメールマガジン登録者」など、条件で絞り込んだ小さなグループです。配信リスト全体ではなく、特定の受信者にメールを送りたい場合に役立ちます。
メールキャンペーンに受信者を追加するには、次の手順を実行します。
[受信者]で、キャンペーンの配信先にする配信リストとセグメントを選択します。
受信者を追加したら、[受信者]に表示される人数を確認します。
受信者数は、キャンペーンのメールが実際に配信される連絡先の数です。選択した配信リストとセグメントに含まれる連絡先の合計と必ずしも一致しません。Zoho Campaignsが次の連絡先を自動で除外するためです。
重複している連絡先(複数の配信リストやセグメントに同じ人が登録されている場合は、1人として数えます)
登録解除した連絡先
不達や迷惑メールの苦情がある連絡先
メール配信ポリシーにより除外された連絡先
配信前に必ず受信者数を確認します。予想より大幅に少ない場合は、上記の除外条件が原因の可能性があります。
キャンペーンの設定中に表示される受信者数が、選択した配信リストやセグメントの人数より少ない場合があります。重複、配信停止、不達、配信ポリシーによる除外が自動で適用されるためで、正常な動作です。
除外される主な理由は次のとおりです。
メールの配信頻度の上限:組織のメール配信頻度に関するポリシーで指定された上限に達している場合です。日次、週次、隔週、月次などの上限が適用されます。
マーケティング対象外の連絡先:マーケティング対象外に設定されており、販促メールを受信できない連絡先です。
受信者の除外条件:[受信者を除外する]で指定した条件(受信したキャンペーン、所属する配信リストやセグメントなど)に一致するため、除外された連絡先です。
ほかのトピックとの関連付け:キャンペーンに選択したトピック以外には関連付けられていますが、今回のトピックへの有効な同意がない連絡先です。
キャンペーンのトピックに関連付けられていない:選択したトピックに関連付けられていないか、そのトピックの同意条件を満たしていない連絡先です。
反応のない連絡先:[反応のない連絡先を除外する]を有効にすると、直近10通のメールを1通も開封・クリックしていない連絡先を除外できます。
最近メールを受け取った連絡先:キャンペーンの反応がある連絡先に該当し、[反応がある連絡先を除外する]が有効になっているために除外された連絡先です。
メールの配信元として表示される名前とメールアドレスを設定します。受信者が開封するかどうかを大きく左右するため、慎重に選びます。
配信元情報を追加するには、次の手順を実行します。
配信元アドレスを選択するには、ドロップダウンをクリックします。登録済みの配信元アドレスを選ぶか、新しいアドレスを追加します。
新しいアドレスを追加するには、[新しい配信元アドレスを追加する]をクリックします。
配信元名とメールアドレスを入力します。
追加した配信元アドレスの受信トレイに届く認証メールを使って、アドレスを認証します。
ドメインでDMARCレコードが公開されている場合や、SPF、DKIM、DMARCの認証が完了していない場合は、配信前にドメイン認証が必要です。
[追加する]をクリックします。
配信元メールアドレスを受信者に合わせて変更することもできます。たとえばZoho CampaignsとZoho CRMを連携している場合、Zoho CRMの見込み客の担当者のメールアドレスを配信元として選択できます。[設定]→[連絡先とカスタマイズ]→[項目管理]→[連絡先の項目を追加する]で、種類を[メール]にして作成したカスタム項目も使用できます。
これらを選択すると、代わりに使用するメールアドレスの入力を求められます。選択した項目が空欄の連絡先には、代替メールアドレスが配信元として表示されます。
同様に、Zoho CRMの見込み客の担当者名、名、姓、会社名などの情報を使って配信元名を個別に変更できます。選択した項目が空欄の場合に備え、代替の名前を指定できます。該当する値がない場合は、その代替名が表示されます。

返信先アドレスとは、受信者が[返信]をクリックしたときに返信が届くメールアドレスです。配信元アドレスと異なるものを使用できます。登録済みのアドレスから選ぶほか、Zoho CRMの見込み客の担当者メールアドレスや予備のメールアドレスなどを使って、受信者に合わせて変更できます。
件名は受信者が最初に読むもので、メールを開封するかどうかに大きく影響します。件名を入力し、差し込みタグや絵文字を使って受信者に合わせて変更できます。
プリヘッダーは、受信トレイで件名の後に表示される短い紹介文です。2つ目の件名のようなものです。件名に収まりきらない背景や詳細を補足するために使用します。空欄にした場合、多くのメールソフトでは本文の最初の行が自動表示されます。
たとえば、件名が「6月のおすすめ商品をご紹介」なら、プリヘッダーに「日曜日まで使える15%割引コードもあります」と記載できます。組み合わせることで、メールを開封する理由がより明確になります。
[返信の確認]を有効にすると、キャンペーンへの返信があった受信者を記録し、Zoho Campaigns内でその内容を確認できます。
有効にすると、Zoho Campaignsが返信の受信用メールアドレスを発行し、受信者からの返信をまとめて管理できるようにします。届いた返信は、指定した返信先アドレスへ自動転送されます。キャンペーンの配信元メールアドレスは変わりません。
すべてのキャンペーンで初期設定は無効です。使用する場合は、キャンペーンごとに有効にします。自動配信メールキャンペーンでは利用できません。
配信後のキャンペーンレポートで返信の内容を確認できます。
例
ジルカー社では、反応のないユーザーに「その後いかがでしょうか。引き続きご検討いただけるようでしたら、お気軽にこのメールにご返信ください。」というメールを配信します。返信の確認が有効なら、マーケティングチームはレポートで返信を閲覧できます。関心のある連絡先を見つけ、営業チームに引き継いでフォローアップできます。
メールキャンペーンにファイルを添付し、受信者に直接届けられます。
対応ファイル形式:JPG、PDF、CSV、TXT。ファイルサイズの上限:添付ファイル1件あたり2MB。
たとえば、イベントの担当者が「登録が完了しました!」というメールに予定表のPDFを添付すると、参加者は受信トレイから簡単に確認できます。

受信者がキャンペーンに反応したときに、フォローアップ処理を自動で実行できます。受信者の反応を手作業で探して分類する代わりに、ルールを一度設定すれば、Zoho Campaignsが自動で処理します。
次のような受信者の操作をきっかけに処理を実行できます。
メールの開封:受信者がメールを開封したときに処理を実行します。
いずれかのリンクのクリック:受信者がメール内のリンクをクリックしたときに処理を実行します。
各操作に対して、次のいずれかの処理を設定できます。
スコアの編集:反応に応じて連絡先のスコアを増減します。
タグの割り当て:選択した条件に合う連絡先にタグを追加します。
タグの削除:条件に合う連絡先から既存のタグを削除します。
配信リストへの追加:連絡先を配信リストに追加します。
配信リストからの削除:連絡先を配信リストから削除します。
項目の更新:連絡先の項目の値を自動更新します。
ジャーニーへの追加:連絡先をワークフローに追加して、その後のやりとりにつなげます。
利用例