メールキャンペーンの配信と配信予約の方法

メールキャンペーンの配信と配信予約の方法

メールの本文を作ることと同じくらい、適切なタイミングで配信することが重要です。キャンペーンの配信準備が整ったら、配信方法と日時を複数の選択肢から指定できます。各方法はそれぞれ異なる状況に適しています。緊急のお知らせに適した方法があります。世界各地の受信者への配信や、配信元の信頼性の維持に適した方法もあります。このページでは、適切なタイミングでメールを届けるための配信方法と配信予約の手順を説明します。

Zoho Campaignsで利用できる配信方法と配信予約の選択肢は次のとおりです。

  • すぐに配信

  • 後で配信

  • 分割配信

  • 受信者の最適な開封時刻に配信

  • 受信者のタイムゾーンに合わせて配信

すぐに配信 

この方法では、キャンペーンの設定画面の[受信者]→[宛先]で追加したすべての受信者へ、メールをすぐに配信できます。[開始する]をクリックすると、配信が始まります。

利用に適した場面: 

  • 期限のあるお知らせや緊急の最新情報を伝える場合

  • 今すぐ始まる特売や期間限定の特典を案内する場合

  • キャンペーンの作成とテストが完了し、遅らせずに配信できる場合

使用例  

  • 今すぐ始まる特売を案内します。すぐに配信すれば、特典の新鮮さが保たれているうちに受信者の関心を引けます。特売が終了する前の購入を促せます。

  • 予期しないサービス停止や緊急の更新情報を顧客に知らせる必要があります。メールをすぐに配信すれば、状況を遅滞なく知らせられます。情報を分かりやすく伝えることで、信頼関係の構築にも役立ちます。

  • 数時間後に始まるイベントの直前にリマインダーを送ります。[今すぐ配信する]を使用すると、必要なタイミングでリマインダーが届きます。参加率や反応の向上につながります。

  • ブログ記事や製品の最新情報を公開した直後に、サイトへのアクセスを増やしたい場合です。すぐに配信することで、新しい内容への関心を生かせます。クリック数や早期の反応が増えることがあります。

  • 話題になっている事柄や季節の出来事に合わせ、関連するキャンペーンを迅速に配信します。すぐにメールを送ることで、話題に合ったタイムリーな案内ができます。受信者が内容に反応する可能性が高くなります。

  • テストと承認が終わり、配信を遅らせる必要がない場合です。すぐに配信することで、無駄な待ち時間をなくせます。予定どおりに受信者へ届けられます。

メモ
メモ:
[今すぐ配信する]を選択する前に、プレビューを確認し、自分宛てにテストメールを送信してください。一度配信したメールは取り消せません。

後で配信 

この方法では、キャンペーンを配信する日時を正確に指定できます。事前にメールを用意すると、Zoho Campaignsが指定した時刻に自動配信します。

利用に適した場面: 

  • 反応が多い時間帯(たとえば火曜日の午前10時)に配信したいものの、その時間に作業できない場合

  • 祝日、新商品発売、イベントなどに合わせてキャンペーンを計画する場合

  • メールをあらかじめ作成し、作業を分散したい場合

  • 受信者の大半が同じタイムゾーンにいて、最適な配信時刻が分かっている場合

使用例 

  • 受信者が最も反応しやすい時刻に配信したい場合です。配信予約を使えば、手作業をせずに開封率やクリック率を高めやすくなります。

  • 販促や新商品発売に向けて、キャンペーンを事前に作成した場合です。配信予約によって予定を整理し、指定した時刻にメールを届けられます。

  • 祝日や特別な行事に向けたキャンペーンを準備しています。事前に予約すると直前の作業に追われず、適切な時刻に配信できます。

  • SNS投稿や広告など、ほかの販促活動とメールのタイミングを合わせたい場合です。配信予約を使うと、各経路での案内の一貫性を保てます。

  • 営業時間外に作業しているものの、メールは営業時間内に送りたい場合です。配信予約によって、最適な時間帯にメールを届けられます。

分割配信 

Zoho Campaignsの[分割配信]では、受信者全員に一度に配信するのではなく、少数のグループに分けてメールを送れます。受信者を複数のグループに分け、指定した時間間隔で順番に配信するため、徐々にメールが届きます。分割数と配信の間隔を指定でき、配信の進め方を細かく調整できます。大規模な配信リストで特に役立ちます。大量のメールを一度に配信せずに済むため、到達率を高め、Webサイトやサーバーへの負荷を抑え、配信を安定させられます。

利用に適した場面: 

  • メールの配信リストが非常に大きい場合

  • 大量のアクセスが一度に集中して、Webサイトに負荷がかかるのを避けたい場合

  • 配信元の信頼性を守り、迷惑メールとしての苦情を減らしたい場合

使用例 

  • 多数の連絡先にキャンペーンを配信する場合です。分割配信によってメール数が急増するのを防ぎ、到達率の改善につながります。メールが受信トレイに届きやすくなります。

  • キャンペーンからWebサイトやランディングページに誘導する場合です。徐々に配信することで、アクセスが一度に集中するのを防げます。Webサイトの動作が遅くなったり、停止したりする危険を減らせます。

  • 配信中にキャンペーンの成果を確認したい場合です。分割配信では、先に配信したグループの結果を確認できます。その情報を今後のキャンペーンに役立てられます。

  • 新しく追加した連絡先や、反応の少ない連絡先にメールを送る場合です。小さなグループに分けることで、迷惑メールとしての苦情を受ける危険を減らせます。配信元の良い評価を維持するのに役立ちます。

  • システムや担当チームで、返信などへの対応負荷を分散したい場合です。徐々に配信すれば、顧客からの返信、問い合わせ、サポート依頼が一度に集中しません。対応しやすくなります。

受信者の最適な開封時刻に配信 

受信者の過去のメールへの反応をもとに、一人ひとりが開封しやすい時間帯を予測する方法です。全員に同時に配信せず、それぞれに最適な時刻に届けます。

利用に適した場面: 

  • 手動でデータを分析せずに開封率を高めたい場合

  • 朝にメールを確認する人と夜に確認する人など、生活時間が異なる連絡先が含まれる場合

  • 配信時刻は重要でも、厳密な締め切りがないメールマガジンや販促メールを送る場合

使用例 

  • 反応のない連絡先に気づいてもらいやすい時間帯に配信して、再び関心を持ってもらいたい場合

  • 継続的なキャンペーンで、毎回配信時刻を調整せずに安定した反応を得たい場合

  • 受信トレイが混み合う時間帯にメールが埋もれるのを防ぎたい場合

  • 手作業をせず、データに基づいて配信時刻を選び、キャンペーン全体の成果を改善したい場合

受信者のタイムゾーンに合わせて配信 

世界のどこにいる受信者にも、それぞれの現地時刻で同じ時間にメールを配信できます。たとえば午前9時に予約すると、ニューヨークでは現地の午前9時(米国東部時間)、ムンバイでは現地の午前9時(インド時間)、シドニーでは現地の午前9時(豪州東部時間)に届きます。深夜など不適切な時間帯に届いて、見逃されるのを防げます。メールが目に留まりやすくなり、開封やクリックの増加につながります。

利用に適した場面: 

  • 複数の国やタイムゾーンの連絡先に配信する場合

  • 全員の現地時刻で、たとえば朝一番など同じ時間に配信したい場合

  • 朝のお知らせや一日のまとめなど、毎日の生活時間に合わせたキャンペーンの場合

使用例 

  • 特定の現地時刻に開催するWebセミナーやイベントを案内します。受信者ごとのタイムゾーンに合わせると、時差による混乱を減らせます。それぞれに適した時間帯にメッセージが届きます。

  • 地域ごとに決まった時刻に始まる期間限定の特典を案内する場合です。各受信者の現地時刻で、適切なタイミングにメールが届きます。特典を期限内に利用してもらえる可能性が高くなります。

  • メールマガジンや最新情報など、定期的なお知らせを送ります。毎回同じ現地時刻に届けることで、予測しやすい配信になります。継続することで、反応が増える可能性があります。

一覧比較 

配信方法

適した用途

利用する場面

すぐに配信

配信時刻が重要なメール

特売や緊急のお知らせ

後で配信

計画されたキャンペーン

新商品発売、メールマガジン、イベントのリマインダー

分割配信

受信者数が多い配信リスト

サーバー負荷やメールの到達率が気になる場合

受信者の最適な開封時刻に基づく配信

受信者の反応の向上

各連絡先に最適な時刻にメールを届けたい場合

受信者のタイムゾーンに基づく配信

世界各地の受信者

複数の国やタイムゾーンの連絡先に配信する場合


メールキャンペーン配信時の推奨事項 

どの配信方法を選ぶ場合も、成果を高めるために次の点を意識することをお勧めします。

  • 配信前にテストする:キャンペーンを開始する前に、必ず自分やチームのメンバーへテストメールを送ります。すべてのリンクが動作し、画像が正しく読み込まれ、パソコンとスマートフォンの両方で見やすく表示されることを確認します。

  • 連絡先を適切なセグメントに分ける:すべてのキャンペーンを配信リスト全体に送るのは避けます。興味・関心、地域、購入履歴、反応の度合いに応じて連絡先をグループ分けします。適切な内容のメールほど開封されやすく、配信停止も減らせます。

  • 件名を確認する:件名は、受信者が最初に目にする文章です。短く、明確で、関心を引く内容にします。「無料!!!」「今すぐ行動!!!」など、迷惑メールと判断されやすい表現を避けます。

  • キャンペーンの成果を確認する:キャンペーンの配信後にレポートを確認します。開封率、クリック率、不達率、配信停止などの指標を確認します。結果から良かった点と次に改善すべき点を把握できます。

  • 登録解除の尊重: メールには必ず配信停止リンクを含め、配信停止した連絡先をすぐに対象から除外します。配信リストを適切に整理し、GDPR(一般データ保護規制)やCAN-SPAM法(米国の迷惑メール防止に関する法律)などのメールに関する法令を遵守できます。