A/Bテストキャンペーンの作成方法

A/Bテストキャンペーンの作成方法

A/Bテスト(スプリットテスト)では、メールキャンペーンの2つのバージョンを比較し、どちらの成果が良いかを確認できます。推測に頼らず、受信者が何に反応するかをデータに基づいて把握できます。Zoho Campaignsでは、キャンペーンの編集画面から直接A/Bテストを設定できます。件名、配信元情報、メール本文全体を比較し、成果の良いバージョンを残りの連絡先へ自動配信できます。このページでは、Zoho CampaignsでA/Bテストキャンペーンを設定する手順を説明します。

開始前の準備 

開始する前に、次のものがそろっていることをご確認ください。

  • 配信リストまたはセグメントが1つ以上あるZoho Campaignsアカウント

  • 配信リスト内の連絡先が4人以上(A/Bテストに必要な最小人数)

  • 比較する項目(件名、配信元名、メール本文など)が明確になっていること

A/Bテストのメールキャンペーンを作成するには、次の手順を実行します。

開始前の準備の操作画面
開始前の準備の操作画面
  1. 左側のメニューで[キャンペーン]をクリックし、[メール]を選択します。

  2. [宛先]でキャンペーンに最も適したトピックを選択します。

  3. キャンペーンの受信者を追加します。配信リストとセグメントの両方を指定できます。

  4. 編集画面右上の[A/Bテスト]の切り替えボタンを有効にします。

  5. スライダーを動かし、テストメールを配信する連絡先の割合を指定します。たとえば、バージョンAを20%、Bを別の20%に配信し、成果の良い方を残りの60%に配信できます。

  6. 結果を判定するまでのテスト期間を指定します。期間は時間単位または日単位で設定できます。

    メモ
    情報:テスト期間中にワークフローに入った連絡先には、結果が判定されるまで配信されません。判定期間が終了すると、その連絡先には成果の良いバージョンが配信されます。同点の場合は、あらかじめ指定したバージョンが配信されます。

  7. 次に、Zoho Campaignsが成果の良いバージョンを選ぶ方法を指定します。3つの方法があります。

    1. 開封率:メールを開封する受信者の割合を高めたい場合に選択します。件名や配信元名の比較に適しています。

    2. クリック率:リンクやボタンのクリックなど、実際の反応を確認したい場合に選択します。

    3. 手動:自分で結果を確認し、どちらを配信するかを選びたい場合に使用します。

  8. テスト結果が不確定だった場合の処理を選択します。[バージョンA]、[バージョンB]、[後で決める]のいずれかを選択できます。

  9. すべての設定が完了したら、[保存する]をクリックしてメール本文の作成に進みます。

両方のバージョンのメール設定

A/Bテストの設定を保存したら、2つのバージョンのメールを作成します。それぞれについて、次の項目を設定します。

  1. 配信元名と配信元メールアドレス:受信者に表示される配信元情報

  2. 返信先アドレス:返信メールの送信先

  3. 件名:受信トレイに表示される件名

  4. プリヘッダー:多くのメールソフトで件名の下に表示される紹介文

  5. メールの本文:レイアウト、文字、画像などを含むメール本文テンプレートの種類から使用するものを選び、[テンプレートを使用する]をクリックします。

  6. バージョンごとに詳細設定を行うこともできます。いずれもZoho Campaignsの通常のメールキャンペーンと同じように設定できます。

A/Bテストキャンペーンの開始

両方のバージョンの設定と確認が完了したら、[開始する]をクリックして配信します。

使用例 

A/Bテストが役立つ代表的な場面は次のとおりです。

1. 効果の高い件名の選択

あるSaaS企業は、毎月製品情報のメールマガジンを配信しています。次の2つの件名を比較しました。

  • バージョンA:「7月の製品最新情報」

  • バージョンB:「今月ぜひ試したい3つの新機能」

具体的で興味を引く件名のバージョンBの方が、開封数が22%多くなりました。その後のメールマガジンでも同じような件名を使用しました。

2.企業名と個人名の配信元の比較

あるEC事業者は、配信元名を「セレクトショップ川根」とする場合と「セレクトショップ川根の横浜花子」とする場合で、クリック数を比較しました。個人名を含む配信元名の方が、特に販促キャンペーンで顧客の反応が良いことが分かりました。

3.販促メールのクリック率の改善

ある旅行会社は、特売案内メールの2つのバージョンを比較しました。レイアウトと件名は同じですが、Aは上部に大きなボタンを1つ、Bは本文の複数箇所に小さなリンクを3つ配置しました。バージョンAのクリック率が30%高くなりました。