目次
- はじめに
- メールマーケティングとは
- 企業がメールマーケティングを活用し続ける理由
- メールマーケティングの利用に適した人
- メールマーケティングキャンペーンの種類
- メールキャンペーンの成果を高める要素
- Zoho Campaignsによるメールマーケティングの効率化
- メールマーケティングの推奨事項
はじめに
顧客との関係を保ち、商品を宣伝し、事業を成長させたい場合、メールマーケティングは効果が高く、費用も抑えられる手段の一つです。そのようなサービスをお探しなら、Zoho Campaignsをお試しください。
このページでは、メールマーケティングの基本と重要性、キャンペーンの種類、成果を左右する要素、Zoho Campaignsの機能、推奨事項を説明します。
メールマーケティングとは
メールマーケティングとは、連絡先のグループに向けて、目的に合ったメッセージをメールで配信することです。企業は最新情報や商品・サービスの案内、新規登録者への歓迎、既存顧客との交流などに活用して、顧客との良い関係を築きます。SNSでは仕組みの変更によって投稿が届かない場合がありますが、メールなら連絡先の受信トレイに直接届きます。こうした直接のやりとりができるため、現在もメールマーケティングは高い成果を上げています。
企業がメールマーケティングを活用し続ける理由
主な理由は次のとおりです。
- 投資収益率が高い:メールマーケティングは、デジタルマーケティングの中でも特に投資収益率が高い方法の一つです。ほかの方法に比べて費用対効果も高い傾向があります。
- 受信者に直接届く:配信リストを自社で管理できます。環境が変わりやすいSNSとは異なり、どの連絡先にどのメールが届くかを把握できます。長期的な顧客関係の構築に役立ちます。
- 多数の受信者への個別対応:連絡先の過去の反応や希望に合わせて、メッセージを変更できます。その結果、メールの開封やリンクのクリックが増えやすくなります。
- 成果を数値で把握できる:メールを配信するたびに、開封数、クリック数、配信停止などのデータが得られ、次回の判断に役立ちます。
- あらゆる規模の企業で使える:登録者が100人でも10万人でも、規模に応じて活用できます。
メールマーケティングの利用に適した人
対象者との関係を築きたい組織であれば、ほとんどの場合メールマーケティングが役立ちます。事業を始めたばかりでも、十分な予算がある大企業でも、メールを使って事業の成長を目指せます。以下の表では、業種別の活用方法を示します。
メールマーケティングキャンペーンの種類
業務の目的に応じて、さまざまなメールキャンペーンがあります。それぞれに用途があり、目的の達成を後押しします。
- ニュースレター:毎週、隔週、毎月などの頻度で送る通常のメールです。商品やサービスに関する情報を届け、登録者の関心を維持します。販売の促進よりも、役立つ情報の共有を重視します。たとえば、広告の改善方法、事例紹介、近日開催のWebセミナーの日程などを月刊メールマガジンで紹介する広告代理店です。
- プロモーション(販売促進)メール:商品購入、登録、プラン変更など、受信者に行動を促したいときに送るメールです。一般に配信時期が重要です。たとえば、オンライン書店が30%割引コード付きの48時間限定セールのメールを送る場合です。「今すぐ購入する」「今すぐ注文する」などのボタンを追加して、購入完了を促すこともできます。
- イベント/Webセミナーへの招待メール:イベント、研修会、製品のデモ、Webセミナーなどへの参加を呼びかけるメールです。たとえば、病院が無料健康診断の開催情報と登録用リンクを添えて、患者に招待メールを送る場合です。
- 商品に関する更新情報/お知らせメール:新機能、改善点、セキュリティ更新、新商品、再入荷など、企業の最新情報を顧客に知らせます。たとえば、SaaS企業が新機能を発表し、その利点と利用開始方法をメールで案内する場合です。
- トランザクション(手続き関連の通知)メール:注文やパスワードの再設定など、受信者が何らかの操作を行った後に送るメールです。領収書、注文確認、アカウントの更新など、重要な情報を伝えます。
- フォローアップメール:以前のメールややりとりの後で、連絡を保ったり、何かを思い出してもらったりするために送るメールです。やりとりを続け、情報を補足し、次の行動を促すのに役立ちます。たとえば、購入後のお礼、リマインダー、意見の募集などに使います。
メールキャンペーンの成果を高める要素
メールの配信は簡単でも、開封し、読んで、行動してもらうのは容易ではありません。成果につながるキャンペーンには、次の要素が重要です。
- 認識しやすい配信元名:登録者が見覚えのある名前とメールアドレスを使用します。知らない配信元名は、メールを読まずに削除する主な理由の一つです。
- 興味を引く件名:件名は受信者が最初に目にする文章です。短く、具体的で、受信者の興味に合ったものにします。
- 適切な受信者:すべての連絡先に同じメールを送っても効果的とは限りません。地域、行動、購入履歴、希望に応じて連絡先をセグメントに分け、それぞれに合ったメッセージを送ります。
- 役立つ内容:情報、特典、資料、娯楽など、受信者にとって価値のあるものをメールに含めます。役立たないメールばかり届くと、受信者は開封しなくなります。
- スマートフォンに適したデザイン:全メールの半数以上がモバイル端末で開封されています。小さな画面でも見やすくする必要があります。
- 明確な行動の案内:受信者に次に何をしてほしいかを明確に伝えます。たとえば「ガイドをダウンロードする」「特典を受け取る」「今すぐ登録する」などです。目的を絞ったボタンを1つ置く方が、複数のボタンを置くより効果的です。
- 適切な配信時刻:良い内容のメールでも、配信時刻が不適切だと成果が下がることがあります。さまざまな時刻を試して受信者が反応しやすい時間帯を見つけ、適切な時刻に配信します。
Zoho Campaignsによるメールマーケティングの効率化
Zoho Campaignsは、専門の技術担当者がいなくても、企業がキャンペーンを計画、作成、配信し、成果を確認できるメールマーケティングサービスです。主に次のような機能があります。
- 連絡先の整理とセグメント分け:連絡先を配信リストにインポートし、地域、購入傾向、反応の度合いなどの条件でセグメントを作成します。それぞれの連絡先に関連性の高いメッセージを届けられます。
- キャンペーンカレンダーでの予定管理:カレンダーで今後のキャンペーンを確認し、配信予約の重複を避けながら、数週間から数か月先の計画を整理できます。
- HTMLを使わないキャンペーンのデザイン:ドラッグ&ドロップ式のテンプレート編集画面と各種メールテンプレートを使い、見栄えの良いメールをすばやく作成できます。色、文字の種類、画像、配置、ボタンなどをブランドに合わせて変更できます。HTMLの知識は必要ありません。
- 最適な時刻での配信予約:メールを配信するタイミングを細かく指定できます。すぐに配信するほか、受信者のタイムゾーンや最適な開封時刻に合わせて日時を指定できます。適切な時刻に配信すると、開封率の向上につながります。
- メールワークフローの自動化:登録、リンクのクリック、購入、フォームの送信など、受信者の操作をきっかけにメールが自動配信されるよう設定できます。自動化によって時間を節約し、顧客の状況に合ったメッセージを適切なタイミングで届けられます。
- 詳細なレポートでの成果の確認:各キャンペーンの配信後に、開封率、クリック率、不達率、配信停止などの指標を確認できます。その結果から良い点と改善点を把握し、次のキャンペーンに役立てられます。
- メールの到達率の向上:Zoho Campaignsの内容審査チームと担当者がメールを確認し、ルールに沿ったメールが迷惑メールフォルダーではなく受信トレイに届くよう支援します。配信元ドメインの認証、配信リストの定期的な整理、メール配信前の連絡先からの同意取得もお勧めします。
- 他のアプリとの連携:Zoho CRM、Zoho Desk、Zoho SurveyなどのZoho製品や外部アプリと接続し、マーケティングと顧客のデータを業務全体で同期できます。
メールマーケティングの推奨事項
経験豊富な担当者でも、基本事項を見落とすことがあります。キャンペーンを配信する前に守るべき重要なポイントは次のとおりです。
- メールの受信に明示的に同意した人にだけ配信します。求められていないメールを送ると配信元の信用が損なわれ、GDPRやCAN-SPAMなどの法令に違反するおそれがあります。
- SPF、DKIM、DMARCのレコードを使用して配信元ドメインを認証します。メールサービスに正当な配信元であることを示せるため、迷惑メール判定を受けにくくなります。
- 新しい配信元ドメインは少しずつ配信数を増やして慣らします。少数のメールから始めて徐々に増やし、配信元の良い評価を積み重ねます。
- 配信するすべてのメールに明確な目的を持たせ、受信者に役立つ意味のある情報を記載します。
- 配信前にテストします。パソコンとスマートフォンでの見た目、リンクの動作、複数のメールソフトでの表示を確認します。
- 見つけやすい場所に配信停止リンクを必ず記載します。配信停止が難しいと受信者の不満が高まり、迷惑メールとしての苦情が増えるおそれがあります。
- 配信のたびにキャンペーンの成果を確認します。成果が良かったキャンペーンとそうでないキャンペーンで何が違ったかを調べます。
- 配信リストを定期的に整理します。恒久的な不達の連絡先はすぐに削除し、反応のない登録者も定期的に見直します。
- 短期間に大量のメールを配信するのは避けます。配信停止や反応の低下につながることがあります。