ワークフローの効果測定

ワークフローの効果測定

ワークフローを有効にしたら、想定どおりに動作しているか確認することが大切です。連絡先が意図した流れに沿って処理されているか、ワークフローから送信したメールやSMS、WhatsAppメッセージが相手に届いているかなどを確認します。Zoho Campaignsでは、ワークフロー全体の実績から個々の連絡先がたどった経路まで、詳しく確認できます。

概要  

このページでは、次の内容を説明します。

  • [概要]タブに表示されるワークフロー全体の集計値の確認

  • ワークフロー、メール、SMS、WhatsAppそれぞれの実績の測定

  • ワークフロー内で個々の連絡先がたどった経路の確認

  • 開始と終了のステータスに基づく連絡先の絞り込みと管理

  • ワークフローに関連するキャンペーンの確認

  • 各画面からのワークフローの管理

ワークフローの効果測定が重要な理由  

ワークフローの作成時には問題がなくても、実行後に期待した成果が得られないことがあります。実績データがなければ、その理由を推測するしかありません。実績データを見ることで、期待どおりに動作している部分と、改善が必要な部分を把握できます。

単純な歓迎メールのワークフローでも、複数の配信経路に連絡先を振り分ける多数のワークフローでも役立ちます。成果が低かったという事実だけでなく、その原因も調べたい場合は、この機能が役立ちます。

ワークフローの実績データを表示する方法  

  1. 左側のメニューで[ワークフロー]をクリックします。

  2. 確認するワークフローの名前をクリックします。

[ワークフロー]タブが開き、処理の流れを示す画面が表示されます。
その横には、次の3つのタブがあります。
[概要]
、[連絡先]、[関連付け]です。
各タブについて以下で説明します。

情報情報:どの実績タブにも、画面右上で選択した期間が適用されます。期間を変更すると、[概要]、[連絡先]、[関連付け]の表示内容も変わります。

期間の選択  

集計期間を変更するには、日付範囲のドロップダウン(初期値は[過去90日間])をクリックします。

  1. 右上のドロップダウンをクリックします。

  2. 用意されている期間から選択します。[今日]、[昨日]、[今週]、[先週]、[過去7日間]、[過去14日間]、[過去30日間]、[今月]、[先月]、[過去90日間]、[過去3か月間]、[過去6か月間]、[今年]、[全期間]から選択できます。

  3. 期間を自由に指定するには、[指定の範囲]を選択します。
    開始日と終了日を選ぶか、それぞれのカレンダーの上にある欄に日付を直接入力します。

ワークフロー全体の集計値の確認  

[概要]タブを開くと[ワークフロー]の画面が表示され、ワークフローに進んだ連絡先の数と、その後の状況を把握できます。

上部には、次の4つの数値が表示されます。

  • 適用済み:選択した期間内にワークフローに進んだ連絡先の合計数です。

  • 再登録済み:ワークフローの対象になり、適用終了後に再び対象となった連絡先の数です。ワークフローで再登録が有効になっている場合にのみ集計されます。

  • ワークフローから削除された連絡先:手動操作またはワークフローの適用を終了する処理によって、適用が終了した連絡先の数です。

  • 条件による終了:ワークフローの処理がすべて完了したのではなく、設定した終了条件を満たしたために適用が終了した連絡先の数です。

その下の[ワークフローの集計値の推移]グラフには、選択期間内の4つの数値の変化が表示されます。開始数が増えているか、特定の日に対象から外れた連絡先が急増しているか、ワークフローのどの段階で条件による適用終了が集中しているかを確認できます。

メールの実績の測定  

[概要]タブで[メール]をクリックすると、このワークフローで送信したメールの実績を確認できます。

配信と反応に関する集計値  

上部には2段に分けて集計値が表示されます。

配信統計

  • 配信済み:送信したメールの合計数と、その対象キャンペーン数です。

  • 到達率:受信トレイに届いたメールの割合です。

  • ハードバウンスとソフトバウンス:無効なメールアドレスなどによる恒久的なエラーと、受信トレイの容量不足やサーバーの応答待ちなどによる一時的なエラーです。

反応統計

  • 開封率とクリック率

  • CTOR(開封に対するクリック率):メールを開封した人のうち、メール内のリンクをクリックした人の割合です。

  • 返信率

  • 配信停止率と迷惑メール(スパム)の割合

各数値の横には前の期間からの増減率も表示されるため、増加・減少の傾向をひと目で把握できます。

経時的な成果と反応の傾向  

[経時的な成果]グラフには、メールの送信数、到達数、開封数、クリック数が別々の線で表示されます。各数値がどのように変化したかを比較できます。

下の[曜日と時間帯別の反応]には、曜日と時間帯ごとの反応を色の濃淡で示した図が表示されます。
色が濃いほど反応が多いことを示します。図の上には[最も反応が多かった曜日]と[最も反応が多かった時間]も表示されます。
右上の切り替えボタンで、図の対象を[開封]と[クリック]に切り替えられます。

開封された環境の内訳  

3つのドーナツグラフで開封状況の内訳を確認できます。

  • デバイス別の開封:パソコン、携帯電話、タブレットの別です。

  • ブラウザー別の開封:Chrome、Firefox、Edge、Android、Operaなどの別です。

  • メールクライアント別の開封数:Apple Mail、Gmail、Outlook.com、Yahoo Mail、Outlookなどの別です。

[地域別の開封とクリック]には世界地図と[国別の実績]表が表示され、主な地域の開封数とクリック数を確認できます。
表内の地域名をクリックすると、さらに詳しい情報が表示されます。

SMSの実績の測定  

[概要]タブで[SMS]をクリックすると、ワークフロー内のSMS配信の実績を確認できます。

[配信統計]には、送信数、到達率、ハードバウンス率、ソフトバウンス率が表示されます。
[反応統計]には、クリック率と配信停止率が表示されます。

[経時的な成果]グラフには、送信、到達、クリック、バウンスの各数値が選択期間内の割合として表示されます。
その下の[曜日と時間帯別の反応]では、次の情報を確認できます。[クリック]には、メールと同様にクリック数の多さを色の濃淡で表す図が表示されます。[最も反応が多かった曜日]と[最も反応が多かった時間]も確認できます。

費用分析  

SMSは1通ごとに料金が発生するため、このタブには[費用分析]も用意されています。

  • キャンペーンあたりの平均費用、クリックあたりの平均費用、受信者あたりの平均費用です。

  • 合計使用額と使用済みクレジット数です。

  • 月別の使用額を示す棒グラフです。破線は平均費用を表します。棒が平均の線を大きく上回っている場合は、その期間のクリック率も上がっているか確認するとよいでしょう。

WhatsAppの実績の測定  

[概要]タブで[WhatsApp]をクリックすると、ワークフロー内のWhatsAppメッセージの実績を確認できます。

[配信統計]には、送信数、到達率、失敗率が表示されます。
[反応統計]には、既読率、クリック率、CTRR(既読に対するクリック率)、返信率、配信停止率が表示されます。

[経時的な成果]グラフには、送信数、到達数、既読数、クリック数に加えて、CTRRが点線で表示されます。既読者がリンクもクリックしているか確認できます。
[曜日と時間帯別の反応]はメールやSMSと同様です。ドロップダウンから、図に表示する集計項目を変更できます。

[費用分析]はSMSとほぼ同じですが、WhatsAppでは返信も重要な反応のため、返信あたりの平均費用が追加されています。

[地域別の内訳]には、メールタブの国別表に代わり、WhatsApp向けの表が表示されます。
国別の成果:[既読、クリック、返信]では、世界地図とともに地域別の3つの数値を確認できます。

個々の連絡先がたどった経路の確認  

全体の集計値だけでは状況を把握できないこともあります。そのような場合は、特定の連絡先に何が起きたかを確認する必要があります。[ワークフロー]タブには、そのための機能が用意されています。

  1. [ワークフロー]タブで、画面左側の[連絡先の経路を確認]欄を探します。

  2. 連絡先のメールアドレスを入力します。

  3. [経路を表示]をクリックします。

画面には、その連絡先がたどった経路が強調表示されます。また、次の情報を示す連絡先の詳細画面が開きます。

  • 実行条件の種類: 連絡先がワークフローに進んだきっかけです。

  • 実行日時:ワークフローに進んだ日時です。

  • 現在のステージ:現在の状態(有効、完了など)です。

  • 最後に処理が行われた日時

  • ワークフロー内での経過時間の合計

[タイムラインを表示]をクリックすると、連絡先が通過したすべての要素が時刻付きで順番に表示されます。
特定の連絡先にWhatsAppメッセージが届かなかった理由や、ワークフローの適用が途中で終了した理由を調べる際に便利です。

[クリアする]をクリックすると表示がリセットされ、別の連絡先を検索できます。

[このワークフローから連絡先を削除する]を使用すると、その連絡先へのワークフローの適用が直ちに終了します。そのワークフローで再登録が有効になっていない限り、同じ連絡先に対してワークフローの処理が再び適用されることはありません。

ワークフローの適用開始と終了のステータスに基づく連絡先の表示  

[連絡先]タブには、ワークフローに関連したすべての連絡先が表示されます。絞り込みやエクスポートも可能です。

  1. [連絡先]をクリックします。

  2. 表の上にあるドロップダウン(初期値は[適用済み])から、[適用済み]、[終了]、[条件より終了]、[再登録]のいずれかを選択します。

  3. 右上の検索欄から特定の連絡先を検索します。

表にはメールアドレス、携帯電話、開始日時、敬称、会社名、追加日時、姓、役職などの列が表示されます。表の上にある[列のカスタマイズ]アイコンをクリックすると、予備のメールアドレス、連絡先のスコア、連絡先の登録元などの列を追加・削除できます。 

複数の連絡先に対する処理

  1. 表のチェックボックスで1件以上の連絡先を選択します。

  2. [処理]をクリックします。

  3. [登録設定を変更する]、[タグを関連付ける]、[タグを削除する]、[配信リストに追加する]、[配信リストから削除する]、[トピックを関連付ける]、[トピックを削除する]、[連絡先をエクスポート]、[一括更新]から処理を選択します。

表の下部には全体の件数と選択件数が表示されます。一括処理を確定する前に、対象件数を確認できます。右下の選択欄から、一度に表示する行数を変更することもできます。1ページあたり10件、50件、100件、150件、200件から選択できます。

関連キャンペーンの確認  

[関連付け]タブには、ワークフローから送信したすべてのキャンペーンが配信経路別に表示されます。

  1. [関連付け]をクリックします。

  2. [メール]、[SMS]、[WhatsApp]から、確認する配信経路を選択します。

各キャンペーンには、配信経路に応じた集計値が表示されます。メールとSMSには送信数、到達数、クリック数が表示されます。メールではCTORも確認できます。WhatsAppでは、それらに加えて既読数、返信数、配信停止数が表示されます。キャンペーン名をクリックすると、ワークフロー画面を離れて、キャンペーン単体の詳細レポートを確認できます。

実績画面からのワークフローの管理  

ワークフローを管理するために、実績タブを閉じる必要はありません。各タブの右上には、次の操作が用意されています。

  1. 現在の状態に応じて[一時停止]または[再開]をクリックすると、ワークフローを一時停止、再開できます。

  2. […]をクリックすると、[編集]、[終了条件の設定]、[複製]、[削除]などの操作メニューが表示されます。

注意注意:ワークフローを削除すると、ワークフロー本体とその履歴が完全に削除されます。設定を残したまま送信だけ止めたい場合は、削除せずに一時停止します。