キャンペーンに使用するメールのレイアウトやデザインは、キャンペーンの印象や効果に大きく影響するため、どの企業も多くの手間と時間を掛けて丁寧に作成しています。しかし、キャンペーンのメールを受信した人が、メールサービスからそのメールを他の人に転送すると、どんなに丁寧に作られているメールでもレイアウトが崩れることがあります。レイアウトが崩れたメールを受け取った人は、メールそのものの信頼性に疑問を抱くこともあるため、メールの転送によってレイアウトが崩れる問題はキャンペーンやブランドの評判を低下させる要因になる恐れがあります。
転送によってレイアウトが崩れる理由
メールを転送したときにレイアウトが崩れる理由はいくつかあります。その中でも影響が大きいと考えられるのが、各メールサービス(Gmail、Yahoo!メール、Apple Mail、Outlook メールなど)による転送メールの処理方法です。以下に、レイアウトが崩れる一般的な理由を説明します。
- メールサービスによってコードが書き換えられる: メールサービスでは、メールの転送時にHTMLやCSSのコードを独自に追加したり、メッセージ内にスタイルの設定や空白、引用タグなどを挿入したりすることがあります。その結果、メッセージのコード構造が変化する場合があります。さらに、メールサービスでは、メールの到達率を上げるため、メールがコンテンツフィルターを通過しやすくなるようにコードの一部を削除することもあります。メールサービスによるこうしたコードの書き換えがレイアウトの崩れの一因になります。
- 画像が正常に転送されない:一部のメールサービスでは、画像を添付ファイルやリンクに変換して送信することがあり、このときにリンク切れが起こる場合があります。特に、外部のサーバーから読み込んで表示する画像では、メール転送時にコードの構造が変わることでリンク切れが起こってしまうことがよくあります。
- ユーザーが画像の表示/非表示を選択できる:多くのメールサービスでは、画像を表示するかどうかをユーザーが選択できるようになっています。メールの見た目は、画像が表示されるかどうかによって大きく異なります。
- 受信者のデバイスに搭載されているOS(オペレーティングシステム): 受信者のデバイス(スマートフォン、パソコン、タブレットなど)に搭載されているOSのバージョンもメールの表示に影響を与える可能性があります。OSのバージョンによっては、メールの表示に制限があります。すべての受信者のデバイスに最新のOSが搭載されているわけではないので、レイアウトの崩れを完全に防止することは困難です。
- 受信者のデバイスの種類と画面サイズ:受信者が利用しているデバイスの種類と、デバイスの画面サイズもメールの表示に影響します。たとえば、スマートフォンの画面より、パソコンのディスプレイの方がメールを読みやすくなることはよくあります。
残念ながら、ユーザーが利用するメールサービスやデバイスを制御することはできないため、転送されるメールのレイアウトを完全に維持することは難しいでしょう。しかし、Zoho Campaignsには、レイアウトを崩さずにメールを他の人に共有する仕組みが用意されています。その仕組みを利用する方法を以下に説明します。
[知人に紹介]差し込みタグ
[知人に紹介]差し込みタグを使用すると、メールを他の人に共有するためのリンクをキャンペーンメールに組み込むことができます。メールの受信者は、リンクをクリックし、共有したい人のメールアドレスを入力することによって、メールをその人に共有できます。
[知人に紹介]差し込みタグを追加する方法は、2つあります。
- キャンペーンのコンテンツで、フッターのセクションをクリックします。
- リンクを追加するコンテンツを選択します。
- [リンク]アイコンをクリックします。
- [パーソナライズ]をクリックし、[ヘッダーとフッターの差し込みタグ]を選択します。
- 「知人に紹介」リンクを選択します。
- [保存する]をクリックします。

また、[知人に紹介]差し込みタグは、以下の手順でも追加できます。
- キャンペーンのコンテンツで、フッターのセクションをクリックします。
- 差し込みタグを追加したい場所にカーソルを置き、[差し込みタグ]をクリックします。
- [ヘッダーとフッターの差し込みタグ]をクリックします。
- 「知人に紹介」リンクを選択します。

メモ:
[知人に紹介]差し込みタグは、テストメールでは機能しません。このため、テストメールの場合はメールサービスの転送機能を使うことになり、メールのレイアウトが崩れる可能性が高くなります。