Zoho Campaignsでは、表計算シートのファイルから配信リストに連絡先データをインポートできます。連絡先のインポート機能は、[連絡先]タブ内の[すべての連絡先]の一覧から利用できます。
連絡先のインポート機能の重要性
たとえば、表計算シートで管理している10,000件の連絡先データをZoho Campaignsに登録したいとします。Zoho Campaignsで連絡先を1件ずつ手作業で登録するのは、手間がかかり、骨の折れる作業です。連絡先のインポート機能を利用すると、表計算シートのファイルをZoho Campaignsにアップロードするだけで、連絡先を一括で登録できます。これにより、時間を大幅に節約できます。
また、連絡先のインポート機能は、他のメールマーケティングソフトからZoho Campaignsに移行する場合にも役立ちます。以前のソフトウェアに登録されている連絡先データを引き続き利用したい場合は、ソフトウェアから連絡先データをエクスポートし、表計算シートのファイルをZoho Campaignsにアップロードします。
こちらのページでは、さまざまな形式のファイルから連絡先をインポートする方法、インポートに対応しているファイル形式、発生する可能性のあるエラー内容、インポート履歴の確認方法などについて説明します。
連絡先インポートに利用できるファイル形式
次の形式のファイルから、連絡先データをインポートできます:
- Excelファイル(.xls、.xlsx)
- CSV(コンマ区切りの値)ファイル(.csv)
メモ:
- テキスト形式のファイル(.txt)から連絡先をインポートすることはできません。
- メールアドレスは必須項目です。
ファイルからの連絡先データのインポート
連絡先のインポートを始める前に、インポート対象の連絡先を保存する配信リストを必ず作成してください。
ファイルから連絡先をインポートするには
- 画面左側のメニューから、[連絡先]タブをクリックし、一覧から[すべての連絡先]を選択します。
- [新しく追加する]→[インポートする]をクリックします。
- [ファイルを選択]をクリックします。
- CSVファイルまたはExcelファイルを参照して選択するか、ドラッグ&ドロップで追加します。
- [登録設定]を選択します。
- 連絡先を関連付けるトピックを選択します。この手順は、初期設定のトピック (マーケティング) の他に、独自のトピックを作成した場合にのみ必要です。
- 連絡先をインポートする配信リストを選択します。
- ファイルのアップロード完了後、ファイル内の項目を、Zoho Campaigns内の対応する項目に関連付ける必要があります。
- 関連付けされていない項目では、[Campaignsの項目]の選択リストをクリックすると、対応する項目を関連付けることができます。
- [保存する]をクリックします。
- [詳細設定を表示する]リンクをクリックすると、インポートした連絡先に割り当てるタグを選択できます。

- [インポートする]をクリックします。ボタンをクリックした後、インポートの進捗状況を確認できます。
ヘッダー(見出し)
最初の行はヘッダー(見出し)で、項目名を記載します。この場合、ヘッダーは連絡先の「メールアドレス」、「姓」、「名」などです。ヘッダーより下の各行には、ヘッダーの項目の順番に合わせて、それぞれの連絡先のデータを記載します。たとえば、ヘッダーの順番が「メールアドレス」、「姓」、「名」の場合、各行において、各連絡先のメールアドレス、姓、名を記載します。
改行
CSVファイルには、必ず各行に1件のデータを記載する必要があります。それ以外の形式のCSVファイルは、インポートできません。
コンマ
項目の値は、必ずコンマ(,)で区切られている必要があります。2つの項目値の間がコンマで区切られていないファイルは、インポートできません。
連絡先インポート時に発生する可能性のあるエラー
Zoho Campaignsのアカウントにファイルをインポートしようとした際に表示されるエラーメッセージは、ファイルに問題があるためインポートできないことを意味します。このような場合は、ファイルの内容を見直し、エラーの原因となるデータを修正してください。
エラーの原因となるデータの例は、次のとおりです:
- メールアドレスに「@」記号がない。例:メールアドレスとして指定した値「jane.doegmail.com」に、「@」記号がない。
- メールアドレスの「.」(ドット)が抜けている。例:メールアドレスとして指定した値「Patrick@yahoocom」に、「.」が抜けている。
- ファイル内に空白データがある。連絡先リストのファイル内の先頭に、余分な空白データがあります。このエラーを回避するには、TRIM関数を利用して、テキストデータからすべての空白(スペース)データを削除します。
- メールアドレスの最後の「.」(ドット)の後が6文字以上ある。例:jane.doe@zylker.incostica
- 英語以外の文字
連絡先(Excelファイル)インポート時の留意事項
- ファイル内の最初の行は、ヘッダー(見出し、項目名)として扱われます。
- 各列のヘッダーは、255文字以下にする必要があります。
- ファイルサイズは、25MB以下にする必要があります。
- メールアドレスに、ハイパーリンクを設定しないでください。
- メールアドレスの値は、各行において、メールアドレスを表すヘッダー項目に対応する列だけに記載してください。
- Excelファイルの保存形式は、MS Excel 95以上にしてください。
- Excelファイルのインポート時には、必ず1つのシート内に連絡先データを記載してください。
- Excelファイルに、コンボフィルターのような特別な操作や画像が設定されている場合、予期せぬエラーが発生する可能性があります。
- チェックボックス項目の値(真偽値)は、「true」または「false」にする必要があります。
- 日付の値は、「mm/dd/yyyy」形式にする必要があります。それ以外の形式の日付は、無視されます。
- 日時の値は、「mm/dd/yyyy hh:mm:ss」形式にする必要があります。それ以外の形式の日時の値は、無視されます。
- 初期設定では、文字コードは「UTF-8」(Unicode)です。インポートするファイルに他の文字コードが使用されている場合は、インポートする前に適切な文字コードに変換してください。
- 実際のデータをインポートする前に、サンプルファイルでインポートを試すことをお勧めします。
- Excelファイルのインポートに対応していますが、不明なエラーによりインポートできない場合があります。その場合、ExcelファイルをCSVファイルに変換してから、インポートを試すことをお勧めします。
- 携帯電話番号には国コードを追加し、書式なしテキストで入力する必要があります。数式を使用することはできません。Excelの数式を使用して国コード(例:+81)を追加する場合、国コードを追加した携帯電話番号の列をコピーして、値のみを新しいシートに貼り付けてから、インポートしてください。これにより、電話番号が適切に保存され、SMSキャンペーンやWhatsAppキャンペーンの配信に使用できます。
インポートの概要
[インポートの概要]ページには、インポートしたすべての連絡先の詳細が表示されます。インポートの完了後、インポートした連絡先に関するレポートが生成され、表示できます。Zoho Campaignsでは、インポートした連絡先の履歴全体を、1つの手順で簡単に表示できます。
[インポートの概要]ページから、新しく追加された連絡先数や、重複している連絡先数、無視された連絡先数を表示できます。数字をクリックすると、関連する連絡先データの詳細を確認できます。
連絡先の一部が無視される原因
連絡先の一部がリストから除外される原因は、次のとおりです:
- バウンス(不達):メールが受信トレイに届かない連絡先、またはメールアドレスが存在しない連絡先であるため。
- ブロック:Zoho Campaignsによりブロックされている連絡先であるため。
- 配信対象外:メール配信の登録を解除した連絡先、または配信対象外リストに手動で追加された連絡先であるため。
- 部署や役割を表すメールアドレス:メールアドレスが個人のものではなく、特定の部署や役割を表すもの(グループメールアドレスやメーリングリスト)であるため(例:info@、administrator@、careers@、service@、support@など)。
- ファイル内の重複データ:ファイル内に複数存在する連絡先であるため。
- 無効なパターン:連絡先のメールアドレスが無効であるため(例:johngmail.com、jane@aol、ted@zylkercom)。
- 空のメールアドレス:連絡先のメールアドレス項目が入力されていないため。
- その他のエラー:インポートしたファイル内のメールアドレスに無効な項目や未処理の項目が含まれている可能性があります。
インポート時に部署や役割を表すメールアドレス(グループメールアドレスやメーリングリスト)が除外される理由