メールに対する操作/処理内容に基づくワークフローの作成

メールに対する操作/処理内容に基づくワークフローの作成

ワークフローで[メールの操作]の要素(部品)を使用すると、配信メールに対して受信者側で一定の操作/処理(メールの受信、開封、リンクのクリックなど)が行われた場合に、特定の処理(タグの追加、スコアの加算、配信リストへの追加など)が自動で実行されるよう設定できます。たとえば、対象のメール配信キャンペーンについて、受信者が配信メール内のリンクをクリックした場合に、受信者のメールアドレスを特定の配信リストに追加する処理を設定できます。この機能を利用すると、たとえメールの配信件数が膨大であったとしても、受信者の反応に応じた適切な処理を自動で実行できるため、より少ない労力によって、より質の高い働きかけが可能になります。処理が実行されるには、以下の条件のうちの1つ以上が満たされている必要があります。
  • 到達 - 選択した配信メールが宛先のメールアドレスに到達している
  • 未配信 - メールが宛先のメールアドレスに配信されていない
  • 開封 - 選択した配信メールが受信者によって開封された
  • 未開封 - 選択した配信メールが受信者によって開封されなかった
  • 返信済み - 選択した配信メールに対して受信者が返信した
  • 開封したが返信していない - 選択した配信メールが受信者によって開封されたが、返信されなかった
  • スキップ済み - ワークフローで設定されているトピックと、連絡先に関連付けられているトピックが一致しないため、スキップされた
  • いずれかのリンクをクリック - 選択した配信メールが受信者によって開封され、メールの内容に含まれるリンクが1件でもクリックされた
  • 開封したがリンクをクリックしていない - 選択した配信メールが受信者によって開封された後、メールの内容に含まれるリンクがクリックされなかった
  • 特定のリンクをクリック - 選択した配信メールが受信者によって開封され、メール内の特定のリンクがクリックされた

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設定した条件を連絡先が最初の時点で満たしている場合、ワークフローの次の処理が連絡先に対して1回限り適用されます。

以下の例を確認してみましょう。

たとえば、「ジルカーズX2022」というイベント用にワークフローを作成するとします。イベントに出席したすべての連絡先について、リスト登録トリガー(リストに連絡先が追加されるとワークフローが開始される設定)を使用します。ワークフローの編集画面では、[トリガー]の項目にある[リスト登録]をキャンバス(編集欄)に移動し、対象の配信リストを選択します。次に[プロセス]の項目から[メールの操作]の要素(部品)をワークフローのキャンバスに追加したら、イベントで使用したメール配信キャンペーン「ジルカーズX2022お礼用」を選択します。処理の実行条件としては、[到達][開封]、[いずれかのリンクをクリック]を選択しました。ここまでの設定でワークフローは以下のように表示されます。

その後、編集画面の左メニューの[処理]→[生産性向上]の項目から、各条件に対応する処理を選択して、それぞれの条件の下に配置しました。配置後のワークフローについては、以下の画像をご参照ください。(「ジルカーズX2022お礼用」のメールの受信に対しては連絡先へのタグの割り当て、メールの開封に対しては連絡先へのスコアの加算、メール内のいずれかのリンクのクリックに対しては連絡先をリストに追加する処理を設定しました)。
  • 3つすべての条件を満たしている連絡先には、3つの処理がすべて適用されます。
  • 条件のうち1つまたは2つのみを満たしている連絡先には、満たした条件に対応する処理のみが適用されます。
  • 3つの条件のうち1つの条件も満たしていない連絡先には、ワークフローの残りの処理は適用されません。
たとえば、「佐藤」という名前で登録されている連絡先は、メールの操作についての3つの条件を最初の時点ですべて満たしていました。すなわち、佐藤さんは、キャンペーン「ジルカーズX2022お礼用」の配信メールを受信して、開封した後、メール内のリンクをクリックしていました。そのため、佐藤さんに対してはワークフローの3つの処理がすべて適用されます。メールを受信したことによって、佐藤さんの連絡先情報には新しいタグが追加されます。また、メールを開封したことによって、佐藤さんのスコアには10ポイントが加算され、リンクをクリックしたことによって、佐藤さんの連絡先は配信リスト「購入の見込み有り」に追加されます。



一方、「田中」という名前で登録されている別の連絡先は、メールの操作について1つの条件(ジルカー社からの配信メールの受信)のみを満たしました。そのため、田中さんには、新しいタグを追加する処理のみが適用されました。数日後、田中さんはメールを開封し、メール内のリンクをクリックしました。これによって、ワークフローの他の2つの条件も満たされました。ただし、田中さんに対しては、残りの2つの処理が実行されることはありません。
田中さんに対して他の処理が実行されない理由は、最初にワークフローの処理が実行された時点で、田中さんは1つの条件しか満たしていなかったためです。一方、佐藤さんは、3つのすべての条件を最初から満たしていたため、佐藤さんに対しては、3つの処理が実行されました。
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メールの操作に基づく条件分岐処理では、連絡先が最初の時点で条件を満たしていた場合にのみ、ワークフローの残りの処理が適用されます。

待機の要素の活用
ワークフローを作成するにあたって、[メールの操作]の要素についての3つの条件分岐に対して、待機時間を追加できます。待機時間(例:3時間、2日間)を追加すると、指定した時間が経過するまでワークフローの処理が次に進むのを待機させ、配信したメールが連絡先によって操作(受信、開封、クリック)されるまでの時間を確保できます。待機時間が経過した後、ワークフローは再開し、次に設定した操作や処理を実行することが可能です。たとえば、ワークフローにおいて待機時間を「2日間」として設定するとします。その間、メールを開封した連絡先は「開封」の分岐に自動で進み、メールを開封しなかった連絡先は「未開封」の分岐に進みます。待機時間が経過した後、「未開封」の分岐に進んだ連絡先に対して、メールを再度配信するように処理を設定できます。