ワークフローにおけるメール配信のフォローアップ機能

ワークフローにおけるメール配信のフォローアップ機能

ワークフローで[メールの送信]の要素(部品)などに付属するフォローアップ機能を使用すると、配信メールに対して受信者側から一定の反応(メールの受信、開封、リンクのクリックなど)があった場合に、特定の処理(タグの追加、スコアの加算、配信リストへの追加など)が自動で実行されるよう設定できます。この機能は、ワークフローの[処理]→[エンゲージメント]にある[メールの送信]の要素(部品)と[A/Bテスト]の要素(部品)の一部として利用できます。フォローアップ機能(受信者の反応に基づく処理の設定)を有効にするには、[メールの送信]または[A/Bテスト]の要素(部品)をワークフローのキャンバス(編集欄)に移動した上で、部品上に表示されている切り替えボタン([反応の追加])をクリックします。表示された画面で、条件(到達/開封など)を選択すると、[メールの送信]または[A/Bテスト]の要素(部品)の下に、各条件に対応する要素(部品)が追加され、それぞれの条件を満たした場合の処理を設定できるようになります。

処理が実行されるには、以下の条件のうちの1つ以上が満たされている必要があります。
  • 到達 - 配信メールが宛先のメールアドレスに到達している
  • 開封 - 配信メールが受信者によって開封された
  • 返信済み - 配信メールに対して受信者が返信した
  • スキップ済み - 受信者のトピックがワークフローに設定されているトピックと一致しないため、受信者がスキップされた
  • いずれかのリンクをクリック - 配信メールが受信者によって開封され、メールの内容に含まれるリンクが1件でもクリックされた
  • 特定のリンクをクリック - 配信メールが受信者によって開封され、メール内の特定のリンクがクリックされた
Quote連絡先が対象の条件を満たした時点で、条件に対応する処理が順次適用されます。そのため、同じ連絡先に対してワークフロー内の複数の処理が別々のタイミングで実行される可能性があります。

以下の例を確認してみましょう。
たとえば、「ジルテック2025」というイベント用にワークフローを作成するとします。イベントに出席したすべての連絡先について、リスト登録トリガー(リストに連絡先が追加されるとワークフローが開始される設定)を使用します。ワークフローの編集画面では、[トリガー]の項目にある[リスト登録]をキャンバス(編集欄)に移動し、対象の配信リストを選択します。次に[処理]→[エンゲージメント]の項目から[メールの送信]の要素(部品)をワークフローの編集欄(キャンバス)に追加します。追加したら、[反応の追加]の切り替えボタンをクリックして、フォローアップ機能を有効にします。フォローアップ処理の実行条件としては、[到達]、[開封]、[いずれかのリンクをクリック]を選択しました。ここまでの設定でワークフローは以下のように表示されます。

その後、編集画面の左メニューの[処理]→[生産性向上]の項目から、各条件に対応する処理を選択して、それぞれの条件の下に配置しました。配置後のワークフローについては、以下の画像をご参照ください(メールの受信に対しては連絡先へのタグの割り当て、メールの開封に対しては連絡先へのスコアの加算、メール内のいずれかのリンクのクリックに対しては連絡先をリストに追加する処理を設定しました)。
  • 3つすべての条件を満たしている連絡先には、3つの処理がすべて適用されます。
  • 条件のうち1つまたは2つのみを満たしている連絡先には、満たした条件に対応する処理のみが適用されます。
  • 3つの条件のうち1つの条件も満たしていない連絡先には、ワークフローの残りの処理は適用されません。
たとえば、「川根」という名前で登録されている連絡先は、メールの反応についての3つの条件をすべて満たしていました。すなわち、川根さんは、配信メールを受信して、開封した後、メール内のリンクをクリックしていました。そのため、川根さんに対してはワークフローの3つの処理がすべて適用されます。メールを受信したことによって、川根さんには新しいタグが追加されます。また、メールを開封したことによって、川根さんのスコアには10ポイントが加算され、リンクをクリックしたことによって、川根さんの連絡先は配信リスト「購入の見込みあり」に追加されます。

一方、「横浜」という名前で登録されている別の連絡先は、最初の時点で1つの条件(メールの受信)のみを満たしていました。そのため、横浜さんには、新しいタグを追加する処理のみが適用されました。数日後、横浜さんはメールを開封し、メール内のリンクをクリックしました。これによって、ワークフローの残りの2つの条件も満たされたことになります。メールを開封したことによって、横浜さんのスコアには10ポイントが加算され、リンクをクリックしたことによって、横浜さんの連絡先は配信リスト「購入の見込み有り」に追加されました。

横浜さんの例から、最初の時点では満たされていなかった条件が後から満たされた場合にも、処理が実行されることが分かります。[メールの配信]または[A/Bテスト]の要素(部品)に付属するフォローアップ機能(反応に基づく処理の実行)では、連絡先が条件を満たすかどうかが随時確認され、連絡先が条件を満たした時点で、対応する処理が実行されます。
Quote
その結果、横浜さんの例のように、同じ連絡先に対して、異なるタイミングで複数の処理が実行される場合があります。