Zoho Campaignsでは、有効な(実行中の)ワークフローを編集できます。現在、有効なワークフローについては、[プロセス]と[処理]の要素のみが編集可能です。
有効なワークフローの編集方法
- 左側のメニューから、[自動化]を選択し、[ワークフロー]をクリックします。
- 有効なワークフローの中から、編集したいワークフローを選択します。
- 画面右上の[その他]をクリックし、[編集]を選択します。

- 有効なワークフローの編集に関する注意事項を確認したら、[続ける]をクリックします。

- 編集が完了したら、[もう一度有効にする]をクリックします。

有効な(実行中の)ワークフローを編集する際の注意事項
有効なワークフローを編集する際の注意事項は以下のとおりです。
- 有効なワークフローの編集を開始すると、ワークフローの下書きのバージョンが作成されます。一方、既存の有効なバージョンによる処理は、引き続き実行されます。
- [もう一度有効にする]をクリックすると、ワークフローに対する変更内容が反映され、新しいバージョンのワークフローが有効になります。
- 新しいバージョンのワークフローにおいて処理対象となる連絡先には、新しいワークフローの要素による処理が適用されます。
- ワークフローの更新後に新たに追加された連絡先に対しては、新しいワークフローによる処理が適用されます。ただし、既存の連絡先に対する処理は、変更内容によっては実行されない場合があります。
- 削除された要素/プロセスがある場合、連絡先に対して処理が実行されない場合があります。
- 要素を並べ替えた場合、ワークフローの経路が変更されます。すべての連絡先に対して、新しい経路による処理が適用されます(ただし、新しい経路による処理が完了している連絡先は除きます)。
- [メールの操作]の要素を編集した場合、新しい連絡先で、かつ、条件を満たす連絡先に対してのみ、処理が適用されます。
- メールを配信する処理の要素で、受信者の反応に基づく処理(フォローアップ処理)の設定を変更した場合は、条件を満たすすべての連絡先に対して処理が適用されます(新しい連絡先と既存の連絡先の両方を対象とします)。
編集前のワークフロー内で処理中であった既存の連絡先は、すべて新しいバージョンに引き継がれます。続きの処理が適用されるか否かは、変更内容によって異なります。以下では、既存の連絡先に対してワークフローの続きの処理が適用されない場合の例を確認してみましょう。
ワークフローから要素が削除された場合:
ワークフローから要素が削除されると、残りの既存の要素の処理は削除前のワークフローで最後に有効だった時点で終了するため、元々次に続いていた要素の処理が適用されない場合があります。
例
マーケティング担当者向けのWebセミナーの出席者が登録されている配信リストがあります。この配信リストの連絡先に対して処理を実行するワークフローが有効になっています。このワークフローでは、連絡先データの[役職]の項目を[マーケティング担当者]とする処理と、連絡先に新しいタグを追加する処理を順に設定しています。
しかし、後になってWebセミナーに出席したのはマーケティング担当者だけではないことに気がついたため、連絡先の項目を更新する([役職]を[マーケティング担当者]とする)要素を削除することにしました。そこで、有効なワークフローを編集して、[項目を更新する]の要素を削除してから、ワークフローをもう一度有効にしました。ここでは、編集前のワークフローで[項目を更新する]の要素による処理が進行中であった連絡先には、元々次に実行されるはずだった処理(タグの追加)が適用されません。新しく追加された連絡先にのみ新しいタグが追加されます。
ワークフローの経路を変更した場合:
要素の配置変更などによって、ワークフローの経路が変わった場合、編集前の要素による処理は、編集前のワークフローで最後に有効だった時点で終了します。そのため、元々その後に続くはずだった要素の処理は適用されない場合があります。
例
登録フォームを通じて追加された顧客が登録されている配信リストがあります。この配信リストの連絡先に対して処理を実行するワークフローを有効にしています。このワークフローでは、連絡先の[役職]の項目を[マーケティング担当者]とする処理と、連絡先に[マーケティング関連]というタグを追加する処理が順に設定されています。

その後、項目を更新する処理と、タグを追加する処理の要素の順番を入れ替えることにしました。そこで、実行中のワークフローを編集して、タグを追加する処理の後に、項目を更新する処理を配置してから、ワークフローをもう一度有効にしました。ここでは、編集前のワークフローで[項目を更新する]の要素による処理が進行中であった連絡先には、元々次に実行されるはずだった処理(タグの追加)が適用されません。新しく追加された連絡先にのみ、新しいタグの追加と、項目の更新の処理が順に適用されます。
ワークフロー内で要素を移動した場合:
ワークフローの要素を移動すると、次の処理が実行されます。
- 要素が別の経路に移動した場合、要素の対象となるすべての連絡先(既存の連絡先と新しい連絡先の両方)には、ワークフローの新しい経路が適用されます。
- ただし、ある要素が別の要素の前に移動した場合でも、編集前のワークフローにおいて要素の処理が進行中であった連絡先には、ワークフローの続きの処理が適用されません。
例
顧客企業のマーケティング担当者向けに実施している研修の出席者が登録されている配信リストがあります。この配信リストの連絡先に対して処理を実行するワークフローが有効になっています。このワークフローでは、連絡先データの[役職]の項目の値が[マーケティング担当者]である、という条件に基づく分岐処理が設定されています。この条件を満たす連絡先に対しては、3つの処理(スコアの追加、Zoho CRMのタスクの実行、別の配信リストへの移動)が実行されます。条件を満たさない連絡先(マーケティング担当者ではない連絡先)は、この処理の対象外のため、配信リストから削除されます。
その後、条件を満たす場合に実行する3つの処理の中で、Zoho CRMのタスク作成の処理を最初に実行することにしました。そこで、ワークフローを編集して、Zoho CRMのタスク作成に関する要素を、最初に実行する位置に移動してから、ワークフローをもう一度有効にしました。これによって、条件を満たす連絡先に対しては、最初にZoho CRMのタスク作成の処理が実行されてから、スコアの追加、別の配信リストへの移動の処理が順に適用されるようになりました。この場合、編集前のワークフローでZoho CRMのタスク作成の処理が進行中であった既存の連絡先に対しては、Zoho CRMのタスク作成の処理の再適用や別の配信リストへの移動の処理は実行されません。新しい連絡先に対してのみワークフローの続きの処理が適用されます。
[メールの操作]の要素を編集した場合:
[メールの操作]の要素を編集した場合、新しい連絡先で、かつ、条件を満たす連絡先に対してのみ処理が適用されます。
例
ある配信リストの連絡先に対して、配信メールへの反応に応じて処理を実行するワークフローを設定するとします。このワークフローでは、[メールの操作]の要素によって、メールが到達した連絡先に対しては別の配信リストへの追加処理、メールを開封した連絡先に対してはタグの追加処理が実行されます。
ここで、タグの追加の要素で、追加するタグを別のタグに変更することにしました。そのため、ワークフローで[メールの操作]の要素を編集し、追加するタグを変更してから、ワークフローをもう一度有効にしました。この場合、新しいタグを追加する処理は新しい連絡先に対してのみ適用されます。変更前のタグが追加された既存の連絡先に対しては、タグの追加処理が実行済みであるため、あらためて新しいタグが追加されることはありません。
メール配信のフォローアップ処理を編集した場合:
メールを配信する処理の要素で、受信者の反応に基づく処理(フォローアップ処理)の設定を変更した場合、条件を満たすすべての連絡先に対して処理が適用されます(新しい連絡先と既存の連絡先の両方を対象とします)
例
特定の配信リストに連絡先が追加されたら、追加された連絡先に対してメールを配信するワークフローが有効になっています。このワークフローでは、配信メールのフォローアップ処理によって、メールが到達したが開封やクリックなどの反応はなかった受信者(連絡先)に対してはタグを追加する処理、メールを開封した受信者(連絡先)に対してはスコアを追加する処理が実行されます。
ここで、タグを追加する処理は、メールが到達したが開封やクリックなどの反応はなかった受信者(連絡先)ではなく、メール内のいずれかのリンクをクリックした受信者(連絡先)に対して実行することにしました。そこで、メールのフォローアップ処理の設定を編集して、[到達]の条件を削除し、[いずれかのリンクのクリック]の条件を追加しました。また、条件を満たす場合の処理としてタグの追加処理を設定し、ワークフローをもう一度有効にしました。この場合、メール内のいずれかのリンクをクリックした連絡先に対する処理は、条件を満たしたすべての連絡先(既存の連絡先と新しい連絡先の両方)に対して適用されます。
ワークフローの編集によって待機時間の要素にはどのような影響がありますか?
待機時間が開始してから終了に至っていない場合、基本的には、編集の影響を受けません。待機時間がすでに終了している場合は、連絡先に対して待機時間の次に続く処理が新たに適用されることはありません。
ワークフローの詳細画面で[連絡先の経路]を選択し、経路を表示することで、各連絡先に対してワークフローのどの処理が適用されているかを確認できます。