ゲストから外部ユーザーへの変更

概要

ゲストは、組織の通常のメンバーや外部ユーザーとは異なり、Zoho Connectにゲスト用のURLからアクセスします。ゲストは、ZohoアカウントがなくてもZoho Connectを利用できる一方で、一部のアプリ（ファイル、独自アプリ、アンケート、チャンネル）にはアクセスできません。この制限は、これらのアプリ（ファイル、独自アプリ、アンケート、チャンネル）が、Zohoアカウントを通じてアクセス可能な他のZohoサービス（Zoho WorkDrive、Zoho Creator、Zoho Surveyなど）と連携していることによるものです。また、モバイルアプリにおいても、ゲストは、メンバーや外部ユーザーが使用するアプリとは異なるアプリ（Connect Portal）を用いてネットワークにアクセスする必要があります。

一方、外部ユーザーは、ゲストと同様に組織外のユーザーではありますが、メンバーと同じ方法でZoho Connectにサインイン可能です。また、外部ユーザーは、ファイル、独自アプリ、アンケートのアプリに制限付きでアクセスしたり、メンバーが使用するのと同じモバイルアプリでZoho Connectにアクセスしたりすることが可能です（ただし、チャンネルにはアクセスできません）。

外部ユーザーの機能は、Zoho Connectの内部ネットワークでのみ利用可能です。Zoho Connectの外部ネットワークにおいては、ゲスト機能のみ利用できます。

外部ユーザーとは

通常のメンバーとは異なる関係者（例：コンサルタント、クライアント、パートナー、インターン、アルバイト、派遣社員）を外部ユーザーとしてネットワークに招待すると、アクセス範囲を制限した形でネットワークに参加してもらうことができます。外部ユーザーがアクセスできるグループは、自身が追加されたグループのみです。また、外部ユーザーは、ネットワークで有効なすべてのアプリにアクセスできますが、チャンネルにアクセスすることはできません。ネットワークへのログインは、通常のメンバーと同様の方法で行われます。モバイルアプリについても、メンバーと同様、Zoho Connectアプリを利用できます。管理者は、ポリシーの設定により、外部ユーザーがアクセス可能な範囲を制限できます。

外部ユーザー機能のメリット：

外部ユーザーは、グループとネットワークのファイル、アンケート、独自アプリにアクセスできます。
画面下部のかんたんチャットバーを利用できます。メンバーと外部ユーザーの両方がお互いを連絡先として追加すると、1対1のチャットを開始できます。
Zoho Connectの連絡先として追加したメンバーに対して、音声通話とビデオ通話を開始できます。
さまざまなサービスとの連携機能にアクセスできます。
ゲストがZoho Connectにゲスト用のURLからアクセスするのに対して、外部ユーザーは、Zoho Connectにメンバーと同じページからサインインできます。
ゲストがモバイルからアクセスする際に「Connect Portal」という名前の別のアプリを利用する必要があるのに対して、外部ユーザーは、Zoho Connectのモバイルアプリ（通常のメンバーが利用するのと同じアプリ）を利用できます。

外部ユーザーとゲストの違い

外部ユーザーは、Zoho ConnectのネットワークにアクセスするのにZohoアカウントを作成する必要があります。一方、ゲストは、Zohoアカウントを作成する必要はありません。ゲスト用URLを通してアクセスできます。また、外部ユーザーがサインインのためにアクセスするページは、管理者やメンバーがサインインする際のページと同じです。
ファイル、独自アプリ、アンケートの各アプリに、外部ユーザーはアクセスできますが、ゲストはアクセスできません。また、モバイルアプリについても、外部ユーザーは通常のメンバーと同じZoho Connectのアプリを利用できますが、ゲストは異なるアプリ（Connect Portal）を利用する必要があります。
外部ユーザーは、画面下部のかんたんチャットバーで1対1のチャットを利用できますが、チャンネル機能を利用することはできません。