ファイルアップロード項目では、ユーザーがフォームを通じてファイルを添付して送信できます。要件に応じて、この項目で単一ファイルまたは複数ファイルのアップロードを受け付けるように設定できます。
管理者または開発者は、利用可能な一覧から、対応するファイル形式を最大20件まで指定できます。複数アップロードを有効にした場合は、ユーザーがアップロードできるファイル数の上限も定義できます。
ユーザーが対応していない形式のファイルをアップロードしようとすると、エラーメッセージが表示され、有効なファイル形式を選択するよう促されます。初期設定では、すべてのファイル形式が許可されています。特定の一覧に対する検証は、ユーザーが許可する形式を指定した場合にのみ行われます。
メモ:アップロードされたファイルは、フォームの送信前にウイルススキャンされます。アップロードしたファイルにウイルスが含まれている場合は、別のファイルをアップロードする必要があります。
アップロードされたファイル名
ユーザーがこの項目にファイルをアップロードすると、ファイル名は次の形式で設定されます。
<unique_number>_<uploaded_file_name>
- ファイル名の先頭には、アカウント内でそのファイルを一意に識別するシステム生成番号とアンダースコア(_)が付加されます
- ファイル名が150文字を超える場合、自動的に短縮されます
- 空白やその他の特殊文字は、ハイフン(-)を除き、アンダースコア(_)に置き換えられます。
Webブラウザーからのアクセス
ユーザーがWebブラウザーからアクセスした場合のファイルアップロード項目の例を以下に示します。項目で有効にした参照オプションに応じて、ユーザーは次の場所からファイルをアップロードできます。

ローカルストレージからファイルをアップロードするには
- [アップロード]アイコンをクリックします。デバイスのファイルマネージャーが起動します。
- 必要なファイルを選択します。
または、必要なファイルを項目にドラッグ&ドロップできます。
Zoho WorkDriveからファイルをアップロードするには
- [クラウドピッカー]アイコンをクリックします。クラウドピッカーのポップアップ画面が表示され、Zoho WorkDrive内のすべてのファイルとフォルダーが表示されます。
-
必要なファイルを選択し、
[添付]をクリックします。
Google ドライブからファイルをアップロードするには
- [クラウドピッカー]アイコンをクリックします。クラウドピッカーのポップアップ画面が表示されます。
- 左側の[Google ドライブ]を選択します。以前にGoogleアカウントに接続している場合は、Google ドライブ内のファイルとフォルダーが表示され、手順6に進みます。
-
[Google を認証]をクリックします。

- Googleアカウントの認証情報を入力します。
- Google ドライブ内のファイルの表示と管理をZoho Corpに許可します。接続が完了すると、Google ドライブ内のすべてのファイルとフォルダーが表示されます。
- 必要なファイルを選択し、[添付]をクリックします。
メモ:
- エンドユーザーは、クラウドピッカーのポップアップ画面の右上付近にある[別のユーザーとしてサインイン]ボタンから、複数のGoogleアカウントに接続できます。
- ZohoがエンドユーザーのGoogleアカウントへのアクセス権を持っている場合、エンドユーザーは自分のGoogle ドライブからファイルをアップロードできます。このアクセス権の削除など、詳細についてはこのページを参照してください。
スマートフォンまたはタブレットからのアクセス
ユーザーがスマートフォンまたはタブレットからアクセスした場合のファイルアップロード項目の表示例を以下に示します。ユーザーは次の操作を実行できます。

ファイルをアップロードするには
- ファイルアップロード項目をタップし、[参照]をタップします。ユーザーのデバイスで最近アクセスしたファイルが開きます。
- 必要なファイルを選択します。
写真をアップロードするには
- ファイルアップロード項目をタップし、[写真を選択]をタップします。デバイスのフォトギャラリーが開きます。
- 必要な写真を選択します。フォトギャラリーが閉じ、エンドユーザーは選択した写真をプレビューできます。
写真をスキャンしてPDFとしてアップロード
iOS 13.0以降のユーザーは、複数の写真をスキャンし、PDFとしてファイルアップロード項目にアップロードできます。
- ファイルアップロード項目をタップし、[ドキュメントをスキャン]をタップします。
- 必要な画像を撮影し、[保存]をクリックします。
項目のプロパティ
フォーム上のファイルアップロード項目のユーザー体験について、次のカスタマイズを実行できます。
-
参照オプションの設定:ユーザーがファイルアップロード項目にアクセスしたときに、ファイルを選択できるソースを定義します。
- ローカルコンピューターでは、ユーザーはコンピューター、スマートフォン、タブレットなどのデバイスに保存されているファイルをアップロードできます
- Zoho WorkDriveでは、ユーザーは自分のZoho WorkDriveからファイルをアップロードできます
- Google ドライブでは、ユーザーは自分のGoogle ドライブからファイルをアップロードできます
- この項目の項目名と項目リンク名をカスタマイズする
- この項目へのファイルのアップロードをユーザーに必須にする
- この項目をアプリの管理者にのみ表示する(他のユーザーには非表示)
- 項目サイズを設定する
- この項目の説明をツールチップまたはヘルプテキストで追加する
ファイルアップロード項目に保存されたファイルは、次のURLを使用してダウンロードできます。
https://<domain>/<account_owner_name>/<appLinkName>/<reportLinkName>/<fieldLinkName>/download/<fileName>
各要素は次のとおりです。
- domainはデータセンターごとに異なります。たとえば、アカウントがZohoの米国データセンターにある場合はcreatorexport.zoho.comを、EUデータセンターにある場合はcreatorexport.zoho.euを使用する必要があります。データセンター固有のドメインを確認するには、こちらをクリックしてください。
- account_owner_nameには、Creatorアプリケーションのアカウント所有者のユーザー名と、アプリケーションのリンク名が含まれます。
- reportLinkNameは、該当するファイルアップロード項目が表示されるレポートのリンク名です。
- fieldLinkNameは、該当するファイルアップロード項目のリンク名です。
- fileNameは、該当するファイルの名前です。詳細はこちら
たとえば、Candidate Recruitmentアプリを作成したとします。このアプリケーションで、Candidate Detailsというフォームを作成し、ユーザーが必要な詳細を入力して履歴書をアップロードできるようにしています。Candidate Detailsレポートにアクセスしたときに、ユーザーの履歴書を表示したい場合があります。その場合、レポートでカスタム処理を設定し、[履歴書をダウンロード]ボタンをクリックすると履歴書がファイルとしてダウンロードされるようにできます。このカスタム処理では、上記のURL形式が次のように構成されます。
BaseURL = '
https://creatorexport.zoho.com' + zoho.appuri + '<reportLinkName>/<fieldLinkName>/download/' + input.<fieldLinkName>;
openURL( BaseURL, 'window type');
各要素は次のとおりです。
- BaseURLは、構成したURLを参照する変数です
- zoho.appuriは、アプリケーションの詳細を次の形式で返します:
/<account_owner_name>/<application_link_name>/
- input.<fieldLinkName>は、該当するファイルアップロード項目に保存された各ファイルのファイル名を返します
- openUrlのDelugeタスクは、ユーザーを指定したURLにリダイレクトするために使用されます。このURLは、同じウィンドウ、新しいウィンドウ、親ウィンドウ、ポップアップウィンドウ、またはiframeで開くことができます
これで、Candidate Detailsレポートにアクセスすると、[履歴書をダウンロード]ボタンが表示されます。

上の画像では、Meganが<account_owner_name>、candidate-recruitmentが<application_link_name>です
ヒント:このURL形式は、ファイルアップロード、画像、音声、動画、署名の各項目からファイルをダウンロードするために使用できます
留意事項
- [複数ファイル]オプションを選択した場合、1つのファイルアップロード項目につき最大10件のファイルをアップロードできます。
- 最大50MBのファイルをアップロードできます。
- アップロードしたファイルが空(有効なデータが含まれていない)の場合、受け付けられません。アップロード前に、ファイルに有効な内容が含まれていることを確認してください。
- アップロードされたすべてのファイルは、ファイル名が一意になるように、システム生成形式のファイル名に自動的に変更されます。
- ファイル名が150文字を超える場合、文字数制限に合わせて自動的に短縮されます。
- 一貫性と互換性を保つため、ファイル名内のすべての空白と特殊文字(ハイフンを除く)はアンダースコアに置き換えられます。
- ファイルアップロード項目で[複数ファイル]プロパティが有効になっている場合、その項目は数式で参照できません。
- フォーム送信前のワークフローでは、複数ファイルアップロード項目に代入文を使用できません。
- 合計や平均などの集計関数(件数を除く)は、複数ファイルアップロード項目には使用できません。
- サブフォームでは、ワークフローを使用して複数ファイルアップロード項目のファイルを追加または更新することはサポートされていません。
- 管理者は、各複数ファイルアップロード項目にアップロード上限を設定し、ユーザーがアップロードできるファイル数を制限できます。
-
-