レポートの文脈での書式設定は、特定の項目の値を強調してデータへの注目をうながすか、レポートに書かれた多くの情報の中での表現を強化するためのものです。この書式設定は、あらかじめ定義された条件に依存しています。これらの条件を満たす項目の値は、指定された形式で表示されます。フォントと色は、これらの項目の値やデータを区別する主要な要素です。さらに詳しくは、条件ベースの書式設定についての節を参照してください。

リストレポート例

例えば、イベント名、日付、時間、会場、イベントマネージャーなどの詳細を含む処理スケジュールレポートを考えてみましょう。あらかじめ定められた条件が特定の場所で行われる処理を黄色で強調表示することを要求している場合、あらかじめ定義された条件に一致する住所項目の値を持つデータが強調表示されることに気づくでしょう。このシナリオでは、カリフォルニアがイベント、場所、日付項目を形式化するための基準として使用されています。

たとえば、プロジェクト名、マネージャー、開始日と終了日、ステータスなどの詳細を含むプロジェクトステータスレポートを持っているとします。あらかじめ定められた書式設定条件がステータス項目の特定の項目の値を持つデータに特定の色を割り当てる場合、データがあらかじめ定められた色で強調表示されていることに気づくでしょう。

タイムラインレポート例