例として、注文管理アプリケーションでは、顧客が注文フォームを通じて注文を行います。注文フォームには、顧客の名前、納品先住所、携帯電話番号、購入商品、数量、合計額などの詳細が含まれます。注文フォーム内で、合計額項目を金額項目にマッピングして支払い連携を設定できます。この場合、フォームにデータを追加する際、合計額項目に表示される金額が支払い額として使用されます。さらに、支払いワークフローに注文確認メールの送信、顧客情報のCRMシステムへの追加、取引IDや参照番号など取引詳細の別フォームへの追加などの処理を設定することも可能です。
支払いワークフローは、さまざまな場面で設定できます。
支払いワークフローを設定する前に、Zoho Creatorで決済方法の認証情報をマッピングして決済方法を確立する必要があります。これは一度きりの作業です。支払いワークフローは現在、Zoho決済サービスを利用した決済サービスに基づいています。引き続き取引処理を行うには、操作 > 決済サービスで設定してください。詳細はこちら
決済方法とは、eビジネスやオンライン小売業者が顧客からオンライン決済を受け付けるために使用するサービスです。決済サービスが承認するオンライン支払い方法には、クレジットカード、デビットカード、電子ウォレットなどが含まれます。決済方法は、顧客の銀行と購入先の銀行の間で仲介役を果たします。顧客からの支払いを受け取り、購入先の銀行口座に届くようにします。
決済サービス | 対応国 |
Authorize.Net | アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパ |
Forte | アメリカ合衆国、イギリス、カナダ |
Payflow Pro | アメリカ合衆国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド |
PaymentsPro | アメリカ合衆国、イギリス、カナダ |
PayPal | 対応国リストを表示 |
PayTabs
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エジプト、ヨルダン、オマーン、サウジアラビア、U.A.E
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Paytm | インド |
Razorpay | インド |
Stripe | リストを表示 |
上記のいずれかの決済サービスと接続が確立できたら、フォームで支払いワークフローを設定できます。ユーザーがCreatorフォームを送信すると、追加・有効化されている決済方法にリダイレクトされます(アカウント設定セクションにて)。
取引が完了すると、支払いステータスはリストレポート(支払いワークフローが設定されているフォームに基づく初期設定レポート)に表示されます。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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