Zoho CRMでは、インターネット上で利用できる電話機能を提供する電話サービスと連携できます。固定電話を設置する必要がないため、経費を削減することが可能です。また、コンピューターから直接通話を開始できるため、通話業務をより円滑に行うことができます。Zoho CRMと電話サービスを連携すると、CRM上から通話に関するさまざまな操作を行うことが可能です。基本的な通話機能をはじめ、予約されている通話を確認したり、発信者を特定してZoho CRMに登録されているデータと照合したりすることもできます。
世界の各地に拠点を置く企業の場合、各地域の拠点ごとに利用している電話サービスが異なる場合があります。契約している電話サービスが1社のみの場合、地域によっては利用できなかったり、サービスの利用手数料が割高になったりすることがあるためです。たとえば、日本に本社を置き、カナダに支店がある組織があるとします。日本とカナダでは利用できる電話サービスが異なったり、利用手数料が割高になったりするため、それぞれの地域で異なる電話サービスを利用する必要があります。
このような場合に備えて、Zoho CRMでは1件の組織アカウントに対して複数の電話サービスとの連携を設定できます。
複数の電話サービスと連携することによるメリット:
- 組織の各拠点に応じて最適な電話サービスを選択し、利用できます。
- 実際に電話サービスの利用を開始する前に、電話サービスの機能をテストできます。
- 電話サービスを利用するユーザーを簡単に管理できます。
Zoho CRMでのクラウド電話サービスの設定
Zoho CRMは、さまざまなクラウド電話サービスとの連携に対応しています。連携可能な電話サービスの詳細情報は、電話連携のマーケットプレイスから確認できます。連携可能な電話サービスの一覧については、
こちらをクリックしてください。
電話サービスとの連携を設定するにあたって、管理者はすべてのユーザーまたは特定のユーザーのCRMに電話サービスをインストールできます。
メモ:
- ユーザー1人に対して関連付けることができる電話サービスは、1件のみです。
- ユーザーに関連付けられている電話サービスを変更する場合は、該当のユーザーにインストールされている既存の電話サービスをアンインストールし、新しい電話サービスを手動で追加する必要があります。たとえば、ユーザーの勤務先の所在地が日本からカナダに変更され、それによって電話サービスも変更される場合、管理者は該当のユーザーにインストールされている既存の電話サービスをアンインストールし、新しい電話サービスを手動で追加する必要があります。
- 組織1件あたりに対してインストール可能な電話サービスの件数に上限はありません。電話サービスに関連付けられていないユーザーが組織内にいる場合は、組織に電話サービスをさらに追加できます。
- Zoho CRMの電話連携機能は、電話連携のマーケットプレイス(Telephony Marketplace)から電話サービスを連携した場合のみ、有効になります。電話サービスから直接インストールしようとすると、「Admin has not enabled Telephony in Zoho.」(管理者がZohoで電話連携を有効にしていません。)というエラーが表示されます。
複数の電話サービスとの連携を有効にするには
- [設定]→[チャネル]→[電話]の順に移動します。
- 電話連携のマーケットプレイス(Telephony MarketPlace)の画面が表示されます。一覧から、対象の電話サービスをクリックします。

- 該当の電話サービスのページで、[Install](インストールする)をクリックします。

- ポップアップ表示される[Setup Zoho Telephony popup](Zoho電話連携の設定)の画面で、以下のいずれかを選択します:
- All Users(すべてのユーザー):組織のすべてのユーザーのCRMに電話サービスがインストールされます。
- Specific Users(特定のユーザー):指定したユーザーのCRMにのみ電話サービスがインストールされます。こちらを選択した場合は一覧から対象のユーザーを選択し、[Done](完了する)をクリックします。
- [Install](インストールする)ボタンをクリックします。選択したユーザーのCRMに電話サービスがインストールされます。

- 選択したユーザーを表示/編集するには、[XXX Users Selected](XXX人のユーザーを選択中)のリンクをクリックします(例:10 Users Selected)。
インストールした電話サービスの一覧の表示
電話サービスをインストールすると、[Telephony MarketPlace]の画面に[Installed](インストール済み)タブが表示されます。こちらからインストールした電話サービスの一覧を確認できます。管理者は、こちらのタブから電話サービスがインストールされているユーザーを確認したり、更新したりできます。また、ユーザーのCRMから電話サービスをアンインストールすることも可能です。
ユーザーの電話サービスを管理するには(すべてのユーザーに対して電話サービスを有効にした場合):
- [設定]→[チャネル]→[電話]→[Installed](インストール済み)タブの順に移動します。
- 電話サービスの一覧から、該当の電話サービスの欄に移動します。
- [Details](詳細)をクリックし、[Manage Users](ユーザー管理)のタブに移動して[Modify](更新する)をクリックします。
- [Specific users](特定のユーザー)の画面でユーザーを追加/削除し、[Done](完了する)をクリックします。
ユーザーの電話サービスを管理するには(特定のユーザーに対して電話サービスを有効にした場合):
- [設定]→[チャネル]→[電話]→[Installed](インストール済み)タブの順に移動します。
- 電話サービスの一覧から、該当の電話サービスの欄に移動します。
- [Install for another user](別のユーザーにインストールする)のリンクをクリックします。
- [Specific users](特定のユーザー)の画面で該当のユーザーのチェックボックスにチェックを入れ、追加します。[Manage Users](ユーザー管理)タブで該当のユーザーにマウスのカーソルを合わせて[Uninstall](アンインストールする)をクリックすると、該当のユーザーのCRMから電話サービスをアンインストールできます。

- 電話サービスを追加するユーザーを特定のユーザーからすべてのユーザーに変更する場合は、[Install XXX for all users, even for the ones who join the organization in the future.](今後組織に追加されるユーザーを含むすべてのユーザーのCRMにXXXをインストールする)のチェックボックスにチェックを入れます。
- [Done](完了する)をクリックします。
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