キャンバスでは、要件に合わせてホーム表示を作成し、ホーム画面に表示する内容をカスタマイズできます。操作性を向上し、業務の効率化を図ることが可能です。
キャンバスのホーム表示に関する主なメリットは、以下のとおりです。
- 要件に合わせたホーム画面の作成、カスタマイズ
- 操作性の向上
- 各種情報の一元管理
キャンバスのホーム表示は、Zoho CRMのホーム画面にのみ適用されます。タブやタブ内のデータには影響ありません。
利用条件:キャンバスのホーム表示によりホーム画面を作成できるのは、スタンダードプラン、プロフェッショナルプラン、エンタープライズプラン、アルティメットプランを利用中のユーザーです。すべてのプランにおいて組織で作成できるホーム表示の件数の上限は、50件です。
権限:ホーム表示を作成するには、カスタマイズの管理の権限が必要です。
ホーム表示の対象者
キャンバスのホーム表示は、組織の各チームにおいて作成、設定できます。主な例は、以下のとおりです。
- 営業チーム:商談の進捗状況、売上の目標値、フォローアップ活動などの情報をひと目で確認できます
- マネージャー:担当者のパフォーマンスや商談の進捗状況を、操作画面を切り替えずにすばやく確認できます
- サポートチーム:タスク、問い合わせ、保留中の業務などに集中して対応できます
- マーケティングチーム:キャンペーンの活動や顧客の反応について、最新情報を常に把握できます
役職に応じた情報を表示することで、業務の効率化を図ることが可能です。
利用例
Zoho CRMを利用している組織があるとします。営業マネージャーは、毎日Zoho CRMにログインします。この場合、キャンバスのホーム表示を作成することで、今日の商談、今月の売上、未対応の商談、売上の目標値、フォローアップ活動などの複数のタブに保存されている特定の情報を、ホーム画面上にまとめて表示することができます。
マネージャーは、ホーム表示を営業チームの担当者に共有することも可能です。チームで同じ情報を共有することで、共同作業や対応業務の効率化を図ることができます。
ホーム表示の要素
キャンバスのホーム表示には、さまざまな要素を配置できます。データをわかりやすく確認したり、操作をすばやく行ったりするのに役立ちます。キャンバスのホーム表示に配置できる要素は、以下のとおりです。
- ダッシュボードの表/グラフ
- レポート(例:パフォーマンス、目標、傾向)
- キオスク
- ウィジェット
- データ一覧
- 顧客の声分析
- 詳細な要素
- 必須項目
- 項目(例:名前、ロゴ)
- 操作ボタン(例:かんたん作成、データの更新)
各要素を配置するにあたって、色、ラベル、レイアウトを変更し、要素をカスタマイズできます。ホーム画面を見やすくするのに役立ちます。
キャンバスのホーム表示の作成方法
作成するにあたって、ホーム画面のカスタマイズの権限が有効になっていることを確認してください。
ホーム表示を作成するには
- [設定]→[カスタマイズ]→[キャンバス]の順に移動します。
- [ホーム画面を作成する]をクリックし、テンプレートを選択します。

- キャンバスの設計画面が開きます。要素を設計画面にドラッグ&ドロップします。

- 要件に合わせて要素を配置します。
- 必要に応じて、必須項目や処理を追加します。
- ホーム画面でデータにすばやくアクセスできるように、クエリーを追加します。
- キャンバスで作成した独自のデータ一覧を追加することもできます。
- ホーム表示の名前を入力し、[保存する]をクリックします。

保存すると、ホーム画面から作成したホーム表示を選択してアクセスできるようになります。
ホーム表示での一覧表示の使用
キャンバスの既存の一覧表示を、独自の一覧表示としてホーム表示に追加できます。ホーム表示に独自のデータ一覧を表示するにあたって、キャンバスで作成されている一覧表示を使用することが可能です。一覧表示、カード/タイル表示、テーブル表示のすべての一覧表示を使用できます。
タブ内に独自のデータ一覧がない場合、独自のデータ一覧を作成してホーム表示に追加できます。キャンバスで一覧表示を作成していない場合、キャンバスの設計画面の詳細情報の欄から新しい一覧ページを作成することが可能です。
キャンバスのホーム表示の要素のカスタマイズ
要件に合わせて要素をカスタマイズできます。カスタマイズ可能な主な内容は、以下のとおりです。
- グラフのラベルを色分けしたり、グラフの背景色を変更したりできます。

- キャンバスのホーム表示は、サンドボックスにも対応しています。本番環境でホーム表示を作成してサンドボックスにコピーし、サンドボックスでホーム表示の内容を変更してから、本番環境に適用しなおすことが可能です。

- ホーム表示にクエリーを関連付けることで、データへのアクセスをスムーズに行うことができます。

キャンバスのホーム表示の管理
ホーム表示の作成後、以下の操作を行うことができます。
ホーム表示の共有
ホーム表示を共有できます。ユーザー、グループ、役職や権限、テリトリー、部下などを共有先として指定することが可能です。共有されたユーザーは、ホーム画面から該当のホーム表示を選択できるようになります。
ホーム表示の編集/複製
必要に応じてホーム表示を編集できます。要素を追加/削除したり、レイアウトや色を変更したり、必須項目や処理を更新したりすることが可能です。必要に応じて、ホーム表示を複製することもできます。
ホーム表示の削除
必要に応じてホーム表示を削除できます。ホーム表示を削除すると、ユーザーとの共有が解除されます。
その他の操作
行えるその他の操作は、以下のとおりです。
- ホーム表示の名前の変更
- ホーム表示のプレビュー
- キャンバスのエクスポート
- バージョン履歴の表示