概要
商談に対応する営業担当者は、商談に関連付けられている連絡先の電話番号や組織の住所などの情報に頻繫にアクセスする必要があります。これらの情報にアクセスするには、他のタブを開くために画面を切り替えなければなりません。業務を行うにあたって、画面切り替えの操作には手間も時間もかかります。通話中の場合や対応業務が多い場合には、業務に支障をきたすこともあります。
旅行代理店を例に見てみましょう。営業担当者は、予約状況、旅行プランの詳細、支払い情報などに関する問い合わせの電話に対応します。すべての商談には、連絡先、取引先、商品のデータが関連付けられています。電話での問い合わせに対応するにあたって、営業担当者は商談、連絡先、取引先、商品のすべてのデータを確認する必要があります。通話中に、画面を切り替えてこれらのすべてのデータを確認するのは大変です。
このような場合、ミラーの要素が役立ちます。レイアウトの編集画面でルックアップ項目にミラーの要素を追加すると、ルックアップ項目によって関連付けられているデータに関する表示専用の項目を設置できます。これにより、データの作成/編集ページやデータの詳細ページで、ルックアップ項目によって関連付けられているデータの別の項目の値をリアルタイムで表示することが可能になります。関連するデータを確認するために画面を切り替える手間を省くことが可能です。ミラーの要素の値は、常に参照先のタブのデータの値と同期されます。最新情報を常に確認することができます。
ミラーの要素の主なメリットは、以下のとおりです。
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ルックアップ項目によって関連付けられているデータから複数の項目の値をまとめて表示できる
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複数のタブの間を行ったり来たりする手間を省くことができる
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特定のタブに関連するルックアップ項目を複数作成しなくて済むため、項目の使用数や各機能(例:レポートや自動処理など)への影響を最小限に抑えることができる


メモ
- ミラーの要素の値は、参照先のタブの項目の値と常に同期されます。
- 参照先のタブのデータにおいて行われた変更内容がすぐに反映されるため、常に最新の情報を表示できます。
ミラーの要素の設定
設定手順
手順1
ルックアップ項目の設定メニューから追加するには
ミラーの要素をルックアップ項目の設定メニューから追加できます。新しいルックアップ項目を作成する場合は、まずルックアップ項目を作成します。作成手順は以下のとおりです。
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[設定]→[カスタマイズ]→[タブと項目]の順に移動します。
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対象のタブを選択します。
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ルックアップ項目を追加し、参照先のタブを指定します(例:[商談]タブの場合は[取引先]タブ、[問い合わせ]タブの場合は[連絡先]タブなど)。
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ルックアップ項目を保存します。
ルックアップ項目を作成したら、対象のルックアップ項目の欄にある[…](その他の操作)アイコンをクリックます。[ミラーの要素を追加する]を選択し、参照先のタブの項目の一覧から、表示する対象の項目を選択します。
手順2
項目の一覧メニューからドラッグ&ドロップして追加するには
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レイアウトの編集画面で、項目の一覧メニュー内にあるミラーの要素のセクションに移動します。
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対象のミラーの要素をドラッグし、レイアウト内の対象のルックアップ項目の上にドロップします。

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設定画面で、参照先のタブを選択します。
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対象の項目を選択します。
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[保存する]をクリックします。
- 他の項目とは異なり、ミラーの要素はデータの作成/編集ページ、データの詳細ページにのみ表示されます。一覧表示などの他のページや画面には表示されません。
- ミラーの要素を条件やフィルターの設定で使用することはできません。関連するタブの項目を条件やフィルターの設定で使用したい場合は、独自のデータ一覧や詳細フィルターで「関連タブの条件」を使用できます。
- 項目数の上限:1件のタブにおけるミラーの要素の件数の上限は、100件です。また、ミラーの要素は、最大5件のルックアップ項目に対して設定可能です。たとえば、1件のルックアップ項目において100件のミラーの要素を追加したり、5件のルックアップ項目においてそれぞれのルックアップ項目に20件のミラーの要素を追加したりできます(ルックアップ項目数の上限は、利用中のプランによって異なります)。
- レイアウトごとの設定:ミラーの要素は、レイアウトごとにのみ設定可能です。
- データの関連付け:ルックアップ項目による関連付けが解除されると、そのルックアップ項目に対して設定されていたミラーの要素も削除されます。ルックアップ項目の値が更新されると、ミラーの要素の値もすぐに更新されます(新しく関連付けられたデータの値が反映されます)。
- 必要なアクセス権限
- ルックアップ項目へのアクセス権限:対象のルックアップ項目へのアクセス権限が必要です。
- 参照先の項目へのアクセス権限:参照先のタブでミラーの要素の対象の項目を表示する権限が必要です。
- データへのアクセス権限:ルックアップ項目を通じて関連付けられている該当のデータへのアクセス権限が必要です。
- ルックアップ項目の値が空である場合も、ミラーの要素は表示されます。ただし、値は表示されません。
- 削除:対象のルックアップ項目、参照先のタブの項目、参照先のタブが削除されたり、無効になったりすると、ミラーの要素は削除されます。