顧客満足度は、顧客対応がどれだけ迅速に行われたかによって左右されます。そのため、今日の営業活動において、顧客の要望や問い合わせにすばやく対応することは必要不可欠です。
Zoho CRMには、顧客の要望や問い合わせにすばやく対応するのに役立つ機能として「キオスク」が用意されています。この機能を利用すると、特定の処理を行うための専用画面をすばやく作成できます。目的を達成するために最適化された専用画面を通じて、Zoho CRMに特定のデータを入力/登録したり、Zoho CRMの各タブから特定のデータを出力/参照したりすることが可能です。また、顧客の声分析の各種指標データをZoho CRM内から取得し、キオスクの画面上に表示することもできます。このページでは、顧客の声分析のデータをキオスクの画面上に表示するための設定方法について説明します。
顧客の声分析とキオスクの概要
顧客の声分析は、メールや問い合わせなどのさまざまな経路から収集した見込み客や顧客の反応をもとに行われます。分析結果の各種指標データは専用のタブに保存され、見込み客や顧客のデータに関連付けられます。キオスク機能では、データ取得やZia分析の画面の要素を通じて、これらの顧客の声分析の各種指標データをキオスクの画面上に表示することが可能です。
- テキスト:キオスクの画面内にテキストを表示できます。ユーザーに対するメッセージや注意事項など、さまざまな内容を表示することが可能です。また、差し込み項目を使用することもできます。
- データ取得:Zoho CRM内に保存されているデータを取得し、キオスクの画面内に表示できます。データ取得の要素を設定するにあたっては、データの取得元となるタブを選択し、取得するデータの条件を指定します。プログラミングコードを入力したり、複雑な設定を行ったりする必要はありません。
- Zia分析:対象のデータに関してAIの「Zia」が分析した情報をキオスクの画面上に表示できます。
- 項目:キオスクの画面を通じて特定の項目に値を入力することができます。
上記の各要素をもとにキオスクを設定することで、Zoho CRMへのデータの入力/出力などのさまざまな処理をすばやく行うことが可能です。
顧客の声分析の各種指標データの取得と表示
顧客の声分析の各種指標データは、見込み客や顧客のデータに関連付けられ、システムによる処理のため専用のタブに保存されます。ただし、この専用タブはZoho CRMの操作画面上に直接は表示されません。このため、キオスクの画面上に顧客の声分析の各種指標データを表示するには、タブに関する設定を2段階に分けて行う必要があります。はじめに、親タブを設定して、対象となるデータ(見込み客や連絡先)を指定します。その後、子タブを設定して、対象となるデータ(見込み客や連絡先)に関連付けられている顧客の声分析の各種指標データを取得して表示します。顧客の声分析の各種指標データを取得してキオスクの画面上に表示するにあたって、表示できる内容は以下のとおりです。
- 特定の対象者(例:見込み客、連絡先)の感情、意図、各種キーワード
- 特定の感情や意図を持つ対象者(例:見込み客、連絡先)の一覧
キオスクの画面上に顧客の声分析の各種指標データを表示するには
- 手順1:キオスクを作成します。
作成するには、[設定]→[カスタマイズ]→[キオスク]の順に移動します。 - 手順2:[+]アイコンをクリックし、画面を作成します。画面の名前を入力します。[追加する]をクリックして、表示要素の欄で[データ取得]を選択します。
- 手順3:[新しいデータ取得の要素]をクリックし、データ取得の条件を設定します。
- このデータ取得の要素の名前を入力します。
- [データの取得元]のドロップダウンで、[親タブ]を選択します。
はじめに、このデータ取得の要素で親タブを設定して、対象となるデータ(見込み客や連絡先)を指定します。次に、別のデータ取得の要素を追加して、子タブを設定します。親タブ内の対象となるデータ(見込み客や連絡先)に関連付けられている顧客の声分析の各種指標データを取得する条件を指定し、キオスクの画面上に表示します。
タブの選択欄で、顧客の声分析の各種指標データを表示する対象となるデータが保存されているタブを選択します。 - [照合条件]の欄で、データを取得するための条件を指定します。
- 並べ替え設定とデータ設定を指定します。
- キオスクの画面上に検索したデータを取得して表示する場合、[データ設定]の[取得するデータ]の欄で[単一データ]を選択して、並べ替え設定、表示する項目を指定します。
- キオスクの画面上に特定の条件を満たすデータをすべて取得して表示する場合、[データ設定]の[取得するデータ]の欄で[複数データ]を選択して、並べ替え設定、選択数の上限、表示する項目を指定します。
以上で親タブのデータ取得の要素の設定は完了です。上記の設定により、設定した内容に従ってデータ元からデータ(例:見込み客、連絡先)が取得されます。これらのデータに関する顧客の声分析の各種指標データを取得して表示するには、新しいデータ取得の要素を作成し、子タブとして設定する必要があります。これは、顧客の声分析の各種指標データの保存先である専用タブが操作画面上には表示されず、見込み客や連絡先のデータとの関連付けを通じてのみ利用できるためです。
- 対象のキオスクの画面で、新しいデータ取得の要素を追加します。
- 名前を入力します。[データの取得元]のドロップダウンで[子タブ]を選択します。親のデータの選択項目で、上記で作成したデータ取得の要素を選択します。
- 子タブの選択項目で、顧客の声分析のデータを選択します。
- [照合条件]の項目で、データを取得するための条件を指定します。
- 並べ替え設定とデータ設定を指定します。
必要に応じて、上記の手順でデータ取得の要素をいくつでも追加できます。
画面の要素の設定後、キオスクの分岐や処理を設定し、キオスクの設定を完了します。完了後、作成したキオスクをZoho CRMのさまざまな場所に関連付けることできます。
メモ
- 顧客の声分析のタブは、子タブとして設定する必要があります。そのため、顧客の声分析のデータを取得して表示するには、はじめに親タブのデータ取得の要素を設定する必要があります。
- 顧客の声分析のデータを取得して表示するにあたって、基準となる親タブのデータ取得の要素では、[データ設定]の[取得するデータ]の項目で[単一データ]を選択する必要があります。
顧客の声分析における顧客単位の指標データ
顧客の声分析における顧客単位の指標データをキオスクで取得して表示するにあたって、Zia分析の要素をもとに画面を作成します。
作成するには
- キオスクの設定画面で、Zia分析の要素を表示するための画面を作成します。
- データと要素の選択項目で、顧客の声分析のデータを選択します。
- [完了する]をクリックしてキオスクを公開すると、顧客の声分析における顧客単位の指標データが画面上に表示されます。
