近年、AI(人工知能)は飛躍的に進歩しています。コンピューターの誕生から今日に至るまでの歴史を振り返ると、AIの活用範囲は大きく広がってきました。
AIの活用度合いは組織によってさまざまで、現時点では、AIなしでも業務が進められる組織も少なくないでしょう。しかし今後は、どのような組織でどのような業務に行うにせよ、AIの影響は避けては通れません。一方、積極的にAIを上手に活用すれば、生産性を10倍、あるいはそれ以上に伸ばせる可能性があります。
AIを活用するといっても、いちから開発する必要はありません。すでにあるAI技術をうまく活用することで、日々の業務を効率化したり、データを詳細に分析したりすることが可能です。
AIの進歩と同様に、CRM(顧客管理/営業管理)ツールも進歩してきました。顧客や営業に関するデータを単に保存しておくだけではなく、業務の自動化やデータ分析に役立つさまざまな機能が追加されてきました。それでは、AIとCRMツールを組み合わせるメリットはどこにあるのでしょうか?
実際には、すでにさまざまなCRMツールでAIを活用した機能が用意されています。たとえば、レポート作成の自動化、顧客との接点情報の自動検出、過去の傾向分析と今後の予測、業務分担の最適化などです。AIにより、CRMツールや顧客データを、より効果的に活用できるようになってきています。
CRMツールにおけるAIの活用例
変化の激しい時代において、競争優位を保ち、成長を続けていくためには、AIのような最新技術の活用は欠かせません。
以下では、CRMツールにおけるAIの活用例をご紹介します。
- 個々の顧客に関するデータをAIに分析してもらい、最適な顧客対応を提案してもらう。
- 繰り返しの業務を自動化し、営業担当者の時間を作り出す。同様に、営業マネジメントに必要なデータの収集や分析を自動化し、マネージャーの時間を作り出す。
- 機械学習を通じて、データの分析や予測の精度を高める。
- 見込み客の属性や行動をもとに商談化や受注の確度を自動算出し、対応の優先度を付けやすくする。
- AIによるチャットボットを通じて問い合わせ対応を自動化する。
- 既存顧客に関する情報から競合他社への乗り換えや解約の可能性を検出し、必要な対応を早めにとれるようにする。
- CRMツールをより効果的に運用するための方法を提案してもらい、その内容をワンクリックでそのまま反映させる。