ビジネスの成長に伴い、セキュリティとユーザー管理の課題は大きくなります。
アプリケーションを利用するユーザー数が増えるに連れ、ユーザーの識別とアクセスレベルの管理がより重要になってきます。
セキュリティとユーザー管理を効率的に実施するためには、役職に基づくアクセス管理が有効です。ユーザーのアクセス権限を効率的に管理することで、
データを安全に管理しながら、
企業や組織における
セキュリティ管理プロセスを簡略化できます。
Zoho CRM Plusでは、[管理画面]を利用できます。[管理画面]では、
ユーザーとユーザーのアプリケーションへのアクセス権限をまとめて管理できます。
このガイドでは、
[管理画面]へ
のアクセス方法や各機能の利用方法をご紹介します。
[管理画面]では、次の操作を実行できます:
このガイドでは、[組織] ページへのアクセス、組織のロゴのアップロード、ポータルURLの変更、組織アカウントの管理者の変更、組織情報の更新の方法についてご紹介します。
[組織]ページの主な項目名とその概要は、次の表のとおりです:
項目名
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概要
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ポータルのURL
|
組織のZoho CRM Plusアカウントにアクセスするために、一意に割り当てられたアドレスです。
|
タイムゾーン
|
組織のタイムゾーンを設定します。
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言語
|
組織の主要言語を設定します。
|
Zoho CRM Plusにユーザー登録すると、初期設定で
組織のアカウント管理者
になり、Zoho CRM Plus内のすべての
アプリケーション
にアクセスできます。
Zoho CRM Plusのアプリケーション一覧:
試用版では、最大10人のユーザーを組織に招待できます。すでにアプリケーションへのアクセス権限を持つ既存ユーザーを招待した場合は、自動的にZoho CRM Plusに移行され、
同じ役職と権限が割り当てられ
ます。
アカウントに追加され、アプリケーションを割り当てたユーザーは、自分に割り当てられたアプリケーションにのみアクセスできます。たとえば、Zoho CRMで管理者の役職が割り当てられ、Zoho Social、Zoho Campaigns、Zoho Projectsで管理者以外の役職が割り当てられたユーザーは、Zoho CRMではすべてのタスクを管理し実行できますが、その他のアプリケーションでは特定の機能にのみアクセスできます。
Zoho CRM Plusには、次の
3種類の管理者権限があります:
Zoho CRM Plusの管理者
、
アカウント管理者
、
アプリケーションの管理者
。
[管理画面]で各管理者が実行できる操作は、次の表のとおりです:
操作権限
|
アカウント管理者
|
Zoho CRM Plusの管理者
|
1. アカウント管理者の変更
|
◯
|
×
|
2. ポータルURLの変更
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◯
|
×
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3. 組織情報の更新
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◯
|
×
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4. Zoho CRM Plusの管理者の追加、削除
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◯
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◯
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5. Zoho CRM Plusへのユーザーの追加
|
◯
|
◯
|
6. Zoho CRM Plusでのユーザーの有効化/無効化
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◯
|
◯
|
7. Zoho CRM Plusでのユーザーの再招待
|
◯
|
◯
|
8. ユーザーデータのエクスポート
|
◯
|
◯
|
9. ユーザーの削除
|
◯
|
◯
|
10. ユーザーのアプリケーションへのアクセス権限の有効化/無効化
|
◯
|
◯
|
11. アプリケーションでのユーザー情報の更新
|
◯
|
◯
|
12. サブスクリプション情報の表示*
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◯
|
◯
|
13. Zoho CRM Plusのサブスクリプションのアップグレード、変更
|
◯
|
◯
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「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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