タブのデータや既存のレポートをもとにグラフを作成し、ダッシュボードに追加できます。グラフを作成することで、データを視覚的に表現し、傾向や推移をひと目で把握できるようにすることが可能です。たとえば、関東エリアの営業マネージャーが、前年度に作成された見込み客の数を経路別に比較したいとします。これには、ダッシュボードで棒グラフを作成することで、経路ごとの見込み客の数について棒の長さで簡単に比較できます。
ダッシュボードのグラフ機能で可能な操作は次のとおりです。
ダッシュボードで作成可能なグラフの種類は、次の表のとおりです。
グラフの種類 | 説明 |
棒グラフ、横棒グラフ | データの値を区分(カテゴリー)別に分けて棒形式で表します。データ量の大小を見やすく表示して比較できます。 |
折れ線グラフ | 一定期間における値の変動を折れ線形式で表します。データの推移を見やすく表示できます。複数のカテゴリー(系列)のデータの推移を比較することも可能です。 |
円グラフ、ドーナツグラフ | 区分ごとのそれぞれの値について、全体に対する割合を円を分割して表します。割合が高いほど、円を分割した扇形の領域が広くなります。構成比を見やすく表示できます。 |
表 | データを表形式で表示します。合計や平均など、データの集計値を表に並べて見やすく表示できます。 |
ファネルグラフ | 一定のプロセスを経るデータの値の推移を、ファネル(じょうご、ろうと)の形で表します。プロセスの進捗状況や各段階(ステージ)ごとの値を見やすく表示できます。 |
面グラフ | 折れ線グラフと同様に、一定期間における値の変動を表示しますが、区分(カテゴリー)別の合計値や全体に対する割合を、線ではなく面の領域で見やすく表示できます。 |
Zoho CRMアカウント内の既存のレポートをもとにグラフを作成し、ダッシュボードに追加できます。選択したレポートのデータを、さまざまな種類のグラフで視覚的に表現できます。
レポートを使用してグラフを作成するには
[かんたん作成]メニューでは、その場ですぐにグラフを作成できます。グラフのデータ元となるレポートをあらかじめ作成しておく必要はありません。対象のデータ項目と集計方法(合計、平均、件数など)を選択するだけでグラフを作成可能です。
なお、作成したグラフ内のデータの一部をクリックすることで、該当する部分のデータの合計数と詳細を確認することも可能です。
[かんたん作成]メニューを使用してグラフを作成するには
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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