Zoho CRMの関数を使用すると、業務処理を自動化できます。処理内容は、ニーズに合わせて柔軟に設定できます。たとえば、Zoho CRMの任意のタブや外部アプリケーションのデータを更新するように設定することが可能です。また、ワークフロールールの機能を通じて関数の実行条件を指定し、特定の条件が満たされた場合にのみ実行するように設定することもできます。なお、関数の設定では、Zoho独自の「Deluge」(デリュージ)と呼ばれるプログラミング言語(スクリプト言語)を使用して、簡単なプログラム(スクリプト)を作成します(関連情報:Delugeスクリプトの参照ガイド)。
関数は、次の3つの手順で設定できます。
関数を作成するには
関数において外部アプリケーションとの連携の動作を確認する(テストする)には
特定の取引先について、商談額の累計を算出する
概要
対象となる取引先について、商談額の累計を算出し、取引先データの[累計売上]という項目(カスタム項目)に反映します。これにより、レポートを作成しなくても、[取引先]ページですぐに累計売上を確認できます。また、累計売上に基づき、顧客の等級を分類できます(例:ランクA、ランクB、ランクC)。
この関数を設定するには、次の手順を実行します。
Zoho CRMで関数の実行に失敗した場合に表示されるエラーメッセージとその内容は、次のとおりです。
Zoho CRMでは、さまざまな機能を通じて実行された関数の実行状況を統計グラフで確認できます。関数の実行状況は、[設定]→[開発者向け情報]→[関数]→[ダッシュボード]タブで表示できます。
ダッシュボードには、関数の実行や失敗の件数だけでなく、関数の分析に役立つグラフやレポートが表示されます。グラフに表示する統計データの期間を、ドロップダウンで指定できます。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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