[処理待ち]タブ
モバイルアプリの[処理待ち](My Jobs)タブでは、承認プロセスやブループリントなどにおける自分の処理待ちのデータを表示し、承認や却下などの処理を実行することができます。
[処理待ち]タブを表示するには
- Zoho CRMアプリで画面右下にある[≡](詳細表示)アイコンをタップします。
- [処理待ち]をタップします。
承認待ちのデータが一覧表示されます。上部にある[承認]のドロップダウンをタップし、[ブループリント]を選択すると、ブループリントにおける処理待ちのデータを一覧表示できます。
承認プロセス
Zoho CRMの承認プロセスの機能を利用すると、タブで特定の条件を満たすデータが作成/編集された際に、承認者(特定のユーザーや役職者など)から承認が得られるまでデータを承認待ちのステータスにしておくことができます。なお、承認待ちのデータはロックされ、変換/編集/削除できません。承認者は、Zoho CRM内で承認待ちのデータを処理(承認/委任/却下)することが可能です。承認プロセスの設定は、Zoho CRMのWebアプリからのみ可能です。ただし、承認待ちのデータの処理(承認/委任/却下)はモバイルアプリからも実行できます。
承認待ちのデータの処理(承認、委任、却下)は、モバイルアプリの[処理待ち]タブ、またはデータの詳細ページの[詳細]タブから可能です。
承認待ちのデータを承認するには
- Zoho CRMアプリで画面右下にある[≡](詳細表示)アイコンをタップします。
- [処理待ち]をタップします。
- 一覧から対象のデータをタップします。
- 対象のデータの詳細情報が表示されます。
- [承認]をタップします。必要に応じてコメントを追加し、[承認]をタップします。
承認待ちのデータの処理を他のユーザーに委任するには
- Zoho CRMアプリで画面右下にある(詳細表示)アイコンをタップします。
- [処理待ち]をタップします。
- 一覧から対象のデータをタップします。
- 対象のデータの詳細情報が表示されます。
- [委任]をタップします。
- 表示された画面で、処理を委任するユーザーを選択します。必要に応じてコメントを追加し、[委任]をタップします。
承認待ちのデータを却下するには
- Zoho CRMアプリで画面右下にある(詳細表示)アイコンをタップします。
- [処理待ち]をタップします。
- 承認待ちのデータの一覧で、却下するデータを選択します。データの詳細ページが表示されます。
- [却下]をタップします。必要に応じてコメントを追加し、[却下]をタップします。
レビュープロセス
Zoho CRMのレビュープロセスを利用すると、レビュー対象のデータが作成された際に、該当のデータの項目の値に関してレビュアー(レビュー担当者)から承認が得られるまでデータをレビュー待ちのステータスにしておくことが可能です。なお、レビュー待ちのデータはロックされ、ワークフロー、承認、ブループリントなどの自動処理は実行されません。
レビュアーは、Zoho CRM内でレビュー待ちのデータの対象項目の値を承認/却下することが可能です。なお、レビュープロセスの設定においては、レビュー対象とするデータの条件や、レビュー対象とする項目を指定できます。また、レビュー対象のデータが送信(申請)、承認、却下された際に自動的に実行する処理を設定することも可能です(例:レビュー担当者への通知送信、SLAのエスカレーションの実行など)。
レビュープロセスは、Zoho CRMの標準タブとカスタムタブの両方に対して設定できます。
データのレビュー処理(承認/却下)は、Zoho CRMのWebアプリとモバイルアプリの両方から実施できます。データのレビュー処理(承認/却下)に関する詳細については、
こちらをご参照ください。
レビュー待ちのデータで項目のレビュー処理(承認/却下)を行うには
- Zoho CRMアプリで、レビュー対象のデータの詳細ページを開きます。
- 画面上部の[レビューを開始]をクリックします。
- レビュー対象の項目に移動し、項目の値を確認した上でチェックマークをタップします。必要に応じてコメントを追加し、[承認]または[却下]をタップします。
サンドボックス
Zoho CRMのサンドボックス(テスト環境)では、本番環境とは異なる環境でZoho CRMの設定をテストすることができます。既存の設定の変更内容や新しい設定をサンドボックスでテストすることで、本番環境に適用する前に不具合や問題がないか確認することが可能です。サンドボックスの作成は、Zoho CRMのWebアプリからのみ可能です。ただし、作成したサンドボックスには、モバイルアプリからもアクセスできます。サンドボックスに関する詳細については、
こちらをご参照ください
。
Zoho CRMのモバイルアプリからZoho CRMアカウントにログインする際に、本番環境にログインするか、テスト環境にログインするかを選択できます。
サンドボックスにアクセスするには
- Zoho CRMアプリで、Zoho CRMアカウントにログインします。
- [テスト環境]の欄で、対象のサンドボックスの名前をタップします。対象のサンドボックスに移動します。
セグメンテーション
Zoho CRMのセグメンテーション機能では、購入傾向に基づいて顧客を分類できます。具体的には、顧客の最新購入日(Recency、最後に購入したのはいつか)、購入頻度(Frequency、どのくらいの頻度で購入しているのか)、購入金額(Monetary、いくら購入したのか)の3つの指標(RFM指標)を1~5の5段階のスコアで評価し、スコアに基づいて顧客にラベルを設定します(例:RとFとMのスコアがすべて5である顧客に対して「最重要」というラベルを設定する)。
セグメンテーションの設定は、Zoho CRMのWebアプリからのみ可能です。ただし、セグメンテーションの関連リスト(ラベルやスコアなどの詳細情報)にはモバイルアプリからもアクセスできます。セグメンテーションに関する詳細については、
こちらをご参照ください。
セグメンテーションを表示するには
- Zoho CRMアプリで、セグメンテーションを設定したタブに移動します。
- 対象のデータをタップして、データの詳細ページを開きます。
- 関連リストの一覧で[セグメンテーション]をタップします。
- [∨](ドロップダウン)をタップします。
- [履歴を表示する]をタップします。
Webタブ
Webタブを作成すると、Zoho CRMの画面からWebタブを通じて外部のWebページやWebアプリに直接アクセスできるようになります。社内のイントラネットや業務で利用するWebアプリなどをWebタブとして登録しておくことで、業務を効率化できます。Webタブは、Zoho CRMのWebアプリでのみ作成可能です。ただし、作成したWebタブには、モバイルアプリからもアクセスできます。
Webタブにアクセスするには:
- Zoho CRMアプリで画面右下にある(詳細表示)アイコンをタップします。
- 対象のWebタブをタップします。
- リンク先のページが開きます。