Zoho CRMでは、必要に応じて新しい項目を追加できます。追加したカスタム項目は、設定した権限に応じて他のユーザーも使用できます。
カスタム項目の作成時には、次の情報を入力する必要があります:
項目の種類に応じて設定できる内容:
項目の種類 | 設定できる内容 |
1行(テキスト) | 文字数(最大255文字) |
整数 | 桁数(最大9桁) |
小数 | 桁数(最大16桁、小数点以下含む) |
パーセント | - |
通貨 | 桁数(最大16桁)、 小数点以下の処理方法 (普通、四捨五入、切り捨て、切り上げ)、 小数点以下の桁数 |
日付 | - (※形式はユーザーの地域情報に応じて自動設定されます) |
日時 | - (※形式はユーザーの地域情報に応じて自動設定されます) |
メールアドレス | - |
電話番号 | 文字数(最大30文字) |
選択リスト | 選択リストの値(選択肢)、初期値、値の色分け |
複数選択リスト | 選択リストの値(選択肢)、初期値 |
URL | - |
複数行(テキスト) | 文字数の上限([小]は2,000文字、[大]は32,000文字) ※[大]の場合、条件の設定には使用できません。 また、どちらの場合も、データの並べ替え基準としては使用できません。 |
真偽値(チェックボックス) | - |
自動番号(オートナンバー) | 接頭語(先頭に必ず付ける文字や数字)、開始番号(最初の番号)、接尾語(末尾に必ず付ける文字や数字)、既存のデータへの適用有無 |
ルックアップ | ルックアップの種類(関連付けるタブ)、関連リスト名(データの詳細ページに表示される一覧の名前、※プロフェッショナル以上のプランで利用できます) |
長整数 | 桁数(最大18桁、※プロフェッショナル以上のプランで利用できます)。 |
Zoho CRMアカウントで作成可能なカスタム項目数の合計や、項目の種類ごとに作成可能な項目数には上限があります。この上限は、利用中のプランに応じて異なります。項目数の上限については、 カスタム項目の上限に関するページをご参照ください。
カスタム項目の追加/編集時に、該当の項目に対して、さまざまな設定を行えます。たとえば、必須項目や重複禁止項目に設定できます。カスタム項目に関して実行できる操作や設定は、次のとおりです。
各タブのレイアウトの編集画面で、カスタム項目を追加できます。
新しいカスタム項目を作成するには
カスタム項目を編集するには
項目ごとにアクセス権限を設定することが可能です。権限は、項目の作成と同時に設定することも、作成後にあらためて設定することも可能です。
項目を必須にするには
重複禁止項目とは、値の重複を制限する項目です。重複禁止項目に設定すると、対象の項目について同じ値をもつデータは登録できなくなります。対象となる項目の例は、メールアドレス、顧客番号、会員番号、商品コードなどです。また、重複チェックが行われるタイミングは、手動でのデータ作成、インポート/APIによるデータ作成、見込み客の変換/見積書の変換/受注書の変換によるデータ作成などです。
項目を重複禁止にするには
レイアウトの編集画面 で、該当の項目の下部に [重複禁止] と表示されます。
作成したカスタム項目は、不要な場合は削除できます。カスタム項目を削除すると、レイアウトの編集画面の [使用していない項目] 欄に該当の項目が表示されます。これは、該当のカスタム項目がレイアウトから削除されたが、Zoho CRMアカウントからは削除されていないことを表しています。
該当のカスタム項目を、Zoho CRMアカウントから完全に削除するには、 [使用していない項目] 欄からも削除する必要があります。
レイアウトからカスタム項目を削除するには
複数の選択リストがある場合、ある選択リストにおいて選択された値に応じて、別の選択リストで表示する値を連動して変更することが可能です。なお、タブ内の選択リスト項目だけでなく、サブフォーム内の選択リスト項目に対しても、設定することができます。
項目の依存関係を設定するには
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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