数式項目の作成

数式項目の作成

数式項目は、数値、テキスト値、日付値など、さまざまな種類の値を計算するのに使用します。数式項目とその戻り値には特定のデータ型が関連付けられており、それぞれのデータ型で使用できる特定の演算子があります。数式項目を作成するのに必要な項目の種類、ならびにデータ型と演算子の間の互換性を理解する必要があります。たとえば、演算子「*」(掛け算)は数値に対しては使用できますが、テキスト値には使用できません。

  • 数式項目の戻り値の型は変更できません。
  • 数式表現に使用できるのは最大1,000文字です。

利用条件  

必要な権限
この機能にアクセスできるのは、権限設定で項目レベルのアクセス権限を持つユーザーです。 

数値型の数式項目の作成

次の表は、数値関数に必要な引数の種類と、作成する必要がある構文の種類を理解するのに役立ちます。

関数 

詳細

使用法


Abs

数字の絶対値を返します。

Abs(数字)

Abs(-42)は42を、Abs(+33)は33を返します。

Ceil

入力された数字以上で最小の数字を返します。

Ceil(数字)

Ceil(3.4)は4を、Ceil(-3.4)は-3を返します。

Floor

入力された数字以下で最大の数字を返します。

Floor(数字)

Floor(3.8)は3を、Floor(-3.4)は-4を返します。

Naturallog

数字の自然対数を返します。

Naturallog(数字)

Naturallog(1)は0.69を返します。

Base10log

入力された数字の常用対数を返します。

Base10log(数字)

Base10log(10)は1.0を返します。

Max

指定された互換性のあるデータ型のリストの最大値を返します。

Max(値1, 値2,...)

Max(3,1,5,2)は5を、Max(0,-4,-3,2)は2を返します。

Min

指定された互換性のあるデータ型のリストの最小値を返します。

Min(値1, 値2,...)

Min(5,-3,0,1)は-3を、Min(5,0,.01,0.5)は0.0を返します。

Sqrt

入力された数字の平方根を返します。

Sqrt(数字)

Sqrt(4)は2を、Sqrt(9)は3を返します。

FromTimestamp

タイムスタンプ(長整数)をもとに日時を出力します。

FromTimestamp(長整数)

「FromTimestamp(1581066895)」の出力値は、「2020/02/07 06:14 PM」です。


メモ:上記の値は、日本標準時(JST)のタイムゾーンで出力されています。ユーザーのタイムゾーンに応じて、異なる値が出力されます。

IsPositive

数値が正の数かどうかをチェックし、真偽値を出力します。数値が正の場合は「true」、正でない場合は「false」を出力します。

IsPositive(数値)

「IsPositive(-345)」の出力値は、「false」です。

IsNegative

数値が負の数かどうかをチェックし、真偽値を出力します。数値が負の場合は「true」、負でない場合は「false」を出力します。

IsNegative(数値)

「IsNegative(-345)」の出力値は、「true」です。

Round

数値を四捨五入します。小数点以下の桁数を指定することもできます。

Round(数値)、Round(数値,小数点以下の桁数)

「Round(3.8)」の出力値は「4」です。「Round(-3.5)」の出力値は「-4」です。「Round(3.417,2)」の出力値は「3.42」です。

数値型の数式項目を作成するには

  1. 管理者権限でZoho CRMにログインします。
  2. [設定] > [カスタマイズ] > [タブと項目] の順に移動します。
    タブとは、[見込み客]、[取引先]、[連絡先]などのタブを指します。
  3. 必要なタブをクリックします。
    レイアウトエディターが開きます。
  4. 数式 項目を、[新しい項目]トレイから右側の必要なタブセクションに、ドラッグ&ドロップします。
  5. [数式のプロパティ] ウィンドウで、次の手順を実行します:  
    • [項目のラベル] 項目にIDを入力します。
    • ドロップダウンリストから、 [数式の戻り値の種類] として [数字/通貨] を選択します。
      戻り値の項目が数字と通貨の場合、 小数点以下の桁数 の値を入力します。 
    数式の作成
  6. [関数の選択] で、ドロップダウンリストから [関数(数値)] を選択します。
  7. [関数(数値)] のリストから関数を選択し、 [挿入] をクリックします。
    (あるいは、挿入する関数をダブルクリックします)
  8. 数式表現で、引数を挿入する括弧の間をクリックします。
  9. [項目の選択] 列で項目を選択し、 [挿入] をクリックします。
    (あるいは、挿入する項目をダブルクリックします)
  10. [演算子の選択] 列で演算子を選択し、 [挿入] をクリックします。
  11. [構文のチェック] をクリックして、数式の構造をチェックします。
  12. [保存] をクリックします。

文字列型の数式項目の作成

次の表は、数式関数に必要な引数の種類と、作成する必要がある構文の種類を理解するのに役立ちます。

関数
詳細
使用法

Len
入力したテキスト文字列の文字数を返します。
Len(文字列)
Len('abc')は3を、Len(' abc ')は5を返します。
Find
テキスト文字列で何番目に出現したかを返します。
Find('文字列','検索文字列',数字)
Find('greenery','n',1)は5を返します。
Concat
すべての文字列を連結して返します。
Concat('文字列','文字列',...)
Concat('姓',' ','名')は、姓 名を返します。
Contains
検索文字列がもう一方の文字列に含まれている場合、trueを返します。含まれていない場合は、falseを返します。
Contains('文字列','検索文字列')
Contains('abcdef','cd')はtrueを返します。
Startswith
文字列が検索文字列で始まる場合、trueを返します。始まらない場合は、falseを返します。
Startswith('文字列','検索文字列')
Startswith('abcdef','cd')はfalseを返します。
Startswith('abcdef','abc')はtrueを返します。
Endswith
文字列が検索文字列で終わる場合、trueを返します。終わらない場合は、falseを返します。
Endswith('文字列','検索文字列')
Endswith('abcdef','ab')はfalseを返します。
Endswith('abcdef','ef')はtrueを返します。
Lower
文字列のすべての文字を小文字に変換します。
Lower('文字列')
Lower('APPLES')は"apples"を返します。
Lower('Apples')は"apples"を返します。
Upper
文字列のすべての文字を大文字に変換します。
Upper('文字列')
Upper('apples')は"APPLES"を返します。
Upper('APPles')は"APPLES"を返します。
Trim
先頭または末尾の空白文字を削除した文字列を返します。
Trim('文字列')
Trim(' abcd ')は"abcd"を返します。
Substring
入力文字列の、入力された位置から入力された長さまでの部分文字列を返します。
Substring('文字列',n1,n2)
Substring('abcdefg',4,7)は"defg"を返します。
Replace
入力文字列で検索文字列が出現する各箇所を、対応する置換文字列に置き換えます。
Replace('文字列','検索文字列','置換文字列')
Replace('abcdefg','abc','xyz')は"xyzdefg"を返します。
Tostring
引数を文字列データ型に変換します。
Tostring(一般的な引数)
Tostring(3.4)は"3.4"を返します。
Tostring('')は< empty >を返します。

CaseInsensitiveEquals 

大文字小文字を区別せずに2つのテキストを比較し、真偽値を出力します。2つのテキストが同じ場合は「true」、異なる場合は「false」を出力します。

CaseInsensitiveEquals(テキスト,テキスト)

「CaseInsensitiveEquals('Zoho','zoho')」と「CaseInsensitiveEquals('zoho','zoho')」の出力値は、両方とも「true」です。「CaseInsensitiveEquals('Zoho','Soho')」の出力値は、「false」です。

IsEmpty

値が入力されているかどうか(空でないかどうか)を確認し、真偽値を出力します。値が空である場合は「true」、空でない場合は「false」を出力します。

IsEmpty(任意の種類の値)

「IsEmpty('')」の出力値は、「true」です。「IsEmpty('zoho')」の出力値は、「false」です。「IsEmpty(${連絡先.電話番号})」の出力値は、電話番号が入力されていない連絡先データにおいては「true」です。

DateBetween

2つの日時の間の時間(差分)を、指定した単位で出力します。単位としては、年(years)、月(months)、週(weeks)、日(days)、時間(hours)、分(minutes)のいずれかを指定できます。

DateBetween(日時,日時,テキスト)

「DateBetween(Newdate(2022,02,10,11,30,'AM'), Newdate(2023,02,19,11,30,'AM'),'years')」の出力値は、「1」です。


メモ  
  • 文字列定数は、常に一重引用符(')で囲む必要があります。
  • 項目のラベルは、一重引用符(')で囲む必要はありません。
  • 文字列 データ型の値は、If()、Or()、And()、 Not()のライブラリー関数内で、「 ==」と「!=」の演算子と一緒に使用できます。
  • 例:If ('abc' == 'abc', ${returnValue1}, ${returnvalue2})

文字列型の数式項目を作成するには

  1. 管理者権限でZoho CRMにログインします。
  2. [設定] > [カスタマイズ] > [タブと項目] の順に移動します。
    タブとは、[見込み客]、[取引先]、[連絡先]などのタブを指します。
  3. 必要なタブをクリックします。
    レイアウトエディター が開きます。
  4. 数式 項目を、 [新しい項目] トレイから右側の必要なタブセクションに、ドラッグ&ドロップします。
  1. [数式のプロパティ] ウィンドウで、次の手順を実行します:
    • [ラベル] 項目にIDを入力します。
    • ドロップダウンリストから、 [数式の戻り値の種類] として [文字列] を選択します。 
    数式の作成
  2. [関数の選択] で、ドロップダウンリストから [関数(文字列)] を選択します。
  3. [関数(文字列)] のリストから関数を選択し、 [挿入] をクリックします。
    (あるいは、挿入する関数をダブルクリックします)
  4. 数式表現で、引数を挿入する括弧の間をクリックします。
  5. [項目の選択] 列で項目を選択し、 [挿入] をクリックします。
    (あるいは、挿入する項目をダブルクリックします)
  6. [演算子の選択] 列で演算子を選択し、 [挿入] をクリックします。
  7. [構文のチェック] をクリックして、数式の構造をチェックします。
  8. [保存] をクリックします。

日時型の数式項目の作成

次の表は、日時関数に必要な引数の種類と、作成する必要がある構文の種類を理解するのに役立ちます。

関数
詳細
使用法

Newdate
年、月、日、時刻から日付を作成します。
Newdate(年,月,日, 時間,分,'文字列')
Newdate(2007,12,21,06,30,'AM')は、"21/12/2007 06:30 AM"を返します。 1
Datepart
日時式の日付の値を返します。
Datepart(日時引数)
Datepart(Newdate(2007,12,21,06,30,'AM'))は、"21/12/2007"を返します。 1
Timepart
日時式の時刻の値を返します。
Timepart(日時引数)
Timepart(Newdate(2007,12,21,06,30,'AM'))は、"06.30 AM"を返します。
Adddate
与えられた日付にn(年/日/月/時/分)を加えて取得した日付を返します。
Adddate(日時,数字, '文字列')
Adddate(Newdate(2007,12,21,06,30,'AM'),2,'YEAR'は、"21/12/2009 06:30 AM"を返します。 2
Subdate
与えられた日付からn(年/日/月/時/分)を引いて取得した日付を返します。
Subdate(日時,数字, '文字列')
Subdate (Newdate(2007,12,21,06,30,'AM'),2,'YEAR'は、"21/12/2005 06:30 AM"を返します。 2
Now
現時点を表す日時を返します。
Now()
Now()は、"19/05/2009 10:52 AM"を返します。
Datecomp
2つの日付を比較して、日数の差を分単位で返します。
Datecomp(日時, 日時)
Datecomp(Newdate(2009,05,19,11,30,'AM'), Newdate(2009,05,19,12,30,'AM'))は、660.0を返します。 3
Dayofmonth
与えられた日付の「日」の部分を返します。
Dayofmonth(日付)
Dayofmonth(Newdate(2009,05,19,11,30,'AM'))は、"19.0"を返します。
Hour
与えられた日付の「時間」の部分を返します。
Hour(日時)
Hour(Newdate(2009,05,19,11,30,'AM'))は、"11.0"を返します。
Minute
与えられた日付の「分」の部分を返します。
Minute(日時)
Minute(Newdate(2009,05,19,11,30,'AM'))は、"30.0"を返します。
Month
与えられた日付の「月」の部分を返します。
Month(日時)
Month(Newdate(2009,05,19,11,30,'AM'))は、"5.0"を返します。
Year
与えられた日付にの「年」の部分を返します。
Year(日時)
Year(Newdate(2009,05,19,11,30,'AM'))は、"2009.0"を返します。
Weekday
入力された日付に対応する曜日の数字(1-7)を返します(例:1は日曜日、2は月曜日など)。
Weekday(日時)
Weekday(Newdate(2009,05,19,11,30,'AM'))は、"3.0"を返します。(これは、5月19日が火曜日であるためです) 4

Dayofweek

入力した日付の曜日を出力します。

Dayofweek(日時)

「Dayofweek(Newdate(2024,12,31,06,30,'AM'))」の出力値は、「火曜日」です。

Dayofmonth

入力した日付が、その月の第何日目に該当するかを出力します。

Dayofmonth(日時)

「Dayofmonth(Newdate(2024,12,31,06,30,'AM'))」の出力値は、「31」です。

Dayofyear

入力した日付が、その年の何日目に該当するかを出力します。

Dayofyear(日時)

「Dayofyear(Newdate(2024,12,31,06,30,'AM'))」の出力値は、「366」です。

Timestamp

日時をもとにタイムスタンプを出力します。

Timestamp(日時)

「Timestamp(Newdate(2022,02,10,11,30,'AM'))」の出力値は、「1,644,521,400」です。


メモ:上記の値は、日本標準時(JST)のタイムゾーンで出力されています。ユーザーのタイムゾーンに応じて、異なる値が出力されます。

  1. 入力する日時引数の形式は、常に「YYYY,MM,DD,HH,MM,AM/PM」にする必要がありますが、出力は、選択している国のロケールに従って表示されます。
  2. 文字列データ型(YEAR/DAY/MONTH/HOUR/MINUTE)は大文字にする必要があります。
  3. Datecomp関数の戻り値は常に分単位で示されます。
  4. 日付の値が"0"である場合、関数はnullを返します。

日時型の数式項目を作成するには

  1. 管理者権限でZoho CRMにログインします。
  2. [設定] > [カスタマイズ] > [タブと項目] の順に移動します。
    タブとは、[見込み客]、[取引先]、[連絡先]などのタブを指します。
  3. 必要なタブをクリックします。
    レイアウトエディターが開きます。
  4. 数式 項目を、[新しい項目]トレイから右側の必要なタブセクションに、ドラッグ&ドロップします。
  5. [数式のプロパティ] ウィンドウで、次の手順を実行します。
    • [ラベル] 項目にIDを入力します。
    • ドロップダウンリストから、 [数式の戻り値の種類] として [日時] を選択します。 
    数式の作成
  6. [関数の選択] で、ドロップダウンリストから [日時 Functions] を選択します。
  7. [関数(日時)] のリストから関数を選択し、 [挿入] をクリックします。
    (あるいは、挿入する関数をダブルクリックします)
  8. 数式表現で、引数を挿入する括弧の間をクリックします。
  9. [項目の選択] 列で項目を選択し、 [挿入] をクリックします。
    (あるいは、挿入する項目をダブルクリックします)
  10. [演算子の選択] 列で演算子を選択し、 [挿入] をクリックします。
  11. [構文のチェック] をクリックして、数式の構造をチェックします。
  12. [保存] をクリックします。

真偽値型の数式項目の作成

次の表は、真偽値関数に必要な引数の種類と、作成する必要がある構文の種類を理解するのに役立ちます。

関数
詳細
使用法

If
与えられた論理条件の値によって、2つの値のいずれかを返します。真偽値テストの結果がtrueである場合、If()はtrue(第2引数)の値を返し、結果がfalseの場合はfalse(第3引数)の値を返します。
If(真偽値,汎用, 汎用)*
If(8>7,1,0)は"1.0"を返します。
If(8>7,'True','False')は"True"を返します。
And
すべての式がtrueである場合、trueを返します。式の1つでもfalseがある場合、falseの値を返します。
And(真偽値,真偽値 ...)
And(2>1,5>3,7<8)は"true"を返します。
And(2>1,5>3,7>8)は"false"を返します。
Or
式の1つでもtrueがある場合、trueを返します。すべての式がfalseの場合、falseを返します。
Or(真偽値,...)
Or(2>1,3>5,7>8)は"true"を返します。
Or(1>2,3>5,7>8)は"false"を返します。
Not
与えられた式の論理否定値を返します(式がtrueの場合は、falseを返します)。
Not(真偽値)
Not(false)は"true"を返します。
Not(true)は"false"を返します。 
* 汎用は、数字、文字列、日時(通常の日付を含む)、真偽値などの任意のデータ型を意味します。戻り値の型は、選択したデータ型によって決まります。たとえば、汎用データ型が数値である場合、戻り値の型は、文字列や真偽値ではなく数値になります。
文字列 データ型の値は、If()、Or()、And()、 Not()のライブラリー関数内で、「 ==」と「!=」の演算子と一緒に使用できます。
例:If ('abc' == 'abc', ${returnValue1}, ${returnvalue2})

真偽値型の数式項目を作成するには

  1. 管理者権限でZoho CRMにログインします。
  2. [設定] > [カスタマイズ] > [タブと項目] の順に移動します。
    タブとは、[見込み客]、[取引先]、[連絡先]などのタブを指します。
  3. 必要なタブをクリックします。
    レイアウトエディターが開きます。
  4. 数式 項目を、[新しい項目]トレイから右側の必要なタブセクションに、ドラッグ&ドロップします。

  5. [数式のプロパティ] ウィンドウで、次の手順を実行します:
    • [ラベル] 項目にIDを入力します。
    • ドロップダウンリストから、 [数式の戻り値の種類] として [関数(真偽値)] を選択します。 

    数式の作成
  6. [関数の選択] で、ドロップダウンリストから [関数(真偽値)] を選択します。
  7. [関数(真偽値)] のリストから関数を選択し、 [挿入] をクリックします。
    (あるいは、挿入する関数をダブルクリックします)
  8. 数式表現で、引数を挿入する括弧の間をクリックします。
  9. [項目の選択] 列で項目を選択し、 [挿入] をクリックします。
    (あるいは、挿入する項目をダブルクリックします)
  10. [演算子の選択] 列で演算子を選択し、 [挿入] をクリックします。
  11. [構文のチェック] をクリックして、数式の構造をチェックします。
  12. [保存] をクリックします。

数式構文参照

次の表は、使用できる引数とともに数式を作成する際の実用的な参照を示しています。

数値関数

関数名
引数の必要数
引数のデータ型
戻り値の型
Abs
1
数字
数字
Ceil
1
数字
数字
Floor
1
数字
数字
Naturallog
1
数字
数字
Base10log
1
数字
数字
Max
複数
すべての数字
数字
Min
複数
すべての数字
数字
Sqrt
1
数字
数字

文字列関数

関数名
引数の必要数
引数のデータ型
戻り値の型
Len
1
文字列
数字
Find
3
文字列:文字列:数字
数字
Concat
複数
すべての文字列
文字列
Contains
2
文字列:文字列
真偽値
Startswith
2
文字列:文字列
真偽値
Endswith
2
文字列:文字列
真偽値
Lower
1
文字列
文字列
Upper
1
文字列
文字列
Trim
1
文字列
文字列
Substring
3
文字列:数字:数字
文字列
Replace
3
文字列:文字列:文字列
文字列
Tostring
1
任意のデータ型
文字列

日時関数

関数名
引数の必要数
引数のデータ型
戻り値の型
Newdate
6
数字:数字:数字:数字:数字:文字列
日時
Datepart
1
日時
文字列
Timepart
1
日時
文字列
Adddate
3
日時:数字:文字列
日時
Subdate
3
日時:数字:文字列
日時
Now
0
-
日時
Datecomp
2
日時:日時
数字
Dayofmonth
1
日時
数字
Hour
1
日時
数字
Minute
1
日時
数字
Month
1
日時
数字
Year
1
日時
数字
Weekday
1
日時
数字

真偽値関数

関数名
引数の必要数
引数のデータ型
戻り値の型
If
3
真偽値:汎用:汎用
汎用
And
複数
すべての真偽値
真偽値
Or
複数
すべての真偽値
真偽値
Not
1
真偽値
真偽値 
メモ 
  • 文字列定数は、一重引用符で囲む必要があります。
  • 汎用は、数字、文字列、日時(通常の日付を含む)、真偽値などの任意のデータ型を意味します。 

未入力の項目の値の計算

注:この機能は、段階的にリリースされています。今後、すべてのユーザーのアカウントで利用可能になる予定です。

数式項目の設定画面では、数式内の未入力の項目の値をどのように処理するかを選択できます。
具体的には、[未入力の項目の値の設定]の欄で、以下のいずれかの設定を選択できます。
  1. 未入力の項目の値を空白とみなす
  2. 未入力の項目の値に関して、整数/小数の場合は「0」、文字列の場合は「」(文字なし)とみなす
初期設定では、[未入力の項目の値を空白とみなす]設定が選択されます。

例:
  1. 数式項目[賃料]を作成する
  2. 数式:${区画数}*${月額料金}*${期間(月)}
  3. [区画数][月額料金][期間(月)]の各項目の値が参照され、計算結果が出力される
  4. [期間(月)]の項目の値が未入力である
a) 数式項目[賃料]で、未入力の項目の値を空白とみなす設定が選択されている場合:
[期間(月)]の項目の値は空白とみなされ、数式の計算結果は出力されません([賃料]の項目は、空白/空となります)。

b) 数式項目[賃料]で、未入力の項目の値に関して、整数/小数の場合は「0」、文字列の場合は「」(文字なし)とみなす設定が選択されている場合:
[期間(月)]の項目の値は「0」とみなされ、これに基づいて計算結果が出力されます([賃料]の項目の値は「0」となります)。



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