Zoho CRMでは、数式項目を作成することで、ある項目の値をもとに計算(演算)したり値を加工したりした結果を、別の項目の値として表示できます。たとえば、保険会社では、保険の申し込み者が入力した生年月日の値に基づいて現在の年齢を算出する、数式項目を作成することが可能です。これにより、年齢に応じた契約内容や保険料を提案することができます。
数式項目の作成には、 関数、入力値、演算子の3つの要素を使用します。
関数は、入力値をもとにどのような処理を行って値を出力するかを表したものです。値の種類に応じて、さまざまな関数が用意されています。数式項目の作成時に関数を使用する際、入力値を指定する必要があります。関数名の後には、必ず半角のかっこ()を入力します。
例:Abs()、Ceil()、Timepart()
入力値(引数、パラメーター)は、出力したい値のもとにする値です。関数名の後に続くかっこの中に入力します。複数の入力値が必要な場合は、コンマ区切りで入力します。なお、指定できる入力値の種類(例:数値、日付、文字列)は、関数の内容に応じて異なります。
例:Abs(-27.05)、Max(12,6,10)
演算子は、「+」や「=」などの特殊記号です。数式の入力値を用いて、足し算や引き算などの四則演算を行ったり、値の比較を行ったりするために使用します。
例:Abs(+27.50)、(32*25)
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