Zoho CRMには、さまざまな種類のデータや機能を管理するための標準タブが、あらかじめ用意されています。標準タブには、タブの内容に応じた項目や機能が用意されており、すぐに利用を開始できます。タブの表示/非表示や表示順は、組織の業務プロセスや要件に応じてカスタマイズ可能です。タブの設定は組織アカウント全体に反映されます。そのため、タブの設定をカスタマイズできるのは、初期設定では、管理者権限を持つユーザーのみです。なお、利用できるタブは、プランに応じて異なります。
タブの表示設定により、必要なタブのみを表示して、不要なタブを非表示にできます。たとえば、教育関連の組織でZoho CRMを使用する際に見積書や請求書が不要である場合、該当のタブを非表示に設定できます。また、タブの一覧で、ドラッグ&ドロップでタブを上下に移動すると、タブの表示順を変更できます。
タブの表示/非表示や表示順を設定するには
Zoho CRMでは、組織の業種や個別の要件に応じて、タブ名を自由に変更できます。たとえば、教育機関でZoho CRMを利用する場合、[連絡先]のタブ名を[学生]に変更するなどです。管理者権限を持つユーザーは、Zoho CRMのタブ名を変更できます。タブ名の変更は、Zoho CRMのすべての画面に反映されます。
業種に応じたタブ名の変更例:
初期設定
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広告代理店
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ITサービス
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学校
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見込み客
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見込み客
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見込み客
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応募者
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取引先
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クライアント
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取引先
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保護者
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連絡先
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広告担当者
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連絡先
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学生
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商品
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広告枠
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サービス
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コース
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タブ名を変更するには
部署ごとに使用するタブが異なる場合があります。タブグループを使用すると、部署の要件に合わせて、タブを整理できます。営業、マーケティング、サポート、経理など、それぞれの部署に関連するタブをまとめたタブグループを作成し、対応するユーザーに共有できます。
たとえば、営業部では
[見込み客]、[連絡先]、[取引先]、[商談]、 [レポート]、[ダッシュボード]
のタブのみを使用しているとします。この場合、[営業部]というタブグループを作成して、[営業担当者]の権限に対してアクセスを許可することが可能です。なお、各ユーザーがアクセスできるタブは、タブごとの権限によっても制限されますのでご注意ください。
タブグループを作成するには
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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