サンドボックスでのZoho Creator連携

サンドボックスでのZoho Creator連携

Zoho CRMのサンドボックスではZoho Creatorとの連携を設定できます。本番環境に影響を与えることなく、Zoho CRM内に連携されるZoho Creatorのカスタムタブや関連リストなどの動作をテストすることが可能です。

この連携機能を通じて行える内容は、以下のとおりです。

  • サンドボックスにおいて、Zoho CRMとZoho Creatorとの連携の設定をテストできます。

  • 本番環境に影響を与えずに、Zoho CRM内でZoho Creatorのアプリの動作を確認できます。

  • Zoho Creatorの連携アプリを開発環境からステージング環境、本番環境へと段階的に移行させることができます。 

 機能の概要
Zoho Creatorのアプリには、環境機能に対応しているアプリと、対応していないアプリがあります。サンドボックスのZoho Creator連携で利用できるのは、環境機能に対応しているアプリのみです。 

アプリの種類
Zoho CRMのサンドボックスとの連携可否
環境対応アプリ(開発環境、ステージング環境、本番環境) 可(開発環境とステージング環境のアプリをZoho CRMのサンドボックスと連携させることができます)
環境非対応アプリ(環境機能が設定されていないアプリ) 不可(Zoho CRMのサンドボックスとの連携を設定することはできません)。



メモメモ:サンドボックスにインポートできるのは、環境機能に対応しているZoho Creatorのアプリのみです。環境機能に対応していないアプリは、サンドボックスでインポート可能なアプリの一覧には表示されません。

以下の図は、開発環境、ステージング環境、本番環境の流れを表したものです。



メモ
詳細については、こちらをご参照ください。 

Zoho CRMの
サンドボックス環境と本番環境におけるZoho Creator連携機能の違いは、以下のとおりです。

機能
Zoho CRMの本番環境
Zoho CRMのサンドボックス
Zoho Creator連携の有効化 可(本番環境と同様にワンクリックで設定可能)
環境対応アプリのインポート 本番環境アプリのみ 開発環境/ステージング環境アプリのみ
環境非対応アプリのインポート 不可
Zoho CRM内からの新規アプリ作成 不可
カスタムタブの追加
タブへの関連リストの追加
開発環境アプリのフォームの編集 不可
ステージング環境アプリのフォームの編集 不可 不可(サンドボックスでは表示のみ)
Zoho CRMからのユーザーの割り当て ユーザーと開発者を追加可能 開発者のみを追加可能
本番環境への変更内容の適用 - 不可(今後対応予定)



以下では、例をもとにサンドボックスでのZoho Creatorとの連携の設定について説明します。

例1:新しいカスタムタブのテスト

ある組織において、Zoho Creatorで作成した配送追跡アプリをZoho CRMのカスタムタブとして追加したいとします。組織の多くのユーザーに影響を与えるため、テストを行うことにしました。開発者は、開発環境の配送追跡アプリをZoho CRMのサンドボックスにインポートすることで、[連絡先]タブ内で関連リストが正しく表示されるかどうかをテストしたり、データが正しく連携されるかどうかを確認したりできます。また、フォームの項目が正しく動作するかどうかを検証することも可能です。

これらの操作はサンドボックスで行われるため、本番環境に影響を与えずに配送追跡アプリを編集することができます。テストの完了後、開発者はアプリをステージング環境に移行し、本番環境に移行する前の最終テストを実施することが可能です。



例2:関連リストの確認

Zoho Creatorで作成したアプリを使用して、[取引先]タブの関連リスト内に融資の履歴情報を表示しているとします。この場合、ステージング環境のアプリをサンドボックスにインポートし、関連リスト内でデータが正しく表示されるかどうかを確認できます。本番環境と同様の条件で関連リストの表示や設定を確認することが可能です。

なお、ステージング環境のアプリは、Zoho CRMのサンドボックスでは表示のみ可能です。ステージング環境のアプリを編集することはできません。環境を移行する前に表示内容や動作を確認することのみ可能です。

表示のみの状態でも、関連リストにはデータに対する操作内容が反映されます。データが正しく表示されるかどうかを確認するのに役立ちます。

開発環境またはステージング環境のアプリをZoho CRMのサンドボックスに連携した場合、Zoho CRMの関連リストから作成されたデータは、サンドボックスには保存されません。Zoho Creatorの該当環境のアプリのレポートに保存されます。具体的には、開発環境のアプリを通じてサンドボックスで作成されたデータは、開発環境のアプリのレポートに保存されます。また、ステージング環境のアプリを通じてサンドボックスで作成されたデータは、ステージング環境のアプリのレポートに保存されます。

例3:チームの権限の管理

新規開発者に対して、Zoho CRMのサンドボックス内でのZoho Creatorのアプリへのアクセス権限を許可したいとします。この場合、Zoho CRMのサンドボックス内で該当のユーザーに対して開発者の権限を割り当てて、Zoho Creatorの開発環境またはステージング環境のアプリへのアクセス権限を許可できます。チームのアクセス権限を一元的に管理することが可能です。
メモ

メモ

  1. サンドボックス(新しいZoho Creatorのタブ、関連リスト)で行われた変更内容は、Zoho CRMの[適用]タブには表示されません。
  2. Zoho Creatorのタブは、チームスペースに関連付けられます。ただし、Zoho Creator連携によって追加されたタブは、現時点ではサンドボックスから本番環境に適用できません。そのため、チームスペースを本番環境に適用しようとすると、本番環境に適用できない設定に関する注意メッセージが表示されます。
    チームスペースの他の変更内容を適用する前に、チームスペースの設定からZoho Creatorのタブを削除する必要があります。
  3. あるユーザーによってZoho CRMの本番環境の組織とZoho Creatorのワークスペースとの連携がすでに設定されている場合に、他のユーザーがZoho CRMのサンドボックスとZoho Creatorの別のワークスペースとの連携を設定しようとすると、エラーが発生します。Zoho CRMの組織と連携可能なZoho Creatorのワークスペースは、1件のみです。 




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