Eventbrite拡張機能

Eventbriteは、さまざまなイベントの運営に役立つサービスです。Eventbrite拡張機能を利用すると、Eventbriteで運営するイベントと参加者のデータを、Zoho CRMのキャンペーンと連絡先のデータとして同期できます。Zoho CRMで、イベント情報を顧客情報に関連付けて管理することで、より効果的な営業活動が可能になります。

たとえば、新商品の紹介イベントを開催して、顧客を招待するとします。顧客の購入情報や関連情報を把握した上で、イベントへの参加情報を知ることで、新たなニーズを理解して個別の提案などの対応ができます。

Eventbriteのインストール

まず、拡張機能をインストールし、Eventbriteアカウントのログイン認証情報を入力してアカウント連携を許可します。次に、EventbriteからZoho CRMへのデータの同期を手動で開始します。Eventbrite拡張機能のインストールは、Zoho CRMの設定画面、またはZoho Marketplaceから実行できます。

Eventbrite拡張機能をインストールするには、次の手順を実行します。

［設定］→［マーケットプレイス］→［すべて］の順に移動します。
［すべての拡張機能］タブに、利用可能な拡張機能が表示されます。
［Eventbrite］を見つけてクリックします。
拡張機能の詳細が表示されます。
［インストールする］をクリックします。
以下の画面で、利用条件に同意して［Continue to Install］（インストールを続ける）をクリックし、進みます。
インストール対象として次のいずれかを選択して［Confirm］（確定する）をクリックします。

［Install for admins only］（管理者のみ）：管理者権限を持つユーザーのアカウントにのみ、拡張機能がインストールされます。
［Install for all users］（すべてのユーザー）：すべてのユーザーのアカウントに、拡張機能がインストールされます。ただし、拡張機能を使用するには、Eventbriteアカウントが必要です。
［Choose profiles］（選択した権限）：選択した権限を持つユーザーのアカウントに、拡張機能がインストールされます。こちらを選択した場合、［Continue］（続ける）をクリックして、一覧から対象のユーザー権限を選択します。選択した権限を持つユーザーのアカウントに、拡張機能がインストールされます。
インストール後、Eventbriteアカウントのログイン認証情報を入力してアカウント連携を許可する必要があります。

［Authorize］（認証する）をクリックします。
この手順で［Skip］（スキップする）をクリックした場合は、あとで［設定］→［設定］→［マーケットプレイス］→［すべて］→［インストール済み］→［Eventbrite］から設定できます。
Eventbrite拡張機能の詳細ページで、［Integrations］セクションにある［Authorize］（認証する）をクリックします。
表示された画面で、Eventbriteアカウントの［Email address］（メールアドレス）と［Password］（パスワード）を入力し、［Log In］（ログインする）をクリックします。
［Privacy policy］（プライバシーポリシー）ページで、内容を確認した上で［Allow］（同意する）をクリックします。
アカウントが認証され、拡張機能を利用できるようになります。

イベントの同期

インストール後、EventbriteのデータをZoho CRMに同期できます。データの同期は、EventbriteからZoho CRMへの一方向にのみ実行されます。同期を実行すると、Eventbriteのイベントのデータが、Zoho CRMのキャンペーンのデータとして追加されます。また、Eventbriteのイベントの参加者は、Zoho CRMのキャンペーンに関連付けられている見込み客／連絡先のいずれかのデータとして追加できます。また、同期を実行するたびに、Eventbrite内の新しいイベントのデータだけでなく、既存イベントの変更内容もZoho CRMに反映されます。

イベントの同期における項目の関連付けは、以下のとおりです。

Eventbriteの項目	Zoho CRMの項目
Event Name	キャンペーン名
Event Type	種類
Event Description	詳細情報
Event Status	ステータス
Event Start Date	開始日
Event End Date	終了日
Location	Location（*複数行テキストのカスタム項目として拡張機能用に作成されます）
Event Start Time	Eventbrite Starts（*日時のカスタム項目として拡張機能用に作成されます）
Event End Time	Eventbrite Ends（*日時のカスタム項目として拡張機能用に作成されます）

イベントを同期するには

［Eventbrite］タブに移動します。
Eventbrite拡張機能の設定画面で、［Sync Configuration］（同期の設定）をクリックし、次の手順を実行します。

同期するイベントデータのステータスを選択します（例：［Draft］（下書き）、［Live］（公開中）、［Started］（開催中））。
参加者データを関連付けるZoho CRMのタブを選択します（［見込み客］／［連絡先］のいずれか）。
選択内容に応じて、イベントの参加者のデータから見込み客または連絡先のデータが作成され、キャンペーンのデータに自動的に関連付けられます。
定期的な同期を有効にする場合は、［Enable Scheduled Sync］（定期的な同期を有効にする）の項目で［Yes］（はい）を選択します。
同期の実行間隔は、要件に応じて［Daily］（毎日）、［Weekly］（毎週）のいずれかを選択できます。
［Save Settings］（設定を保存する）をクリックします。
イベントのデータの同期は、上記設定にもとづいて行われます。
［Synchronization］（同期）タブをクリックします。
［Start Sync］（同期を開始する）をクリックして、同期を実行します。

Eventbriteから同期されたイベントの表示

Eventbriteから同期されたイベントのデータは、Zoho CRMの［キャンペーン］タブで表示できます。

また、イベントの参加者は、選択内容に応じて、［見込み客］または［連絡先］のタブに追加されます。見込み客／連絡先データの［見込み客のデータ元］項目には［Eventbrite］が自動的に入力されます。

また、［Eventbrite Event Questions］の関連リストには、イベントに関連する質問（アンケート）のデータが一覧で表示されます。

拡張機能のアンインストール

Eventbrite拡張機能は、必要に応じていつでもアンインストールできます。ただし、アンインストールすると、同期済みのすべてのデータが削除され、復元できなくなりますのでご注意ください。

Eventbrite拡張機能をアンインストールするには

［設定］→［マーケットプレイス］→［すべて］の順に移動します。
［インストール済み］タブをクリックすると、インストール済みのすべての拡張機能が表示されます。
［Eventbrite］を見つけて、下部にある［Uninstall］（アンインストールする）リンクをクリックします。
確認画面で［Ok］をクリックして、拡張機能をアンインストールします。
拡張機能がアンインストールされ、Eventbriteに関連するすべてのデータが削除されます。