利用ケースに合わせて最適なプランを選ぶ方法

利用ケースに合わせて最適なプランを選ぶ方法

Zoho CRMは、複数のプランから選択して利用できます。また、単体製品としてZoho CRMのみを購入することも、パッケージ製品として他のサービスと合わせて購入することも可能です。このヘルプ記事では、Zoho CRMを導入するにあたってプランや製品の種類をどのように選択すればよいかを説明します。使わない機能まで過剰に購入したり、逆に購入を抑えすぎて初月に上限に達したりすることがないよう、組織の規模、ニーズ、予算に合わせて最適なプランを選ぶ方法を紹介します。

プランの基本的な選び方:基本的には組織の規模に合わせてプランを選択します。導入の出発点としておすすめのプランは、小規模な組織の場合はスタンダードまたはプロフェッショナル、中規模組織の場合はエンタープライズです。判断に迷う場合は、無料プランから始めて後でアップグレードすることもできます。Zoho CRMのプランはいつでも変更できます。

プランと料金の詳細については、こちらのページをご参照ください。

利用ケースに合わせてプランを選ぶ

このヘルプ記事では、プランごとの機能の違いを細かく説明するのではなく、いくつかの利用ケースを挙げ、それぞれに最適なプラン(または製品の種類)を紹介します。自分の状況に近いケースを参考にして最適なプランを選択してください。

個人経営の組織やフリーランスで顧客情報を管理したい場合

連絡先情報の整理と保管、案件の確実な管理、スムーズなメールのやりとり、これらができれば十分なケースです。これ以上に複雑な機能は必要としません。 

このような場合、導入の出発点としておすすめのプランは無料プランです。3人までのユーザーで顧客情報や商談の管理に必要な基本機能を利用できます。無料プランは、有料プランを導入する前に実際にZoho CRMを試したいと考えているユーザーにも最適です。

5〜20人程度の小規模な営業チームで案件のパイプライン管理を実施したい場合

導入の出発点としておすすめのプラン:スタンダードまたはプロフェッショナル

スタンダードプランでは、チームの営業活動を管理するための主要機能を利用できます。各営業案件をパイプラインとして管理でき、カスタムタブ、ワークフロー、メール連携、ダッシュボードなども利用できます。通常の小規模チームのニーズに対応できるプランです。

プロフェッショナルプランでは、各種書類の管理(見積書、受注書、請求書の管理)、CPQ(商品構成、価格設定、見積作成の支援ツール)、顧客ポータル、シグナル(顧客の反応や動きをリアルタイムで知らせる通知機能)、ブループリント(業務の手順を標準化できる業務プロセス管理機能)も利用できます。また、プロフェッショナルプランでは、WebhookとAPIの実行回数上限も引き上げられています。

中規模の組織で部門ごとに担当業務を分けている場合

導入の出発点としておすすめのプラン:エンタープライズ

エンタープライズプランでは、さまざまな高度な機能を利用できます。たとえば、テリトリー管理、翻訳、サンドボックス(変更を安全にテストする環境)、柔軟なカスタマイズ(サブフォーム、カスタムボタン、ページレイアウト)、承認プロセスなどの機能があります。組織として、営業プロセスの標準化、コンプライアンス要件への対応、部門をまたぐ協力体制の構築などが必要な場合に最適なプランです。

大規模な組織で複雑なニーズを抱えている場合

導入の出発点としておすすめのプラン:エンタープライズまたはアルティメット

アルティメットプランでは、すべての機能について上限が最も高く設定されています(カスタムタブや項目の数、APIの実行回数、自動化ルールの数など)。Zoho CRMの機能を最大限まで活用する大規模組織に適したプランです。

大規模な導入の場合は、導入の支援として、Zoho Professional Services(専任チームが導入から運用の定着までを支援するサービス)、またはZoho CRMのエンタープライズ向け導入支援サービス(コンサルティングから導入、定着までを含む総合的なサービス)の利用もご検討ください。

CRMに加えて、マーケティング、顧客サポート、分析の機能も合わせて利用したい場合

Zoho CRMは、単体製品としてだけでなく、他のZohoサービスと合わせてパッケージ製品としても購入できます。パッケージ製品には、以下の種類があります。

  • Zoho CRM Plus:Zoho CRMと、顧客体験に関わるサービスの10種類以上をまとめたパッケージです。Zoho SalesIQ(Web接客/追跡)、Zoho Desk(顧客サポート)、Zoho Projects(プロジェクト管理)、Zoho Campaigns(メール配信)、Zoho Social(SNS管理)、Zoho Survey(アンケート)、Zoho Analytics(分析/レポート)、Zoho Marketing Automation(マーケティング自動化)などが含まれます。チームの業務に営業だけでなくマーケティングや顧客サポートも含まれる場合に適しています。

  • Zoho One:50種類以上のサービスをまとめた総合的なパッケージです。営業、マーケティング、顧客サポートに加えて、財務、人事、注文対応、多様なプロジェクト管理などのサービスが含まれます。ビジネスに必要なさまざまな機能を、統一されたひとつの環境で効率的に利用したい組織に最適です。

パッケージ製品と単体製品の違い:Zoho CRM PlusとZoho Oneでは、Zoho CRMの特定のプランと同等の機能を利用できます。また、すでに複数のZohoサービスを利用している組織では、通常、各サービスを単体製品として購入するより、パッケージ製品としてまとめて購入する方がコストを低く抑えられます。詳細については、Zoho CRMの料金に関するページをご参照ください。

プランの比較表

以下の表に、各プランの主な違いをまとめています。個々の機能の利用可否や上限などの詳細と最新情報については、Zoho CRMプラン別機能一覧をご参照ください。

以下の表は、2026年5月5日時点の情報です。

機能

無料

スタンダード

プロフェッショナル

エンタープライズ

アルティメット

見込み客、連絡先、商談の基本的な管理

ワークフローと自動化ルール

○(一部の処理に限定)

ケイデンス(フォローアップのパターンの登録と自動化)

ブループリント(業務プロセスの標準化)

各種書類の管理とCPQ(見積支援ツール)

テリトリー管理

Zia AI(予測、スコア、レコメンド)

一部のみ

サンドボックス(変更を安全にテストする環境)

カスタム関数と高度な開発者向けツール

ポータル(顧客/パートナー向けのセルフサービス用Webサイト)

最も高い機能上限の設定

上記の表には、機能上限の具体的な数字は記載していません。カスタムタブの数、APIの実行回数、ワークフロールールの数などの上限はプランごとに異なります。また、最新情報については、Zoho CRMの新機能のページをご参照ください。

ユーザーライセンスの種類

1つの組織内のユーザーは、全員が同じプランのZoho CRMを利用しますが、ユーザーライセンスの種類は各ユーザーの必要に応じて変えることができます。適切なライセンスを選択することによってコストを抑えられます。

  • 通常のユーザーライセンス:Zoho CRMの全体にアクセスできる標準的なライセンスです。営業部門のマネージャーや営業担当者には通常こちらのライセンスを使用します。

  • チームユーザーライセンス:Zoho CRM内の一部のページにアクセスできる低コストなライセンスです。営業部門以外の担当者(マーケティング、法務、財務、総務など)に適しています。

プランごとの各ユーザーライセンスの料金については、Zoho CRMの料金に関するページをご参照ください。

Zohoが提供する幅広い製品ファミリー

Zoho CRMは、Zohoが提供する幅広い製品ファミリーの中のひとつの製品です。組織全体の成長に向けてZohoの多様なサービスを活用できます。

Zoho CRM(多機能なCRMシステム)→ Zoho CRM Plus(Zoho CRMのほか、顧客体験に関わる10種類以上のサービスを含む総合パッケージ)→ Zoho One(ビジネス全体をカバーする50種類以上のサービス)

組織の成長に合わせて、単体製品からパッケージ製品へと徐々にサービスの利用を拡大していくことができます。製品間でデータを引き継ぐこともできるので、要件に合わせて柔軟に製品を選択できます。

Zoho CRMの利用を開始する手順

プランが決まったら、以下の手順で利用を開始しましょう。

  1. 無料の試用プランに登録します。クレジットカード情報の入力は不要です。実際に購入する前に、さまざまな機能を試すことができます。

  2. 自分の役割に合わせて、以下のはじめてガイドをご参照ください。

  3. Zohoサービスの選定についてご不明な点がある場合は、無料でコンシェルジュにご相談いただけます。または、営業チームにメールでお問い合わせください(sales@zohocorp.com)。