Zoho CRMからのデータは、次の3つのコンバージョンの項目に送信されます:
こちらでは、見込み客がWebフォームから取得され、オフラインコンバージョンがGoogle 広告に送信され、「見込み客から商談へ」のサイクルが完了する仕組みについて簡単に説明します。
活動
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結果
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潜在顧客が広告をクリックし、Webサイトにアクセスする。
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GoogleクリックID(GCLID)が生成されます。
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潜在顧客がWebサイト内を移動し、最終的にWebフォームに入力する。
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追跡コードは、広告をクリックしたときに生成されたGCLIDのデータを保持します。このデータはユーザーがWebフォームに入力するまで保持され、フォームに入力された詳細情報とともにZoho CRMに渡されます。
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「Web-to-見込み客」のWebフォームの場合、Zoho CRMで見込み客が作成されます。
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フォームの詳細がZoho CRMに送信されると、この詳細情報を使用して、新しい見込み客が追加されます。「Web-to-連絡先」のWebフォームの場合、連絡先が作成されます。データの[Google 広告情報]セクションは、見込み客の作成から約24時間後に更新されます。
Google 広告の
[ツール]
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[コンバージョン]
で、見込み客作成数がGoogle 広告のコンバージョン追跡名である
[Zoho CRM Leads/Contacts]
に追加されます。
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営業担当者が見込み客を評価してフォローアップし、商談(と連絡先)にコンバージョンします。
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Google 広告の
[ツール]
>
[コンバージョン]
で、見込み客の商談化数がGoogle 広告のコンバージョン追跡名である
[Zoho CRM Lead Qualification]
に追加されます。
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商談を受注すると、この商談のステージが「受注」に設定されます。
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Google 広告の
[ツール]
>
[コンバージョン]
で、商談受注金額がGoogle 広告のコンバージョン追跡名である
[Zoho CRM Sales]
に追加されます。
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3つの項目のデータ(
[Zoho CRM Leads/Contacts]、[Zoho CRM Lead Qualification]、[Zoho CRM Sales]
)は、事前に予約した時間に、24時間ごとに、Google 広告に送信されます。ただし、これが発生する時間は、すべてのユーザーにおいて標準ではありません。Google 広告連携がCRMアカウントに対して設定された時間に基づいているため、各ユーザーがアカウントを設定した時間に応じて異なります。
見込み客の作成、見込み客の評価、または売上の発生時に、コンバージョンデータがGoogle 広告に送信される際、CRM内の一部のデータが考慮されないことがあります。これは、データがごく最近のものであり、処理されないためです。Google 広告でクリックの詳細を処理するには、広告のクリック後4~6時間かかります。したがって、Zoho CRMが広告クリックの詳細を取得するのは、クリックから約6~8時間後と考えるのが理想的です。
Google 広告には、2種類の計測オプションがあります:
例:
デジタルマーケティング会社を運営しているとします。この会社のサイトには、提供するサービスごとに異なるWebフォームがあります。広告がどの程度これらのWebフォームへの入力を促進するかを確認したいと思っています。現在、広告ではWebデザインとソーシャルメディアマーケティングサービスを宣伝しています。
あるユーザーが広告をクリックして、WebデザインのWebフォームにそれぞれ異なる要件で2回入力します。同じユーザーが、ソーシャルメディアマーケティングサービスのWebフォームに3回入力します。このときも、毎回異なる値を入力します。
場合によっては、コンバージョンデータがこれらの項目に送信されないことがあります。以下のような例が挙げられます。
コンバージョンのインポートエラーは、[Google 広告]タブで、CRMのデータの詳細とともに追跡できます。各データの入力は7日間のみ有効です。これらの詳細は、
[Google 広告情報]
セクションの個別のデータでも確認できます。
オフラインコンバージョンのインポートエラーを表示するには
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