セグメントの作成
セグメントの作成
セグメントを作成することで、同じ特徴を持つ取引先を分類できます。作成するにあたっては、分類方法として条件を指定します。セグメントを作成するには、以下の手順を実施します。
- セグメントのページで［新しいセグメント］をクリックし、セグメントの名前を入力します。
- セグメントを作成する対象のタブを選択します（例：取引先、連絡先、商談など）。
- セグメントの種類（静的／動的）を選択します。動的を選択した場合は、セグメントの更新間隔を指定します。
- 作成方法（個別／子）を選択します。子を選択した場合は、親を選択します。
- セグメントの条件として、いずれかの分類方法（RMF、企業統計、エンゲージメント、顧客の声分析、レコメンド、他の取引先の項目）を指定します。
- セグメントの条件としてその他のZoho CRMの項目を指定した場合、Zoho CRMの［取引先］タブから任意の項目を選択します。カスタム項目を選択することもできます。
- 必要に応じて、条件を複数組み合わせることもできます。
- セグメントの条件としてRFMを指定した場合、設定されているラベルまたは指標値（R／最新購入日、F／購入頻度、M／購入金額）に基づいて2件のセグメントの取引先を選択します。
- セグメントの条件として企業統計を指定した場合、設定されているラベルに基づいて2件のセグメントの取引先を選択します。
新しく作成したセグメントをスマートフィルター機能のフィルター条件として使用することもできます。 なお、セグメントをスマートフィルターで使用できないように設定することも可能です。この設定内容はいつでも変更できます。
セグメントの詳細情報は、ABMのウィジェットで確認できます。
利用例
ABMの設定が完了した状態で、次にセグメントを作成する方法について例を挙げて説明します。
前提条件
タブの関連付け、全体条件の設定、セグメント条件（分類方法）が選択されおり、ABMの設定が完了しているものとします。
手順
今後一か月間において、データの更新が必要な取引先を分類するセグメントを作成します。
セグメントの設定手順は、以下のとおりです：
- 画面左側のメニューから［セグメント］をクリックします。
- 画面右上の［新しいセグメント］をクリックします。
- 新しいセグメントの作成画面で、次の詳細情報を入力します。
- 件名：セグメント名を入力します。この例の場合、「更新が必要な取引先」と入力します。
- 種類：セグメントを作成するにあたって、親または子を選択します。子のセグメントを作成する場合、ドロップダウンから親のセグメントを選択します。
- 種類：静的または動的のいずれかを選択します。
- ［次へ］をクリックします。
- ［条件を追加する］をクリックします。
- 新しいセグメントに適用する条件（分類方法）を選択します。
- RFMを選択した場合、ラベルまたは値に基づいて取引先を分類できます。
- ラベル：セグメントの条件に追加するラベルを選択します。
- 値：R（最新購入日）、F（購入頻度）、M（購入金額）の各値を設定します。
- ［完了する］をクリックします。
- 企業統計を選択した場合、セグメントに含めるラベルを選択し、［完了する］をクリックします。
- その他のZoho CRMの項目を選択した場合、Zoho CRMの項目を選択し、条件を設定します。
- ［セグメントを作成する］をクリックします。
セグメントの準備が完了するまで時間がかかる場合があります。
セグメントの準備が完了し、［更新する］をクリックすると、作成したセグメントが表示されます。
作成後：セグメントに登録されている取引先数の合計、セグメントの売上の合計、パイプライン上の売上などの情報を確認できるようになります。また、セグメントをクリックし、その他の詳細情報を確認することも可能です。
セグメントの編集
セグメント名の変更や条件の更新など、いつでもセグメントを編集できます。条件を編集すると、新しく設定した条件が適用され、セグメント内の取引先の一覧が更新されます。
メモ：セグメントの種類（静的／動的）を編集することもできます。変更内容を保存すると、セグメント内の取引先の一覧が更新されます。動的なセグメントの場合、設定されている日時の間隔に基づいて取引先の一覧が繰り返し更新されます。
セグメントの削除
セグメントを削除できます。削除するには、［削除する］ボタンをクリックし、確認画面で操作を確定します。
親のセグメントを削除すると、関連付けられているすべての子のセグメントも削除されます。
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