Zoho Creator連携により、アプリケーション、フォーム、ビューを作成して、Zoho CRMのカスタムタブにフォームを関連付けることができます。
カスタムタブは、次の2種類の方法で作成できます。
-
作成
- Zoho CRM内でZoho Creatorアプリケーション、フォーム、ビューを作成して、カスタムタブを作成できます。フォームはタブに関連付けられ、ビューはタブに表示されます。
-
インポート
- Zoho Creatorから既存のアプリケーションを、Zoho CRMからフォームとビューをインポートして、カスタムタブを作成できます。フォームはタブに関連付けられ、ビューはタブに表示されます。
利用条件
必要な権限
(Zoho CRMアカウントに関連付けられている)Zoho Creatorアカウントの所有者であるユーザー。
Zoho CRM では、
最大10件までのカスタムアプリ
を作成できます。
アプリケーションの作成
アプリケーションを作成するには
-
[設定]
>
[設定]
>
[マーケットプレイス]
>
[Zoho]
>
[カスタムアプリの作成]
をクリックします。
-
[カスタムアプリ]
ページで、
[アプリケーションの作成]
をクリックします。
-
[作成]
ページで、6つの手順に従って、カスタムタブを作成します。
Zoho CRMアカウントを使用しているユーザーが1人だけの場合は、
3つの手順(手順1、2、6)
が表示されます。
Zoho Creatorアプリの作成には、次の6つの手順を実行します:
手順1 - カスタムタブの作成
最初の手順では、アプリケーション、フォーム、CRMタブ、タブグループの名前を設定します。
-
[アプリケーション名]
ボックスに、Zoho Creatorアプリの名前を入力します。
-
[フォーム名]
ボックスに、フォームの名前を入力します。
-
[カスタムタブ名]
ボックスに、CRMカスタムタブの名前を入力します。
フォームは、このCRMカスタムタブにリンクされます。
-
チェックボックスをオンにして、カスタムタブを
[タブグループ]
に関連付けてください。次の操作を実行できます。
-
選択リストから、既存の
タブグループ名
を選択します。または、
-
リストから
[タブグループの作成]
を選択して、新しいグループ名を入力します(
関連項目:
タブグループ
)。
-
[次へ]
をクリックします。
アプリケーションとフォームが作成され、フォームがこのアプリケーションに関連付けられます。
手順2 - アプリの作成
この手順では、必要に応じてフォームを作成し、フォームのビューを作成します。
-
フォームの
基本項目
をドラッグ&ドロップします。
-
詳細セクション
から、
Zoho CRM項目
をドラッグ&ドロップします。
-
[Zoho CRMの追加]
ウィンドウで、
[ラベル名]
を入力します。
-
選択リストから、Zoho CRM
[タブ]
を選択します。
-
必要に応じて他の設定を行い、
[完了]
をクリックします。
-
[ビュー]
>
[新規ビュー]
をクリックして、フォームのビューを作成します。
-
[次へ]
をクリックします。
メモ
-
Zoho Creatorの個人用無料プラン
では、フォーム作成時に
[Zoho CRM]
項目は使用できません。ただし、Zoho CRMアカウントで
[Zoho Creator連携]
が有効な場合、Zoho CreatorのプランにかかわらずZoho CRM項目をフォームに追加できます。
手順3 - 開発者の追加
Zoho Creatorにおける
開発者
とは、(権限に基づき)管理者のワークスペースで共有されているアプリケーションにアクセスして編集でき、さらに管理者のワークスペースでアプリケーションを作成できるユーザーを指します。1個のアプリケーションに複数の開発者は追加できません。アプリケーションへの開発者の追加は任意です。
この手順では、Zoho CRM内で作成したアプリケーションに開発者を追加します。
-
選択リストから、
[アプリケーション開発者]
を選択します。
選択リストには、すべてのZoho CRMユーザーが表示されます。
-
[次へ]
をクリックします。
手順4 - タブレベルの権限
この手順では、カスタムタブをCRM権限と共有できます。選択した権限を持つユーザーのみが、タブとそのCreatorビューを表示できます。ここでのセクションは、CRMユーザーと共有できるフォームのビューを指しています。
-
CRM権限のチェックボックスをオンにします。
初期設定では、管理者権限と開発者権限が選択されています。
-
[次へ]
をクリックします。
手順5 - Zoho CRMユーザーとのZoho Creatorビューの共有
この手順では、CRMアカウントのユーザーとフォームビューを共有できます。
-
ビューを共有するユーザーのチェックボックスをオンにします。
-
[保存して次へ]
をクリックします。
メモ
-
ビューをユーザーと共有する場合、Creatorアカウントに追加できる合計ユーザー数を超えないようにしてください。
-
Zoho CRMユーザーは、Zoho Creatorで定義された権限に基づき、ビュー内のデータを追加/編集/削除できます。
手順6 - 関連ビューの有効化
カスタムアプリのデータを、初期設定のCRMタブに関連付けることもできます。たとえば、見込み客または連絡先を訪問したときに発生した出張費を関連付ける場合、このオプションを使用して簡単にリンクできます。
-
[関連リストの追加]
をクリックします。
-
関連リスト
の名前を入力します。
-
関連リストを追加する
[タブ]
を選択します。
-
CRMとカスタムアプリをリンクするために使用できる項目をマッピングします。
-
リストに表示する列を選択します。
-
[保存]
をクリックします。
メモ
-
カスタムアプリを削除しても、関連リストはタブからすぐに自動削除されません。[詳細ビュー]から、手動でカスタム関連リストを削除してください。詳細については、
カスタム関連リストの削除
をご参照ください。
アプリケーションのインポート
アプリケーションをインポートするには
-
[設定]
>
[設定]
>
[マーケットプレイス]
>
[Zoho]
>
[カスタムアプリの作成]
をクリックします。
-
[カスタムアプリ]
ページで、
[Zoho Creatorからアプリをインポート]
をクリックします。
-
[インポート]ページ
で、4つの手順に従って、カスタムタブをインポートします。
Zoho CRMアカウントを使用しているユーザーが1人だけの場合は、
2つの手順(最初の2つの手順)
が表示されます。
Zoho Creatorアプリのインポート
手順1 - Creatorアプリのインポート
最初の手順では、アプリケーション、フォーム、CRMタブ、タブグループの名前を選択します。
-
[アプリケーション名]
選択リストで、アプリケーションを選択します。
ここには、作成済みのアプリケーションのみが表示されます。
-
[フォーム名]
選択リストで、フォームを選択します。
ここでは、アプリケーションに作成済みのフォームのみが表示されます。
-
[カスタム
タブ名]
ボックスに、CRMカスタムタブの名前を入力します。
フォームは、このCRMカスタムタブにリンクされます。
-
チェックボックスをオンにして、カスタムタブを
[タブグループ]
に関連付けます。次の操作を実行できます。
-
選択リストから、既存の
タブグループ
を選択します。または、
-
リストから
[タブグループの作成]
を選択して、新しいグループ名を入力します。
-
[次へ]
をクリックします。
手順2 - フォームのカスタマイズ
この手順では、必要に応じてフォームを作成し、フォームのビューを作成します。
-
フォームの
基本項目
をドラッグ&ドロップします。
-
詳細セクション
から、
Zoho CRM項目
をドラッグアンドドロップします。
-
[Zoho CRMの追加]
ウィンドウで、
[ラベル名]
を入力します。
-
選択リストから、Zoho CRM
[タブ]
を選択します。
-
必要に応じて他の設定を行い、
[完了]
をクリックします。
-
[ビュー]
>
[新規ビュー]
をクリックして、フォームのビューを作成します。
-
[次へ]
をクリックします。
メモ
-
Zoho Creatorの個人用無料プラン
では、フォーム作成時に
[Zoho CRM]
項目は使用できません。ただし、Zoho CRMアカウントで
[Zoho Creator連携]
が有効な場合、Zoho CreatorのプランにかかわらずZoho CRM項目をフォームに追加できます。
手順3 - タブレベルの権限
この手順では、カスタムタブをCRM権限と共有できます。選択した権限を持つユーザーのみが、タブとそのCreatorビューを表示できます。
-
CRM権限のチェックボックスをオンにします。
-
[次へ]
をクリックします。
手順4 - Zoho CRMユーザーとのZoho Creatorビューの共有
この手順では、CRMアカウントのユーザーとフォームビューを共有できます。
-
ビューを共有するユーザーのチェックボックスをオンにします。
-
[保存]
をクリックします。
メモ
-
ビューをユーザーと共有する場合、Zoho Creatorアカウントに追加できる合計ユーザー数を超えないようにしてください。
-
Zoho CRMユーザーは、Zoho Creatorで定義された権限に基づき、ビュー内のデータを追加/編集/削除できます。
手順5 - 関連ビューの有効化
カスタムアプリのデータを、初期設定のCRMタブに関連付けることもできます。たとえば、見込み客または連絡先を訪問したときに発生した出張費を関連付ける場合、このオプションを使用して簡単にリンクできます。
-
[関連リストの追加]
をクリックします。
-
関連リスト
の名前を入力します。
-
関連リストを追加する
[タブ]
を選択します。
-
CRMとカスタムアプリをリンクするために使用できる項目をマッピングします。
-
リストに表示する列を選択します。
-
[保存]
をクリックします。
メモ
-
カスタムアプリを削除しても、関連リストはタブからすぐに自動削除されません。[詳細ビュー]から、手動でカスタム関連リストを削除してください。詳細については、
カスタム関連リストの削除
をご参照ください。
開発者の再割り当て
Zoho Creator連携を使用すると、Zoho CRM内で作成されたアプリケーションの開発者を追加または削除できます。
利用条件
必要な権限
(Zoho CRMアカウントに関連付けられている)Zoho Creatorアカウントの所有者であるユーザー。
開発者を追加または削除するには
-
[設定]
>
[設定]
>
[マーケットプレイス]
>
[Zoho]
>
[カスタムアプリの作成]
をクリックします。
-
[Zoho Creator連携]
ページで、
[開発者の再割り当て]
をクリックします。
-
[カスタムアプリ]ページの
[開発者の再割り当て]
で、次の手順を実行します:
-
[更新]
をクリックします。
カスタムタブの削除
管理者は、Creator連携を使用して作成したカスタムタブを削除できます。カスタムタブを削除しても、Zoho Creatorアカウントから関連するアプリケーション、フォーム、ビューは削除されません。ユーザーに付与されたアプリケーションへのアクセス権限についても同じです。
カスタムタブを削除するには
-
[設定]
>
[設定]
>
[マーケットプレイス]
>
[Zoho]
>
[カスタムアプリの作成]
をクリックします。
-
[カスタムアプリ]
ページで、対応するカスタムタブの
[削除]
リンクをクリックします。
Creatorフォームのカスタマイズ
作成したZoho Creatorフォームは、後でZoho CRMから変更できます。フォーム項目を追加または削除したり、フォームのビューを作成したりできます。
フォームをカスタマイズするには
-
[設定]
>
[設定]
>
[マーケットプレイス]
>
[Zoho]
>
[カスタムアプリの作成]
をクリックします。
-
[カスタムアプリ]
ページで、該当するカスタムタブの[フォームのカスタマイズ]リンクをクリックします。
-
[アプリの作成]
ポップアップウィンドウで、必要に応じてフォームを変更し、ビューを追加します。
-
[完了]
をクリックします。
カスタムタブ設定の編集
カスタムタブ設定は、いつでも編集できます。編集では、次の操作を実行できます:
-
アプリケーション名、フォーム名、タブ名の変更
-
フォームとビューの変更
-
カスタムタブのZoho CRM権限との共有
-
Zoho CreatorビューのZoho CRMユーザーとの共有
カスタムタブ設定を編集するには
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[設定]
>
[設定]
>
[マーケットプレイス]
>
[Zoho]
>
[カスタムアプリの作成]
をクリックします。
-
[カスタムアプリ]
ページで、編集するカスタムタブの
[編集]
リンクをクリックします。
-
[編集]ページ
で、4つの手順に従って、詳細情報を編集します。
Zoho CRMアカウントを使用しているユーザーが1人だけの場合は、
2つの手順(最初の2つの手順)
が表示されます。
-
[保存]
をクリックします。
関連情報