Zoho CRM内のデータには、「タグ」と呼ばれる短いテキストを関連付けることで、識別しやすくすることができます。タグによって、データの検索/分類/抽出/並べ替えが効率的に行えるようになります。タグには、キーワードや特記事項などの付加情報がよく使用されます。たとえば、優先的に対応すべき見込み客データがある場合、該当のデータに[優先対応]というタグを付けることで、すぐに抽出して対応しやすくなります。
タグは、タブ(データの種類)ごとに設定します。各タブの要件に応じてタグを追加して管理できます。また、タグは通常、組織内で共有され、組織内のすべてのユーザーが利用できます。
タグにより、データの分類や整理がしやすくなります。タグが役立つ例は、次のとおりです。
タグは組織内で共有され、同じ組織内のすべてのユーザーがすべてのタグを利用できます。なお、組織で作成できるタグの数には上限があります。これは、データに関連付けるタグが多すぎて重複したり、煩雑になったりすることを防ぐための仕様です。Zoho CRMの各プランで、データ/タブごとに作成できるタグの数の上限は、次の表のとおりです。
プラン |
データごとのタグ数 |
タブごとのタグ数 |
スタンダード |
5件 |
20件 |
プロフェッショナル |
10件 |
60件 |
エンタープライズ |
10件 |
100件 |
アルティメット |
10件 |
200件 |
Zoho CRMでは、必要に応じて、ユーザーの操作権限をきめ細やかに設定できます。タグについても、他の機能と同様に操作権限を設定することが可能です。
具体的には、[タブの権限]設定で、ユーザーにどのタブにおけるタグの権限を許可するかを設定できます。
タグの権限を設定するには、次の手順を実行します。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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