Zoho CRMでは、複数のデータ間をクリック1回で簡単に移動できます。1ページに表示するデータ数を変更することも可能で、必要に応じて表示件数を増やすことができます。これらの機能により、目的のデータに迅速に移動することが可能です(関連情報:データ間の移動)。
データ間の移動には、次の2種類の操作を利用できます。
ページ間の移動の操作では、データの一覧において、表示中のページからその前後のページに移動できます。また、1ページに表示するデータ数を選択できます。なお、1ページに表示できるデータ数は、 Zoho CRMのプランに応じて異なります。
データ間の移動の操作では、データの詳細ページにおいて、表示中のデータからその前後のデータに移動できます。
Zoho CRMのタブ内に大量のデータがある場合、特定のデータを見つけ出すのに、一覧をすべて確認するのでは時間がかかってしまいます。データの検索機能を使用すると、手間をかけずに、対象のデータをすばやく見つけられます (関連情報:データの検索)。
Zoho CRMでは、次の2通りの方法でデータを検索できます。
画面上部の検索欄に情報を入力すると、すべてのタブから一致するデータをまとめて検索できます。検索結果はタブごとに分類されて、表示されます。また、検索結果から、特定のタブのデータのみを抽出して表示することも可能です。
データの一覧で詳細フィルターを使用することで、指定した条件に一致するデータのみを抽出して、一覧に表示できます。
Zoho CRMでは、さまざまな経路から取得したデータを、その種類ごとに分けてタブに管理できます(例:見込み客/連絡先/商談/見積書タブ)。データは、手動での追加/インポート/Webフォーム/API/外部連携などのさまざまな方法で追加できます。
(関連情報:Zoho CRMの標準タブと標準項目)
Zoho CRMのタブで詳細を入力することで、データを1件ずつ追加できます。データを個別に作成するには、次の2通りの方法があります。
データを個別に作成するには
データを複製するには
一度に大量のデータを追加する必要がある場合、インポート機能を活用することで、一括で追加できます。たとえば、展示会でたくさんの名刺交換をする、外部サイトに掲載した広告から獲得した見込み客のリストをダウンロードする、商品の案内が可能な顧客のリストを別の部門から入手する、他のシステムからZoho CRMにデータを移行する、などの状況はよくあります。このような場合に、データが保存されているファイルからZoho CRMにデータをまとめて取り込むことができます。Zoho CRMでは、次の2通りの方法でデータをインポートできます。
データのインポートには、インポート操作の権限が必要です。権限がない場合、タブのデータの一覧ページに、データのインポート操作のメニューは表示されません。
関連情報: データのインポート)
Zoho CRMでは、Webフォームを使用して、Webサイトの訪問者が入力した情報を自動で取り込むことができます。これにより、Webフォームから取得したデータを転記したりインポートしたりする作業を省けます。 Webフォーム機能は、[見込み客]、[連絡先]、[問い合わせ]、カスタムタブで利用できます。以下のようなさまざまな活動に役立ちます。
Webフォームの利用例:
データの担当者の変更機能を使用すると、データの担当者を別のユーザーに変更できます。また、該当のデータに関連付けられている連絡先/未完了の活動/未完了の商談のデータのうち、同じ担当者のデータについても、あわせて担当者を変更できます。
データの担当者を変更する際には、次の点にご注意ください。
データの担当者を個別に変更するには
データの担当者を一括で変更するには
データの詳細を印刷形式で表示し、Webブラウザーの印刷機能を使用して印刷できます。また、タブのデータの一覧ページから、データの一覧を印刷することも可能です。データの詳細を印刷する場合、データの印刷に使用するテンプレートのカテゴリーを、メールテンプレート、差し込み文書テンプレート、各種書類テンプレートから選択できます。
データの詳細を印刷するには
データの一覧を印刷するには
不要なデータは削除することで、データを管理しやすくなります。データは、個別または一括で簡単に削除できます。
データを個別に削除するには
データを一括削除するには
削除したデータは、60日間はごみ箱で保管されます。期限内であれば、データを復元できます。
削除したデータを復元するには
管理するデータが多くなるにつれ、データが重複してしまう場合があります。データを整理するために、重複データを検索して統合(名寄せ)できます。重複データの統合には、次の2種類の機能を利用できます。
あるユーザーの担当するデータを別の担当者にまとめて引き継ぐ場合、データの担当者の一括変更機能が便利です。データの担当者を一括変更するには、各タブの担当者の一括変更の権限が必要です。
データの担当者を一括変更するには
複数のデータをまとめて削除できます。データを一括削除するには、各タブの一括削除の権限が必要です。
データを一括削除するには
特定の項目について、複数のデータの値を一括で更新できます。複数のデータを一括更新するには、対象のタブの一括更新の権限が必要です。
データを一括更新するには
データの一覧から一括更新するには
データに対して行われる操作には、さまざまなものがあります。対象データの内容を直接的に編集する操作の他に、関連データの追加や更新などの操作もあります。たとえば、メモの追加、タスクの完了、メールの送信などです。通常、データ自体の[更新日時]には、対象データの編集/更新のみが反映されます。一方、このような関連データに対する操作も含めた最新の更新日時は、各データの[最新の更新日時](最新の操作日時)項目に表示されます。この項目の値は、一定期間更新されなかったデータや最近操作が行われたデータを、一覧やレポートで抽出するための条件の設定に使用できます。
最新の更新/操作日時に反映される操作の内容:
最新の更新/操作日時に反映されない操作の内容:
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。