Zoho CRMでは、次の2通りの方法で価格表データを作成できます。

• 価格表データの個別作成：1件ずつ価格表の情報を入力することで、価格表データを個別に作成できます。
• 価格表データのインポート：CSV／XLS形式のファイルをインポートすることで、複数の価格表データを一括で作成できます。

価格表データの個別作成

価格表データを個別に作成するには、次の2通りの方法があります。

• 新しい価格表データの作成画面で詳細を入力する
• 既存の価格表データを複製して必要な変更を加える

価格表データを個別に作成するには

1. ［価格表］タブで、［価格表を作成］をクリックします。
2. 価格表の作成画面で、価格情報を入力します（関連情報：標準項目）。
3. ［保存する］をクリックします。

価格表データを複製して必要な変更を加えるには

1. ［価格表］タブで、複製するデータをクリックします。
2. ［価格表の詳細］ページで、（その他の操作）アイコンをクリックして、メニューから［複製する］を選択します。
3. 価格表の複製画面で、必要な詳細を変更します（関連情報：標準項目）。
4. ［保存する］をクリックします。

割引体系の設定

価格表データの作成時際に、必要に応じて割引体系を選択できます。割引体系には次の3種類があります。

• 割引なし
• 固定割引
• 変動割引

割引なしの割引体系を設定するには

1. ［価格表］タブで、［価格表を作成］をクリックします。
2. 価格表の作成画面で、［価格表名］を入力します。
3. ［割引体系］のドロップダウンから、いずれかの価格体系を選択します。
   初期設定では、価格体系は選択されていません。
4. ［保存する］をクリックします。

固定割引または変動割引の割引体系を設定するには

1. ［価格表］タブで、［価格表を作成］をクリックします。
2. 価格表の作成画面で、［価格表名］を入力します。
3. ［割引体系］のドロップダウンから、固定割引か変動割引のいずれかを選択します。
4. ［価格の詳細］セクションで、［開始範囲］、［終了範囲］、［ 割引（％）］ を入力します。
5. 必要に応じて［追加する］をクリックして、範囲と割引内容をさらに入力します。
6. ［保存する］をクリックします。

固定割引と変動割引の比較は、次の表のとおりです。

価格表データと他データとの関連付け

価格表データに関連するさまざまな種類のデータを関連付け、すべての詳細情報をまとめて表示できます。価格表の詳細ページでは、以下の詳細情報を関連付けることができます。

• 商品：商品データを追加できます。
• 添付：ドキュメントや画像などのファイルを添付できます。

商品の販売価格の更新

価格表内の販売価格は、個別に更新するか、インポート機能を使用して一括更新することが可能です。

販売価格を個別に更新するには

1. ［価格表］タブをクリックします。
2. 対象の価格表データを選択します。
3. ［商品］の関連リストで、対象の商品の上にカーソルを合わせ、鉛筆（編集）アイコンをクリックします。
   
4. 販売価格の編集画面で、新しい価格を手動で入力します。
   
5. ［販売価格を保存する］をクリックします。

インポート機能を使用して販売価格を一括更新するには

1. ［価格表］タブをクリックします。
2. 販売価格を更新する価格表データを選択します。
3. ［商品］の関連リストで、［販売価格をインポート］リンクをクリックします。
   
4. 商品データのインポート画面で、新しい販売価格が設定されているファイルを選択します。
   
5. 使用できるファイル形式は、XLS、XLSX、CSV、VCFです。
6. ［商品の検索条件］の値として、［商品名］または［商品ID］を選択します。
7. 項目の関連付けを設定し、［インポートする］をクリックします。
   
   
   ［インポートの概要］ が表示されます。
   
   価格表データの表示価格が更新されます。インポートした表示価格は、［商品］関連リスト内の該当の商品データの表示価格に反映されます。