自動メール送信機能は、さまざまな場面で役立ちます。具体的な利用例を以下にご紹介します。

利用例

ある会社で販売しているソフトウェアに見込み客が興味を示し、30日間の無料試用版にユーザー登録したとします。この見込み客への対応としては、適切な内容のメールを送信し続けて製品への興味・関心を高めてもらうこと、商談化や受注につながるよう継続的にフォローアップすることが必要です。このような段階的なコミュニケーションには、自動メール送信機能が役立ちます。

自動メール送信の流れ

• Webサイトの訪問者がフォームに詳細情報を入力して送信し、製品の30日間無料の試用版にユーザー登録します。
• ユーザー（Webフォームの送信者）に対して、Webフォームに設定された自動返信メールが送信されます。 
• ユーザーの詳細情報が、Zoho CRMの［見込み客］タブの一覧に表示されます（例：［今日登録した見込み客］の一覧）。
• ユーザー（見込み客）に対して、自動メール送信が開始します。

• 1日目：「製品の試用にあたって」のメールが自動送信されます。
• 2日目：「サポート情報と窓口」のメールが自動送信されます。
• 5日目：「最新機能の活用例」のメールが自動送信されます。
• 15日目：「限定割引クーポン」のメールが自動送信されます。
• 25日目：「試用期限のお知らせ」のメールが自動送信されます。

自動メール送信の設定手順

1. 対象のタブをクリックします（上記の例では［見込み客］）。
2. データ一覧ページで、右上にある［処理］をクリックし、表示されたメニューから［自動メール送信］を選択します。
3. 自動メール送信の一覧ページで、［自動メール送信を設定する］を選択します。
4. ［新しい自動メール送信設定］のページで、次の手順を実行します。
   
   • 自動メール送信の［名前］を入力します。
   • ［担当者］に、データの担当者を選択します。
   • ［データ一覧］で自動送信メールの対象者（受信者）の一覧を選択します。
   • 自動メール送信を保存する［フォルダー］を選択します。
   • ［繰り返し］を選択し、詳細を入力します（入力項目については、以下の表をご参照ください）。
5. ［保存する］をクリックします。

上記の利用例について、自動メール送信の作成時に設定した項目とその内容は、以下の表のとおりです（注：英語表記です）。