一般的な組織では、役職に応じた階層構造がとられており、役職に応じてデータへのアクセス権限が設定されます。Zoho CRMの組織アカウントでは、役職による階層、または直属の上司による階層の2通りの階層設定が可能です。設定の[組織設定]のメニューで、いずれかの階層設定を選択できます。
なお、どちらの階層設定でも、役職を設定して個々のユーザーに割り当てる必要があります。ユーザーに割り当てることができる役職は1件のみです。
役職による階層
:この階層設定では、ユーザーの役職に基づいてデータへのアクセス権限が設定されます。上位の役職のユーザーは、下位の役職のユーザーのデータを表示できます。たとえば、ある会社では、下図のように階層構造が設定されているとします。この例では、CEOまたは組織管理者は、組織全体のデータを表示できます。また、営業マネージャーは、すべての営業担当者のデータを表示できます(
関連項目:
役職の管理
)。
直属の上司による階層
:この階層設定では、役職による階層とは異なり、人(上司)によって階層を設定します。各ユーザーに対して、上司のユーザーを個別に指定します(上位の役職のユーザーの中から選択します)。上司として指定されたユーザーは、自分の部下のユーザーのデータにアクセスすることが可能になります(
関連項目:
直属の上司による階層
)。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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