利用例に基づいて、ブループリントの設定方法を具体的に見てみましょう。
ブループリントの設計は、プロセス内の各ステージを順番に作成し、組み立てていく作業です。ブループリントの主な構成要素は、[状態]と[遷移]です。
ブループリントにおいて、全体のプロセスの中でデータがたどっていく段階(ステップ、ステージ、フェーズなど)を、[状態]と呼びます。
上記の例では、この企業がZoho CRMで管理する商談は、案件化、要件確認、価格交渉、契約調整のステージを経て、受注/失注に至ります。商談タブに対してブループリントを設計する場合、商談の各ステージを[状態]として設定します。
ブループリントの編集画面で、[使用できる状態]の一覧から、各ステージに対応する状態をドラッグ&ドロップで追加することで、業務の流れ図(フローチャート)を作成できます。
ブループリントにおいて、2つの状態間の移行の流れ(連結部分)を[遷移]と呼びます。[遷移]には、データをある状態から別の状態に移行するために必要な条件や処理を設定できます。上記の例では、商談データを[提案]のステージから[見積り]のステージに移行するために必要な条件と処理を、[見積書の送付]という[遷移]に設定できます。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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