設定が完了すると、条件を満たすデータにブループリントが適用されます。また、指定された遷移の担当者はそれぞれの遷移を実行できるようになります。
担当者はプロセスを進めるために、プロセスにおいて処理待ちになっている自分のデータを把握する必要があります。
ブループリントを適用中のデータ(処理待ちのデータ)にアクセスするには
データに対して適用中のブループリントを表示するには
留意事項として、データにブループリントが適用されると、ブループリントの設定で使用した項目はロックされ、編集できなくなります。たとえば、[ステージ]項目を使用して、商談の対応プロセスの流れを表すブループリントを設定したとします。データにブループリントが適用されると、ブループリントが終了するまで、[ステージ]項目を手動で更新できなくなります。
ブループリントの適用条件を満たすデータに対しては、該当のブループリントの設定に応じた処理が適用されます。なお、ブループリントを通じた処理は、Zoho CRMのWebアプリ(ブラウザー)とモバイルアプリで実行可能です。
データの詳細ページには、データの現在の状態と、その状態で実行可能な遷移が表示されます。遷移を実行するには、遷移の処理の実行ボタンをクリックします。
関連情報:ブループリントの設計
遷移の担当者は、遷移の処理の実行ボタンをクリックして、ブループリントを実行できます。
各ボタンをクリックすると遷移用のフォーム画面が表示され、ブループリントで指定された処理(メモの追加、項目の更新など)の実行が求められます。たとえば、[契約調整]ボタンをクリックすると、遷移の担当者は、ブループリントの[遷移中]の設定で指定された必須項目の入力を求められます。
遷移の実行時の留意事項は、次のとおりです。
Zoho CRMのWebアプリで設定したブループリントの処理は、モバイルアプリでも実行できます。たとえば、商談のために顧客を訪問し、商談のステージが[見込み精査]から[契約調整]に進んだとします。この場合、アプリを使用して外出先で商談のステージを更新することも可能です。
アプリを使用してブループリントを実行するには
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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