Incentives for Zoho CRMの概要

Incentives for Zoho CRMの概要

Incentives for Zoho CRMは、計画から支払いまで、手数料に関する一連の業務を効率化するインセンティブ付与の自動化ツールです。営業責任者は、手数料プランの作成、承認の管理、返還処理を、シンプルで柔軟に設定できる自動化機能を使って行えます。これにより、正確な支払い、状況の把握、営業チームの意欲向上につなげることができます。

この機能へのアクセスに必要な権限:Incentives/パートナーの手数料

利用可能なプラン:エンタープライズプラン、アルティメットプラン、Zoho CRM Plus、Zoho Oneエンタープライズプラン

メモ:Incentives for Zoho CRMを利用するには、組織でZoho CRMの新しい操作画面を使用している必要があります。

機能の上限:


Incentives for Zoho CRMは、段階的に提供されています。

手数料とビジネスにおける重要性

手数料やインセンティブとは、事業の成長や売上に直接貢献した従業員(主に営業担当者)の成果を評価し、報いるために、給与とは別に支給する報酬です。

手数料を支給する理由

価値のある商品を取引する営みは、文明の始まりとともに存在してきました。技術の進歩によって顧客の獲得は大きく効率化されましたが、見込み客への働きかけ、顧客への転換、営業プロセスを通じた関係の維持、顧客のライフサイクル全体での継続的な関係構築には、今も多くの課題と競争があります。
こうした課題の中でも成果を伸ばし、従業員が負ったリスクや達成した結果を評価し、事業の成果を分かち合うには、手数料を支給する仕組みを整えることが重要です。

競争力のある手数料制度には、次のような効果があります。
  1. 従業員の意欲向上
  2. 個人の実績と事業目標の連動
  3. 公平性を保ちながら市場水準に合わせた報酬の実現
  4. 競合他社への社内人材の流出の抑制
  5. 貢献度の高い人材の定着
  6. 成果を重視する組織文化の継続的な強化

手数料を支給する仕組みは、競争の激しい市場で売上を伸ばすための有効な施策になります。一方、適切な手数料制度を設計するには、さまざまな課題があります。

手数料制度の設計における課題

手数料は担当者の給与に報酬を上乗せするだけの仕組みに見えるかもしれませんが、実際はそれほど単純ではありません。手数料制度は、すべての従業員や業務に同じ条件を適用すればよいものではありません。

手数料の構造は、主に3つの要素から、それぞれ異なる程度の影響を受けます。

これらすべての要素を考慮した手数料制度を設計するには、次の要件を満たす仕組みが必要です。
  1. 必要なデータを一元的に保持できること
  2. 対象となる従業員の手数料について、処理の開始、計算、支払いまでを自動化できること
  3. 事業目標に応じて手数料の構造を柔軟に調整できること
  4. 計算ミスや遅延を防ぎながら、手数料を支払えること
残念ながら、表計算シートだけではこれらの要件を満たせません。

売上が増えるにつれて、扱うデータも増加します。表計算シートでは、増え続けるデータに十分対応できません。どれほど高度な数式を使っても、取引条件の変更や返還処理まで安定して管理することは困難です。また、手数料の支払い件数が増えると手作業も大幅に増え、金額の誤りが発生する可能性が高まります。

理想的なのは、正確な情報を一元管理するZoho CRMと直接連携した仕組みです。

そこで活用できるのが、Incentives for Zoho CRMです。

Incentives for Zoho CRMは、Zoho CRM向けに構築された、ルールに基づくインセンティブ付与の自動化ツールです。
  1. Zoho CRMでは、見込み客や商談が営業プロセスを進んで受注に至るまでの情報と、その成果に貢献した営業担当者を確認できます。
  2. 商談の金額や履歴を利用することで、各営業担当者の貢献度と、その成果に至るまでの期間を把握できます。
  3. 購入や購入後の処理もZoho CRMで管理できるため、受注後に発生する取引条件の変更や返還処理に必要なデータもCRM内に保存できます。
 
Incentivesアプリでは、Zoho CRMのこれらのデータを利用して、組織の要件に合った正確な手数料の構造を従業員向けに設定できます。

Incentives for Zoho CRMの主な機能

手数料プラン
手数料データ

支払い